マダガスカルの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

マダガスカルは大自然に恵まれ、その独特な生態系や文化で知られる美しい島国です。本記事では、マダガスカルの気候の特徴や服装のポイントを紹介します。

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マダガスカルの気候の特徴

マダガスカルは大きく6つの地域に分かれ、それぞれ異なる気候を持っています。

中央部(アンタナナリヴ)

高地に位置しており、年間を通して涼しく過ごしやすいです。雨は少なく、雨季でも一日中降り続くことはあまりありません。

東部(セント・マリー島)

亜赤道帯気候で、高温多湿です。強い貿易風が吹くため、雨が降りやすく、特に1~3月は台風(サイクロン)の影響を受けやすいです。

西部(ムルンダヴァ)

典型的な熱帯性気候で、高温で乾燥しています。夏は特に暑くなります。

北西部(ヌシ・ベ)

東部と似ていますが、雨量はやや少なめです。

北部(ディエゴ・スアレス)

高温で乾燥した気候です。

南西部(ベレンティー)

乾燥地帯で、砂漠化が進んでいます。

マダガスカルの年間気温と降水量

アンタナナリヴと東京の年間気温を比較

アンタナナリヴと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

マダガスカルの服装のポイント

こまめな洗濯がおすすめ

旅行の期間が長い場合、下着やTシャツは2~3枚程度を用意し、こまめに洗濯することをおすすめします。ジーンズは蒸し暑く、重く、乾きも遅いため、薄手の綿パンツの方が適しています。

靴は履き慣れたものを

靴については、普段よりも歩く機会が増えるため、履き慣れた靴を選びましょう。森林や山でトレッキングをする場合は、スニーカーよりも登山靴が望ましいです。また、シャワーを浴びる時や部屋にいる時はサンダルが楽です。

高地や森林では長袖長ズボン

高地では日中と夜間の寒暖差が大きいため、長袖や長ズボンが必要です。森林を歩く際は、木や虫から皮膚を保護するためにも長袖、長ズボンが推奨されます。場所や時期によっては、冬用の防寒着も必要です。

良いレストランでは襟付きシャツやワンピース

良いホテルやレストランに行く予定がある場合は、スニーカーやビーチサンダル以外の靴、襟付きシャツやワンピースなども用意しておくと良いでしょう。

まとめ

マダガスカルの気候は地域や時期によって大きく異なります。旅行のスタイルや目的に合わせて適切な服装を準備しましょう。自然を満喫しながら、この魅力的な島の文化を楽しんでくださいね。

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