ニューヨークの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

ニューヨークは、はっきりとした四季と多彩な観光スポットで、訪れる人々を魅了します。この記事ではニューヨークの気候と服装についてご紹介します。

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ニューヨークの気候の特徴

ニューヨークは四季がはっきりと分かれており、春と秋が短く、夏と冬が長いのが特徴です。緯度は日本の青森とほぼ同じです。服装選びには青森の気候を参考にするとよいでしょう。

夏と冬での気温差が大きい

ニューヨークの夏は気温が高く、真夏には連日30℃前後に達しますが、湿度は日本より低めです。一方、冬は−15〜−16℃まで下がり、降雪量も多いため、寒さ対策が非常に重要です。年間を通じての降水量は月平均約90mmで、特に7月に雨が多く、逆に2月は最も乾燥しています。

ベストシーズンは2回

旅行に最適なシーズンは5月から6月中旬、そして9月中旬から10月です。この時期は過ごしやすいですが、朝晩の寒暖差が大きくなります。重ね着をして、変化する気温に対応しましょう。

ニューヨークの年間気温と降水量

ニューヨークと東京の年間気温を比較

ニューヨークと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

ニューヨークでの季節ごとの服装

春は冬服と夏服の両方を用意

3月はまだ寒さが残りますが、5月上旬には夏の日差しが感じられます。このため、冬服と夏服の両方を用意することをおすすめします。

夏は冷房対策を

7月と8月は通常26〜30℃ですが、湿気が高く感じることもあります。街歩きにはTシャツと短パンが適していますが、サングラスも必需品です。屋内の冷房対策として、カーディガンやストールを持っていると安心です。

秋は朝晩が寒くなる

10月上旬から11月上旬には心地よい「インディアンサマー」が楽しめ、Tシャツで過ごせる日もあります。しかし、朝晩は日本の秋より寒くなるため、厚手の上着やコートが必要です。

冬は重ね着で防寒

12月から2月は大雪が降ることもあり、ブーツや防水靴が必須です。外出時には帽子や手袋を忘れずに。ただし、屋内は暖房が効きすぎていることが多く、薄手と厚手の上着を組み合わせて温度調節しましょう。

アメリカでの温度表示

アメリカでは、気温や体温を摂氏(℃)ではなく華氏(°F)で表示するのが一般的です。32°Fが0℃に相当することを覚えておくと便利です。

摂氏(℃)・華氏(°F)対比表

摂氏(℃)日本 華氏(°F)アメリカ
-17.7℃ 0°F
-10℃ 14°F
-5℃ 23°F
0℃ 32°F
5℃ 41°F
10℃ 50°F
15℃ 59°F
20℃ 68°F
25℃ 77°F
30℃ 86°F
37.7℃ 100°F
40℃ 104°F
45℃ 113°F
50℃ 122°F

まとめ

ニューヨークの気候は季節によって異なります。春や秋は温度差に注意し、夏は軽装で過ごし、冬は防寒対策をしっかりと行い、ニューヨークでの滞在を快適に楽しんでくださいね。。

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