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スペインの観光ポイントと人気スポット・知っておくべき基本情報
2025.9.25
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スペイン・マドリードの玄関口である、マドリード・バラハス空港。この記事では、マドリード・バラハス空港からマドリード市内へのアクセス方法について詳しく解説します。マドリード到着後にスムーズな移動ができるよう、あらかじめ必要な情報を確認しておきましょう。
マドリード・バラハス空港(MAD)は、マドリード中心部から北東約15kmに位置するスペイン最大の空港。マドリードの玄関口として年間6000万人以上の乗客が利用し、多くの国内線・国際線が発着しています。日本からはイベリア航空が直行便を運航していますが、ヨーロッパや中東、アジアの主要都市で乗り継ぐ方法もあります。
マドリード・バラハス空港には、ターミナル1~4の4つのターミナルがあります。日本からの直行便はターミナル4から発着。各ターミナル間は、無料のシャトルバスで移動可能です。空港内には、免税店やお土産ショップ、レストラン、カフェなどが充実しています。
| 地下鉄 | スペイン鉄道(Renfe)近郊線 | バス | タクシー | |
| 早さ | × | △ | △ | ○ |
| 楽さ | × | △ | △ | ○ |
| 安さ | ○ | ○ | ○ | × |
| 荷物の持ち運びやすさ | × | △ | △ | ○ |
ターミナル1、2、3は地下鉄8号線のアエロプエルト T1-T2-T3駅(Aeropuerto T1-T2-T3)、ターミナル4は地下鉄8号線のアエロプエルトT4駅(Aeropuerto T4)に接続しており、終点のヌエボス・ミニステリオス駅(Nuevos Ministerios)まで所要時間20~25分ほどで到着します。ヌエボス・ミニステリオス駅では、地下鉄6号線、10号線、スペイン鉄道(Renfe)近郊線に乗り換えできます。
アエロプエルト T1-T2-T3駅はターミナル2の地下1階、アエロプエルトT4駅はターミナル4の地下1階にあります。駅構内の自動券売機で、タルヘタ・ムルティ(Tarjeta Multi、カード代2.50ユーロ)というチャージ式ICカードを購入し、そのカードに各種切符の運賃をチャージして利用します。
スペイン鉄道(Renfe)の近郊線は、マドリードとその周辺地域を結び、セルカニアス・マドリード(Cercanías Madrid)と呼ばれます。ターミナル4はC1線のアエロプエルトT4駅(Aeropuerto T4)に接続しており、乗り換えなしで主要ターミナル駅のチャマルティン駅(Chamartín)まで約15分、アトーチャ駅(Atocha)まで約30分でアクセスできます。
近郊線のアエロプエルトT4駅の乗り場は、ターミナル4の地下1階にあります。チケットは駅構内の自動券売機で購入します。なお、このチケット(+Renfe & Tú、カード代 0.50ユーロ)はチャージ式 IC カードとなっており、繰り返し利用することができます。
マドリード・バラハス空港とマドリード市内を結ぶバスが、複数路線運行しています。中心部へ向かう場合は、203番線の「Exprés Aeropuerto」に乗車します。ターミナル4を出発してターミナル2、1を経由し、主要ターミナル駅であるアトーチャ駅まで運行します。アトーチャ駅までの所要時間は約30~40分。
バス乗り場は、ターミナル1、2、4それぞれの到着ロビーを出たところにあります。運賃は5ユーロで、乗車の際に運転手に現金で直接支払います。
複数人での旅行の場合や早朝・深夜に到着する場合などは、タクシーを利用してマドリード市内中心部までアクセスする方法もあります。タクシー乗り場は、各ターミナルの到着ロビーを出たところにあります。マドリード市内のタクシーは、白地の車体に赤いラインが入っているのが特徴です。
マドリード・バラハス空港からマドリード市内間の料金は、一律料金で33ユーロ。所要時間は、通常約20~30分です。
スペインのマドリード・バラハス空港からマドリード市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。