長時間フライトの快適な過ごし方や便利グッズは？旅好き読者に聞きました

機内での快適な睡眠を手助けしてくれるアイマスクやネックピロー、音を遮断してくれるイヤホンなど、定番のトラベルグッズが読者からの支持率No.1！　機内持ち込み荷物にプラスするだけで、ワンランク上の
上質な空の時間を過ごせます。

“  快適な睡眠のため、花王の「めぐりズム　蒸気めぐるアイマスク」を愛用しています。目元を温めることでリラックス効果が高まるうえ、遮光効果で深く眠れるので、到着後の疲労感を軽減できます。使い切りタイプで衛生的＆香りつきの種類もあるため気分に合わせて選べるのもうれしいポイント！（まっちゃ、30代） ”

“  COSOWOのネックピローが便利！　口をつけることなく、ポンプで簡単に膨らませられて、空気を抜くのもボタンひとつで簡単です。肌ざわりがよく、カバーを取り外して洗えるところもお気に入り。荷物としては握りこぶしふたつ分は増えるので、7時間を超える長距離フライトのみに持参します。ヘッドレストがしっかりしている座席の際はネックピローとぶつかるので、腰に当てて使用するのもおすすめです。（F、40代） ”

“  私の機内での必需品は、MILESTOの「MILESTO UTILITY 洗えるフード付 4WAYネックピロー」。ネックピローに深めのフードが付いたユニークなデザインで、通常のネックピローとしてはもちろん、ブランケットやボレロ、フードとしても使える優れもの！　寒いときは肩から羽織ったり、ひざ掛けとして使用したり、フードをかぶって眠ったりと、快適な時間をかなえてくれます。ひとつで4役をこなす優秀アイテムなので、持っておいて損はなし！ （LEO、20代） ”

“  周りの話し声や泣き声が大きい……そんなときに便利なのがサイレンシアの飛行機用耳栓「サイレンシア®・フライト・エアー」。機内アナウンスは聞こえるぐらいに、ほどよく遮音できます。また、機内で小さな物を落とすと厄介ですが、これはコード付きなので心配無用！（ペンギン党、30代） ”

日常使いしているアイテムも、旅行好きにとっては機内で使える便利なグッズに様変わり。旅人たちの機内でのこだわりの使い方やちょっとした工夫を参考にしてみてください！

“  無印良品の「ポリエステル　吊るして使える洗面用具ケース」を機内持ち込み用のバッグインバッグとして活用しています。イヤホンや目薬、リップなどの必需品をケース内にまとめておけば、座席で必要なときにすぐに取り出せます。また、前の座席のフックに吊るすと、自分だけの小物収納が完成！　いちいち上の棚から荷物を降ろす手間がなくなり、とても快適です。（ぺんぺんぐさぬける、20代） ”

“  長時間フライトに乗るときはいつも、350mlほどの空の保温ボトルに個包装になった粉末日本茶葉のパックを数包入れて持っていきます。機内で喉が渇いたときや寒くなったときに、パックをボトルに開け、キャビンアテンダントさんにお湯を入れてもらうよう頼みます。保温ボトルなので、一度お湯を入れてもらえば長時間温かいままで保存でき、温かい日本茶を飲みながらリラックスしてフライト時間を過ごすことができます。（すず、30代） ”

“  機内は寒いことも多いので、バスタオルを持参し、ブランケット代わりに使っています。ブランケットは貸し出しがあると思いますが、機内食を食べる際など汚れに気を使ってしまうことも。自分のバスタオルであれば気兼ねなく使えるし、丸めて腰の後ろに入れれば腰痛対策にも便利です！（ならんは、40代） ”

スマートフォンで動画を見たり、音楽を聞いたり、ゲームで遊んだりとエンタメを楽しむのも機内での定番の過ごし方。長時間フライトは自分の好きなことや趣味に没頭できる絶好の機会といえます。機内ではWi-Fiが使用できないこともあるので、事前にダウンロードするなどの工夫をするとよいでしょう。

“  機内ではお気に入りのJ-POPを聞いて過ごします。特に初めて訪れる国の旅行には、そのときの気分に合った曲をプレイリストにまとめておきます。移動時間がぐっと楽しくなるだけでなく、音楽を聞くことで不安や緊張が和らぎ、リラックス効果も！　後からプレイリストを聞くとその旅の記憶がよみがえるので、音楽は旅の最高の相棒です。（しょうぴ、30代） ”

“  Netflixなどの動画配信サービスで、映画やドラマを事前にスマホにダウンロードしておくのがおすすめ！　流行りのドラマシリーズを一気見したり、気になっていた映画をゆっくり楽しめるので、退屈しがちなフライト時間が至福のひとときになるうえ、あっという間に感じられます。（ビカ、40代） ”

“  脱出ゲームを大量にインストール！　とにかく手当たり次第、オフラインでも遊べる脱出ゲームを探してダウンロードしまくります。できればヒントもアプリ内で確認できるものがおすすめ。何かに集中すると長時間フライトも案外苦になりません！　ゲームに行き詰まったら、お手洗いに行ってひらめきに期待。疲れた体も動かせて一石二鳥です。頭を使うので、安眠効果もあります。（片見朔、20代） ”

電波や通信環境に左右されない読書も長時間フライトのおすすめな過ごし方。読書はリラックス効果があり、眠りに入りやすくなるのもメリットです。スマートフォンやパソコンなどのデジタル環境から距離を置き、落ち着いた時間を過ごしたいときにぴったり。

“  自宅の本棚から文庫本を1冊選んで、フライト用に持って行きます。選ぶ際は、長年気になりつつ、未読のまま放っておいた小説がベスト。離陸してもすぐには開かず、映画鑑賞には飽きたけど眠くもない……そんな「退屈マックスタイム」におもむろにページをめくるのです。おもしろければ読み進め、そうでなければ読んでいるうちに自然とウトウト。運よく読了できれば達成感も味わえ、快適なフライト時間となりますよ。（おーちゃん、50代） ”

“  長時間のフライトには、紙の旅行ガイドブックを必ず携帯しています。インターネット環境を気にすることはなく楽しめるうえ、目の疲れを感じにくく、デジタルデトックスにもつながるのも魅力！　たっぷり時間があるので、訪れる国の歴史や観光情報などの知識を収集する絶好の機会になります。到着後のプランを機内でゆっくり考えるのもおすすめ。　（だいえ、30代）  ”

旅行好きのなかには、機内での時間を自分自身と向き合うための時間として活用する人も！　普段の生活では忙しくてじっくり時間を取れない人も、長時間フライトでは自由な時間があります。将来や人生について考えたり、勉強したりと、贅沢な“自分時間”を過ごしてみるのもおすすめです。

“  フライト用にノートを1冊用意し、思いつくままにこれからやりたいことの「夢リスト」を書き出しています。旅行中ということもあり、気分が上がっているなかで書く夢は、きっと現実離れしているけれど制限なしに描ける「本当の夢」。手書きするのも自分と向き合う作業も地上ではなかなかできないことだし、空の上であれば大きな夢が描けるはずです。帰宅した際にはそのノートを見直し、実現できそうなことから取り組むようにしています。思い描くことができた夢は叶う、という言葉のもと、空でこれからの人生の計画を大きなスケールで描くのがおすすめです。（きらら、40代） ”

“  海外旅行に行く際の長時間フライトでは、旅行先の言語を学んでいます。翻訳アプリの性能は優れているので、現地で翻訳アプリを使えば楽だけど、あえて便利なものを頼らずに自力で話すほうが断然楽しい！　挨拶と注文くらいができれば、ある程度の旅行はできます。スマホに言語勉強アプリを入れておけば文法や単語だけでなく発音もわかるし、多少の発音練習なら飛行機の騒音で周りにも聞こえないから、ある意味勉強にうってつけです。（小夏、30代） ”

機内で快適に過ごすには、服装選びも欠かせません。ゆとりのあるシルエットや伸縮性のある素材など、ストレスフリーなアイテムをまとうことで、リラックスした時間を過ごせます。

“  長旅のお供にはロングワンピースが定番化しています。ふんわりしたシルエットで心地よく、エコノミー症候群予防の体操座りもかなうから安心。冬はニット、夏はリネンと素材を変えて季節の移ろいを楽しみつつ、お気に入りの柄で旅気分も高まります。機内直前にサッと着替えるだけでゆったりくつろげるし、到着後はまた新たな1着に着替えて気持ちを切り替えるのが私流です。（fom、30代） ”

“  トップスはゆったりとしたTシャツやカットソー、ボトムスはスウェットパンツが鉄則！　締め付け感が極力少ない服装を選ぶようにしています。機内は肌寒く感じることもあるので、かさばらない薄手の羽織りがあるとベター。また、百均のスリッパを用意しておくと、トイレや軽いストレッチなどで座席から離れる際にパッと履けて便利です！　（びすこーね、20代） ”

今回は、読者から募集した機内での快適な過ごし方の一部をご紹介しました。睡眠に欠かせないアイマスクやネックピローなどの便利グッズ、読書や音楽といったリラックスできる過ごし方など、小さな工夫を取り入れるだけで心地よいひとときに変わります。旅行好きな読者がこれまでの経験から得たトラベルハックを、ぜひ次の海外旅行の際に試してみてください。