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地球の歩き方「偏愛ハワイ」特集記念!旬なハワイのお土産を10名様にプレゼント
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人気の海外旅行先として常に上位にランクインしているハワイ。家族旅行でもハネムーンでも楽しめる、憧れのリゾートアイランドですよね。でも、長らく続く円安の状況や現地から聞こえてくる物価高騰などの影響で、ハワイ旅行に踏み切れない人も多いはず……。そこで、「地球の歩き方」編集室と取材班が実践している、ハワイ旅行のお得テクニックをご紹介します。1ドルでも1セントでも安く、でも満足度は増し増しの裏ワザを使って、ハワイ旅行を楽しみましょう!
ハワイ旅行の基本準備編として、航空券のお得な選び方と現地到着後の便利な交通情報についてチェックしておきましょう。
海外旅行にできるだけ安く行くなら、真っ先にチェックすべきなのがフライト料金。利用する航空会社によって差はありますが、「いつ行くか」は重要なポイントです。ハワイへの年間フライト料金の変動を調査すると、1月下旬〜2月上旬、6月、9月下旬〜10月が最安値シーズン! 曜日では、月〜水曜出発が比較的リーズナブルです。時期だけでなく、燃油サーチャージ(燃油価格の変動に応じて徴収される料金。航空会社によって設定額が異なる)もフライト料金を左右します。
フライトの最安値シーズンを把握したら、まずはメタサーチと呼ばれる旅行比較サイトで一括検索してみましょう。条件に合う航空券やホテルを見つけたら、公式サイトのキャンペーンやセール、旅行予約サイトの特典やクーポンを確認したうえで予約するのが得策です。サイトによっては、航空券とホテルを同じサイトで一括予約することで安くなることもあります。また、成田〜ホノルル間にはLCC(ローコストキャリア)のZIPAIRも就航しています。ただし、受託手荷物や機内食の有料分を考慮して選んでください。
ホノルル到着後、空港からワイキキのホテルまで最も安く時短で移動できる手段は、配車サービスのUber(ウーバー)やLyft(リフト)です。特にUber は、アプリが日本語対応しているのでおすすめ。料金は国際空港使用料、迎車料金、タックス込みで約20〜30ドル+チップ。アプリにクレジットカードを登録しておけば、支払いも自動で完了します。また、事前に目安の料金がわかり、希望の車種を選ぶこともできます。チップは降車後に5ドル〜選んでアプリ上で支払うので、事前に両替しておく必要はありません。
時間帯にもよりますが、ホノルル空港やワイキキ周辺なら配車確定から数分で迎えの車が到着。空港~ワイキキ間の所要時間は約20〜30分です。ホノルル空港のUber乗車位置はターミナル2の2階、ロビー5と6の間の横断歩道を渡った「Ride APP Pickup」と書かれたエリア。国際線の到着フロアが1階なので、2階に上がって乗車してください。
また、ハワイには事前予約制の定額制タクシーもあります。運営会社によって料金は約34〜38ドルでチップ込みのところもあります。クーポンを発行していることもあるので、事前にチェックしてください。空港~ワイキキ間の所要時間は約20〜30分で、ミニバンタイプなら4〜6名乗車できるので、グループ旅行の場合はかなりお得です。
ひとりで移動するならシャトルバスがお得になる場合もあります。複数の会社が運営しており、料金は約22〜27.50ドル+チップ。ほかの乗客と乗り合いでホテルを巡っていくので、空港~ワイキキ間の所要時間は約30〜50分かかります。予約なしでも乗車できますが、混み合う時期は事前予約がおすすめです。
現地での最安移動手段はオアフ島全体を網羅する公共バス、ザ・バスです。1回の乗車は3ドルで、現金またはチャージ式ICカードのHOLOカードで運賃を支払います。移動費を抑えるならHOLOカードが断然お得です。現金は1回の乗車ごとに3ドル支払いますが、HOLOカードは1回目の乗車で3ドル引かれ、2時間半以内の乗り換えは無料。さらに、1日何回乗車しても運賃は最大7.50ドルで、それ以上は引かれません。HOLOカードの発行料は2ドル(最低3ドルのチャージが必要)で、ABCストアの一部店舗、フードランド ファームズ、スカイラインの駅の券売機などで購入できます。公式サイトでアカウントを作成してクレジットカードを登録すると、オンラインでのチャージも可能に。HOLOカード1日パス(発行料2ドル+7.50ドル)や1週間パス(発行料2ドル+30ドル)もあります。
ザ・バスを利用する際は無料公式アプリ、DaBus2をダウンロードしておきましょう。現在地から近いバス停、ストリート名、バス停ナンバー、ルートナンバー(路線番号)、終着地、マップから検索できて、何分後にバスが到着するかオンタイムの情報もゲットできます。
また、2023年にオアフ島西側のイースト・カポレイ〜アロハスタジアム間で高架鉄道スカイラインの運行が開始されました。2025年10月にはホノルル空港への乗り入れも完成予定。ザ・バスと同じ条件で、HOLOカードで乗車できます。
南国らしいオープンエアの車体のワイキキトロリー。島内の名所を巡る4ラインを運行しています。各ラインの1日券は6〜34ドルで、効率よく観光名所をまわりたい人におすすめ。
ピンクラインは、オアフ島最大のショッピングスポットのアラモアナセンターとワイキキを巡回しています。1日乗り放題券は6ドルなので、HOLOカードを使ってザ・バスで往復(7.50ドル)するよりお得。さらに驚くことに、このピンクラインに無料で乗車できるキャンペーンがあるんです! 条件はドライバーにJCBブランドのクレジットカードを見せるだけ。本人と同乗の家族大人1名、11歳以下の子供2名まで対象です。キャンペーン期間は2028年3月31日まで。
おいしいグルメは旅の満足度を大幅にアップしてくれますよね。楽園の美食とコスパを両立させましょう!
アメリカはクーポン大国。ショッピングやレストランでよく使われており、ワイキキの街なかに置かれているフリーペーパーにはクーポンが掲載されています。最近はデジタルクーポンも広まり、情報サイトでも見つけることができます。また、チェーン店などではシニア割引も盛ん! 例えば、ハンバーガーチェーンのジャックインザボックスでは、55歳以上は20%オフのサービスを行っています。利用前に検索するのが鉄則です。
Yelp(イェルプ)は、世界32ヵ国で展開されているレビューサイト。店の総合評価は5段階の星、価格帯は4段階のドルマークで表示されているので、予算で絞ってレストラン選びができます。メニューや値段、店の雰囲気も確認でき、なかにはサイト上で席の予約やテイクアウト、デリバリーのオーダーも可能。アプリをダウンロードして使いこなしましょう!
ハッピーアワーとは、レストランが空いている時間帯に設けられたお得なサービスのこと。通常メニューが割引になったり、ハッピーアワー用の高コスパメニューなどが用意されています。ディナータイムは高価なレストランでも、ハッピーアワーを利用するとリーズナブルに楽しめます。また、Yelpを使って評判のいいハッピーアワー実施店を検索することもできます。ちなみに、ハワイではハッピーアワーのことを「仕事終わり」を意味する「Pau Hana(パウハナ)」と呼ぶことがあります。
ショッピングモールなどに併設されているフードコートは、日本でもお得に食事ができるスポットとして知られていますよね。フードホールとは、フードコートに付加価値をプラスして、ちょっぴりグレードアップさせたスタイルのこと。どちらもセルフサービスなので、そのぶん料理の価格帯は抑えめ。複数店舗が揃っているのでいろんなジャンルの料理が選べるうえ、味は高レベルといいこと尽くしです。なかには、ハッピーアワーを実施している店舗もあってさらにお得!
BYOBとは「Bring Your Own Beverage(またはBottle)」の頭文字で、レストランにお酒の持ち込みが可能なことを意味します。このシステムを採用しているレストランなら、スーパーなどで安くお酒を購入して食事と一緒に楽しめるのです。BYOB対応のレストランはYelpで検索することができます。
また、ハワイのレストランの料理はどれもボリューミーなので、食べ切れなかったときは「Can I have a to-go box?」または「Box please.」とスタッフに声をかければ、持ち帰り用の容器を用意してくれます。料理を無駄にしないことも節約術の極意。ハワイでは一般的なので、気兼ねなくお願いしてみてください!
物価高騰でも、やっぱり買って帰りたいハワイ土産。少しでもお得に買い物する裏ワザを教えます!
2024年10月にワイキキの中心にディスカウントストアのターゲットがオープンし、ハワイのスーパーマーケットショッピングがますます充実しました。ワイキキにあるスーパーはほかより割高な場合が多いですが、ターゲットは島内の他店舗と同じく商品はディスカウント価格! ハワイ土産の定番ライオンコーヒーやマカチョコなどが割安で購入できます。
ターゲット (ワイキキ店)
詳細をみるドラッグストアのロングス・ドラッグス ワイキキ店やアラモアナセンター店でも、ハワイ土産が充実しています。ここでチェックしたいのは、CVS ExtraCareという旅行者でも加入できる無料会員プログラム。氏名、メールアドレス、日本の電話番号で登録すると、会員用の割引価格で買い物ができるほか、店内にあるマシンで割引クーポンを入手することができます。また、買い物後のレシートは捨てずに必ずチェック! レシート裏に次回の買い物で使える割引券が印刷されています。
ロングス・ドラッグス (ワイキキ店)
詳細をみるロングス・ドラッグス (アラモアナセンター店)
詳細をみるハワイ生まれのスーパー、フードランド・ファームズにもMaikaiと呼ばれる無料会員プログラムがあります。レジで10桁の数字(電話番号など覚えやすいもの)を入力して登録すると、会員用の割引価格で買い物ができます。また、フードランド・ファームズに行くなら金曜がおすすめです。アロハフライデイというイベントを開催しており、通常価格7.99ドルのお弁当が6ドル、量り売りのデリも通常価格1パウンド(約450グラム)11.99ドルが6ドルと約半額に。その他対象商品も6ドルで、なかには半額以下になるものもあります。
フードランド・ファームズ ・アラモアナ
詳細をみるセーフウェイでも無料会員プログラムのSafeway Clubを実施。店頭で登録するだけで、会員用の割引価格で買い物ができます。ハワイでは少しセレブな価格帯ですが、質の高いプライベートブランドとアメリカらしい品揃えが魅力です。
セーフウェイ(ホノルル・カパフル通り店)
詳細をみる日本でもおなじみのドン・キホーテ、韓国系スーパーのパラマ・スーパーマーケットやHマート、売上高世界最大のディスカウントスーパーであるウォルマートでも激安な掘り出し物が見つかることがあります。スーパー好きは、ぜひチェックしてみてください。
ドン・キホーテ (ホノルル店)
詳細をみるパラマ・スーパーマーケット(ホノルル・マカロア店)
詳細をみるHマート (カカアコ店)
詳細をみるウォルマート(ホノルル店)
詳細をみるアウトレットとは、日本同様に先シーズンアイテムやサンプル品、キズ物などを値下げして販売する店舗のこと。一方、オフプライスストアはメーカーやデパートなどがシーズン途中に在庫処分した商品をバイヤーが安く買い付けて販売する店舗です。いずれも全商品定価以下がウリで、物価高のハワイの救世主! ロス・ドレス・フォー・レスでは、毎週火曜、55歳以上はさらに10%オフになるシニアチューズデイを設けています。身分証を持参して、お得に買い物を楽しみましょう。
ノードストローム・ラック(ワードビレッジショップス ホノルル店)
詳細をみるロス・ドレス・フォー・レス(ワイキキ店)
詳細をみるマーシャルズ (アラモアナセンター店)
詳細をみるT.J.マックス (ホノルル店)
詳細をみるアラモアナセンターとインターナショナル マーケットプレイスでは、観光客を対象にお得なクーポンを発行しています。アラモアナセンターでは、1階センターコートのステージ裏にあるゲストサービスでデジタルのプレミアムパスポートがゲットできます。インターナショナル マーケットプレイスでは、1階クヒオ通り側のカスタマーサービスにてモール内で使えるショッピングパスポートの冊子を発行してくれます。いずれもパスポートの提示が必要なので忘れずに!
アラモアナセンター
詳細をみるインターナショナル マーケットプレイス
詳細をみるPontaポイントとdポイントは、ハワイの提携店でも貯める・使うことができます。Pontaは1ドル支払うごとに1ポイントが貯まり、1ポイントを1セントとして支払いに使えるので、100ポイント=1ドル(約145円)として支払えます。日本では100ポイント=100円なので、円安の今こそポイント払いがお得になります。dポイントは、2024年より3ヵ月ごとに設定される為替変動制を採用しているので、レートを確認して利用してください。
パイナップル型のクッキーがかわいいホノルル・クッキー・カンパニーは、ハワイ土産の定番として大人気。パッケージもおしゃれで贈り物にぴったりですよね。でも、自宅用で「パケよりコスパ!」という人は、バラ売りコーナーで好きなフレーバーだけ詰められるアラカルトボックスがおすすめです。ボックスは5個5.95ドル、10個10.95ドル、20個20.95ドル、30個29.95ドル。クッキー1個1.20ドルなので、30個なら約6ドルもお得!
グルメもショッピングも物価高騰ななか、アクティビティに関しては無料がいっぱい。楽園のゼロダラーを存分に満喫しましょう!
自然保護区に指定されているハナウマ湾などを除き、オアフ島にはプライベートビーチがないため入場無料で楽しめます。ワイキキ・ビーチはもちろん、アラモアナセンターから歩いて行けるアラモアナ・ビーチやホヌ(海ガメ)が上陸するノースのビーチもタダ! アクティビティのレンタルなどは有料ですが、のんびり波とたわむれるだけで幸せになれるのがハワイなんです。
ハワイでは毎日どこかで無料のハワイアンショーやカルチャーレッスンが開催されています。特に、ロイヤル・ハワイアン・センターはメニューが充実していて、演目の異なるショーを週4回開催しているほか、フラやレイメイキングなどのレッスンも行っています。ほかにも、インターナショナル マーケットプレイス、アラモアナセンター、ワイキキ・ビーチ・ウォークでも開催。また、ワイキキ・ビーチでは、第1・3火曜と月2〜3回の土曜にクヒオ・ビーチ・フラショーを開催しています。ツーリストをもてなすハワイのアロハ精神を思う存分楽しみましょう。
トレッキングは、ハワイの絶景を楽しめるアクティビティとして大人気。オアフ島を代表するダイヤモンドヘッドだけは環境保全のため、2022年からオンライン事前予約と入場料が必要になりました。料金は、ひとり5ドル+手数料1.15ドル。それ以外のトレッキングコースはすべて入場無料で、頂上からは夢のような絶景を堪能できます。
ワイキキの西側に立つホテル、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートでは、毎週金曜の夜に約5分間の花火ショーを開催しています。6〜9月頃は20時から、10〜5月頃は19時45分から開催され、ホテルゲストでなくてもワイキキ・ビーチやアラモアナ・ビーチから鑑賞でき、金曜の夜を華やかに盛り上げる風物詩となっています。
ハワイのホテル料金にはリゾート料金が追加されており、ホテルによって1泊1部屋25〜55ドルとかなり高額。そのぶん、各ホテルではゲストが追加料金を支払うことなく利用できるさまざまなサービスを用意しています。例えば、各種アクティビティやカルチャークラス、ビーチチェアやGoProのレンタル、携帯用高速Wi-Fiレンタル、ロゴアイテムプレゼントなど、内容はホテルによってさまざま。せっかく支払ったのだから全サービスを思う存分楽しんで、ハワイ旅行をさらに充実させましょう。
今回はハワイをお得に旅する20のテクニックをご紹介しました。円安・物価高のハワイでも、裏ワザを使えば賢くお得にハワイ旅行を楽しめるので、ハワイを訪れる際はぜひ参考にしてみてください。ハワイ旅行のお得なテクニックについてもっと知りたい方は『ハワイ ランキング&マル得テクニック!』もチェックしてみてくださいね。