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旅行・観光の基本情報
ハワイの歩き方
年間を通じて温暖な気候に恵まれ、多くの島で構成されるハワイは、どの島も独自の魅力をもっている。定番の観光地といえばオワフ島だが、静かな自然を求めるならマウイ島やカウアイ島がおすすめ。エメラルドグリーンに輝く海をはじめ、豊かな文化や歴史が息づいている。大自然の神秘を感じたいなら、火山が生み出した壮大な景観を誇るハワイ島も見逃せない。「アロハスピリット」と呼ばれるおもてなしの心で訪れる人々を迎えてくれるハワイの人々、おいしいローカルフードやハワイアンミュージック、伝統的なフラダンスなど、すべてがハワイの魅力を彩っている。訪れるたびに新しい発見と感動が待っているハワイを、存分に味わってほしい。
オアフ島は、ハワイ諸島の中で最も賑やかで多様な顔をもつ島。ワイキキビーチの美しい白砂、ホノルルの都会的なエネルギー、ノースショアの荒々しい波、そして島内に点在する自然の宝庫。これらがひとつの島に凝縮されている。歴史的な遺産も多数あり、パールハーバーの戦跡やハワイ王国時代の遺跡も点在している。都会の便利さと自然の美しさを同時に味わえるオアフ島は、初めてハワイを訪れる人にもリピーターにも、魅力的な旅先となること間違いない。
マウイ島は、ハワイ諸島の中でも特に多彩な魅力をもつエリアだ。島の東側には「ハナへの道」として有名なドライブコースが広がり、道中では滝や熱帯雨林が見どころが続く。西側にはワイルクの歴史的な町並みが残り、オールドハワイの雰囲気を感じられる。また島の中央には、壮大なハレアカラ山がそびえ、山頂からは「一生に一度は見たい」といわれる日の出が楽しめる。さらに、冬にはホエールウオッチングのシーズンが到来し、海洋生物との出合いも期待できる。マウイ島は、自然と冒険、リゾートステイがバランスよく楽しめる至極のリゾート地だ。
ハワイ諸島の中で最も大きなハワイ島は、その広大な自然と多様な地形が特徴。火山が造り出したこの島は、まさに「生きた地球」を感じさせる場所だ。活火山キラウエアの溶岩が流れ出す姿は大自然の壮大なショーであり、ほかでは味わえない感動を与えてくれる。またハワイ島は黒砂、緑砂、白砂のビーチがあり、それぞれに違った魅力がある。星空観測で知られるマウナ・ケアの山頂では、世界有数の天文台が設置されていて、夜空に広がる無数の星々を眺める体験も特別だ。海に沈む夕日を眺めたり、ハワイアン文化に触れたりしながら、ハワイ島の多様な自然と文化が織りなす魅力をじっくりと味わおう。
カウアイ島は、「ガーデン・アイランド」という名で親しまれる、ハワイ諸島のなかで最も自然豊かといわれる島だ。オアフ島やマウイ島に比べると観光地としての開発は控えめだが、まさにそれがカウアイ島の魅力だといえる。ワイメア渓谷の壮大な景観やナ・パリ・コーストの断崖絶壁が続く海岸線など、息をのむような自然美があちこちに点在している。ハリウッド映画のロケ地としても名高く、『ジュラシック・パーク』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの名作もこの島で撮影された。アウトドアアクティビティも豊富で、ハイキングやカヤック、シュノーケリングなどが盛んだ。
ハワイを訪れたら、まずはビーチでのんびりと過ごしたい。オアフ島のワイキキビーチは有名だが、静かなひとときを楽しむならラニカイビーチやカイルアビーチもおすすめ。絵画のように美しい景色と穏やかな波が魅力で、真っ白な砂浜に寝転びながら波の音を聞きけば、日常の喧騒を忘れさせてくれるだろう。夕暮れ時には、空がオレンジ色に染まるサンセットを眺め、心が洗われるような時間を過ごしてほしい。ビーチでは、シュノーケリングやスタンドアップパドルボードに挑戦してみるのもおすすめだ。ハワイの透明度の高い海で海の生き物たちと触れ合う体験は、忘れられない思い出になるはず。
美しい景色だけではなく、豊かな食文化も魅力のひとつ。ハワイでは、新鮮なシーフードを使ったポケや、サイミン、ロコモコといった地元ならではの料理をぜひ味わってほしい。特に、朝食にはアサイーボウルがおすすめ。カフェやフードトラックで手軽に楽しめるこの一品は、アサイーという果実をベースに、バナナやベリー、グラノーラをトッピングしたヘルシーなボウルだ。また、コーヒー好きなら、ハワイ産のコナコーヒーは外せない。ハワイ島で栽培されるこのコーヒーは、独特のフレーバーとまろやかな味わいが特徴。地元のカフェで1杯楽しむことで、ハワイの風土を味覚で感じよう。
豊かな自然だけでなく、深い歴史と文化にも触れたい。オアフ島にあるイオラニ・パレスは、かつてハワイ王国の王が住んでいた場所。内部を見学すれば、当時の豪華な生活様式や歴史的背景を学ぶことができる。また、パールハーバーは、第二次世界大戦の歴史を知るうえで外せないスポット。戦艦アリゾナ記念館を訪ねれば、戦争の悲劇と平和の大切さを改めて考えさせられる。ハワイの歴史と文化を学べば、旅が一層深みを増し、ハワイをあらゆる角度から知ることができるだろう。
ハワイの大自然は、まさに地球の神秘を感じられる。特にハワイ島にあるハワイ火山国立公園は必見。ここでは、今も活動を続けるキラウエア火山を間近に見ることができ、溶岩が海へと流れ込む壮大な光景は息をのむ美しさ。また、夜には星空観察もおすすめ。ハワイの夜空は澄んでおり、満天の星が広がる。特にマウイ島のハレアカラの山頂では、地上の光が届かないため、天の川や流れ星を眺めるには絶好のスポットだ。大自然のなかで、宇宙の広さと地球の力強さを肌で感じる瞬間を体験しよう。
観光地のショッピングモールもいいが、ぜひローカルマーケットも訪れてほしい。特におすすめなのはKCCファーマーズ・マーケットやカカコア・ファーマーズ・マーケット。新鮮なフルーツや野菜、地元の工芸品が並び、地元の人々との交流も楽しめる。マーケットでは、パイナップルやマンゴーといったトロピカルフルーツをその場で食べたり、ハワイならではのおみやげを見つけることができる。ここでしか味わえない地元の雰囲気を感じながら、ハワイの生活に少しだけ触れてみるのも楽しい。忙しい旅の合間に、ゆったりとマーケットを散策してみてほしい。
ハワイ州
約1万6634.5平方キロメートル
約145万人
ホノルル
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教。
公用語はハワイ語と英語。
東京(成田)からダニエル・K・イノウエ国際空港へ直行便が運航しており、所要時間は6時間半〜7時間強。各島へのアクセスもダニエル・K・イノウエ国際空港から国内線で乗り換え。ハワイ島コナへは成田と羽田から直行便が運航している。
日本ほど寒暖差はないがハワイにも四季がある。平均気温は24〜29度と快適で、乾季(4〜10月)はカラッとした天候が続き、雨季(11〜3月)は比較的短時間のスコールが降ることもある。山岳地帯では夜間に気温が下がることもあるため、軽いジャケットを持参するとよい。
以下は一般的な営業時間の目安であり、店舗により異なる場合がある。
ハワイと日本の時差は19時間で、日本のほうが19時間進んでいる。サマータイムは実施していない。
アメリカ本土と共通のものが多いが、ハワイ独自の祝日もいくつかある。(※)は移動祝祭日で、年によって異なる。以下は2024年の主要祝日。
チップを渡すのが一般的だが、料金にサービス料が含まれている場合もあるので、二重払いしないように注意を。
水道水は基本的に安全で飲用できるが、敏感な体質や体調に不安がある場合はボトル入りの水を利用すると安心。スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは、炭酸入りと炭酸なしのミネラルウオーターが販売されている。レストランでは、水を頼むと無料でサーブされるが、ペットボトルの水を注文すると有料になることもあるので注意。
ほとんどの商品やサービスに対して4.166%(オアフ島のみ4.712%)の州税が課される。ホテルの宿泊料金には、州税、10.25%のハワイ州ホテル税、各市都のホテル税3%が加算。
アメリカのなかでも比較的治安がいいが、観光客を狙ったスリや置き引きなどが頻発しているため、観光地では注意が必要。夜間は、人気の少ない場所を歩くのは避け、配車サービスを利用するなどの安全対策を。
21歳未満の飲酒と喫煙は禁止。バーやクラブに入る際には身分証明書(パスポートや運転免許証)の提示を求められることがある。また、年齢に関係なく深夜0時〜早朝6時にかけて酒類の購入は不可。車の運転は21歳以上から可能だが、レンタカーを借りる際は25歳未満だと追加料金が必要な場合がある。
長さはフィート(≒30.48cm)やインチ(≒2.54cm)、マイル(≒1.6km)、重量はポンド(≒453.6g)、容積はオンス(≒28.35g)。