シカゴの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

「風の町」として知られたシカゴは、四季がはっきりとした気候が特徴です。この記事では、シカゴの気候と季節ごとの服装についてご紹介します。

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シカゴの気候の特徴

シカゴは亜寒帯湿潤気候に属し、風が強く吹くため「風の町」として知られています。年間を通して、1日の中でも天気が急変することが多く、雨が降っても数時間後には止むことがあります。

はっきりとした四季がある

はっきりとした四季があり、春と秋は日本に比べて短く、冬は寒さが厳しく長いのが特徴です。冬は気温がマイナス20℃を下回ることもあり、強風が吹くと体感温度はさらに低く感じられます。夏は暑くても湿度は比較的低く、初秋にかけては気候が安定します。様々なイベントが開催されるため、旅行に最適な時期です。

シカゴの年間気温と降水量

シカゴと東京の年間気温を比較

シカゴと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

シカゴでの季節ごとの服装

春でも冬用のジャケット

3月には日中の気温が0℃を超える日が増えます。4月中旬になると木々が芽吹き、外出する市民が増えますが、寒暖差が激しいため、冬用のジャケットや重ね着が必要です。

夏は羽織るものを用意

6月上旬のブルースフェスティバルを皮切りに、シカゴは本格的な夏を迎えます。観光シーズンで町は賑やかになりますが、6月と9月は肌寒い日もあるため、羽織るものを用意しておくと良いでしょう。夜の屋外でのスポーツ観戦にはジャケットやブルゾンも必要です。

秋は東京の12月相当の服装

9月中旬を過ぎると木々が黄色く染まり、10月までが紅葉の季節です。この時期は天候も安定しており、旅行に適しています。10月の服装は東京の12月に相当するため、しっかりとした防寒対策が求められます。

冬は最大限の防寒対策

12月以降は空気が澄んで美しい景色が広がりますが、厳寒になることもあります。1月以降は最大限の防寒対策が必要で、肌を出さない服装が望ましいです。シカゴの交通機関は冬でもしっかり機能していますが、慣れない旅行者にはタクシーの利用が最適です。

アメリカでの温度表示

アメリカでは、気温や体温を摂氏(℃)ではなく華氏(°F)で表示するのが一般的です。32°Fが0℃に相当することを覚えておくと便利です。

摂氏(℃)・華氏(°F)対比表

摂氏(℃)日本 華氏(°F)アメリカ
-17.7℃ 0°F
-10℃ 14°F
-5℃ 23°F
0℃ 32°F
5℃ 41°F
10℃ 50°F
15℃ 59°F
20℃ 68°F
25℃ 77°F
30℃ 86°F
37.7℃ 100°F
40℃ 104°F
45℃ 113°F
50℃ 122°F

まとめ

シカゴの気候は四季がはっきりしており、それぞれの季節に応じた服装が重要です。特に寒暖差が激しいため、柔軟に対応できる服装を心掛けましょう。

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