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2025.12.26
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アラスカはその広大な自然と多様な気候で知られ、訪れる人々はさまざまな体験に魅了されるでしょう。この記事では、アラスカの気候と観光に適した服装について詳しくご紹介します。
アラスカは「極北の大地」として知られていますが、その広さは日本の約4倍もあり、季節や地域によって多様な気候を持っています。
一般的には寒いイメージが強いですが、夏には30℃を超えることもあります。特にアンカレジ周辺の中南部沿岸や西南部は比較的温暖な気候です。
フェアバンクスは内陸性気候で、冬は厳しい寒さが特徴です。厳冬期には気温がマイナス40℃を下回ることもあります。
アラスカを観光するのに最適な時期は、6月上旬から8月下旬の暖かい季節です。この期間、多くの施設が開いており、ツアーも豊富に用意されています。
9月上旬には短い紅葉シーズンが訪れ、アラスカが色鮮やかに彩られます。この時期は夜が長くなり、オーロラ観測も可能です。ただし、デナリなどの地域では雪が降ることもあるため、注意が必要です。
オーロラ観測を主目的とする場合、2月から4月上旬が天候が安定しておりおすすめです。
出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成
アラスカではおしゃれな服装よりも機能性が重視されます。アクティビティに応じた服装を準備しましょう。
動きやすい服装と重ね着が基本です。山の天候は変わりやすいため、温度調節ができるフード付きのトレーナーが便利です。靴は防水機能のあるしっかりしたトレッキングシューズを選びましょう。
動き回らないため、暖かい服装が必要です。雨の日にはフード付きのレインウェアが役立ちます。つばのある帽子も雨対策にもなります。蚊対策として虫よけスプレーも用意しましょう。
小型飛行機には暖房がありますが、足元が冷えることがあるので対策が必要です。氷河の照り返しが強いため、サングラスを持参しましょう。
秋の観測では重装備は不要ですが、冬はダウンジャケットなどしっかりした防寒具が必要です。雪の上で観測するため、防水機能も考慮しましょう。
アラスカでは、気温や体温を摂氏(℃)ではなく華氏(°F)で表示するのが一般的です。32°Fが0℃に相当することを覚えておくと便利です。
| 摂氏(℃)日本 | 華氏(°F)アメリカ |
| -17.7℃ | 0°F |
| -10℃ | 14°F |
| -5℃ | 23°F |
| 0℃ | 32°F |
| 5℃ | 41°F |
| 10℃ | 50°F |
| 15℃ | 59°F |
| 20℃ | 68°F |
| 25℃ | 77°F |
| 30℃ | 86°F |
| 37.7℃ | 100°F |
| 40℃ | 104°F |
| 45℃ | 113°F |
| 50℃ | 122°F |
アラスカを訪れる際は、季節やアクティビティに応じた適切な服装を選ぶことが重要です。しっかりと準備をして、アラスカの美しい自然を存分に楽しんでくださいね。