「食堂かめっち」で350円でおかわり自由の話題の「黄福定食」を! ~美咲町(旧中央町)~
2019.6.9
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久米郡美咲町には亀をモチーフにしたユニークな駅舎があります。亀の甲羅が屋根にあたり、屋根から顔がつき出て目の部分が時計で、その駅名も亀甲駅といいます。れっきとしたJR西日本の亀甲駅ですよ。
この駅舎の中に今回ご紹介する「MICRO」という定食屋さんがあります。
駅の入り口です。地元の知人から、亀甲駅中に美味しい食堂があると聞いてやってきましたが、駅そのものは小さな駅で、本当この中に食堂があるの?と、不安になります。
ありました。入り口のドアには、賑々しいほど推しメニューが貼っています。推しメニューが「デミカツ定食」、「サーロインステーキ」、「エビフライのデミソース丼」…というのがよくわかります。
店内に入ってみるとテーブル席にカウンター席もあり、お客さんもほぼ満席状態でした。場所柄、知っている人はよく知る食堂なんでしょう。メニューもありますが、入り口に貼ってあったような推しメニューがイラストと共に店内の壁中に貼ってあります。
大将がひとりで切り盛りされているようで、すぐにはオーダーをとりに来てくれません。満席に近く忙しさも半端ないのでしょう。
メニューも数多くあり、迷っていると隣のテーブルのご家族全員が、推しの(?)デミカツ定食をオーダーしていたので、私もデミカツ定食にのっかっちゃいました。同じメニューなら、4人前が1人分増えても時間がかからないのではと思いまして…でも、結構待ちました。
やって来ました~。
大きな丼に、はみ出さんばかりの
ト ン カ ツ !
豪快さに見るだけでお腹いっぱいになりそう~。
お味噌汁も具だくさんで、松山揚げという揚げが入っています。
大きな丼の陰には小皿が隠れています。手前は菜っ葉をローストビーフで巻いたものですが、おかわりしたいくらい美味でした。♪
奥のお料理は、風呂吹き大根の上にカニカマをのせ、ソースがかかっていたような…。
食べたことがないお料理でしたが美味しくいただきました。
余談ですが、腕も確かで、盛り付けもとても凝っていて、どうしてこんな片田舎(失礼)で営業されているのかが不思議です。
メインのデミカツ丼はカラッと揚がったカツに覆われ、自家製デミグラスソースもタップリかかっています。先にカツだけを食べないと下にあるご飯が出てきません。ほぼ、半分ほど食べた時に、仕切っていた蓋を取ってみたら、その下にもデミグラスソースのかかったご飯がタップリとありました。
お客さんが少なくなった頃、大将が私のテーブルにやってきて「食べきれなかったら持ち帰りもできるよ。」と言ってくださったので、ありがたくパックをいただき、お持ち帰りにしました。
忙しい時は、寡黙にお料理を作っていましたが、お客さんが少なくなり始めると、気さくにおしゃべりをしてくださいました。
ボリュームがありすぎるお料理ですが、味は確かなのでJR津山線に乗った時は、途中下車してお食事してみませんか?