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【インドネシア】バリ×スラウェシ旅!もっとディープな旅はいかが?

川ちゃん

川ちゃん

インドネシア特派員

更新日
2025年3月10日
公開日
2025年3月10日

インドネシアといえば バリ? ボロブドゥール? だけじゃないんです!
このGWせっかくなら足を延ばしてまだ見ぬ秘境へ行ってみませんか?
バリ島から1時間半で行くことのできるスラウェシ島には世界的にも珍しい慣習をもつ民族や手つかずの自然がたくさん眠っています。
スラウェシ島との周遊でちょっとローカルでディープな旅はいかがでしょうか?

 

 

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スラウェシ旅をもっと充実したものにすべく、日帰り~数日でいけるエリア別おすすめプランをご紹介!

プランA:水牛を生贄に捧げる衝撃的な慣習にふれる旅

死ぬために生きる民族 トラジャ族 に会いに行く旅はいかがでしょうか?
世界一豪華ともいわれるお葬式 Rambu Solo’ は、トラジャ族にとって人生で最大のイベントであり、葬儀にはたくさんの生贄(水牛や豚などの家畜など)を捧げます。そのため、集落で暮らす世帯年収(月収4万円程度)の約30倍以上もかかるのだとか。
また世界一開放的な葬式として有名で、親族でなくても誰でも気軽に参加することができるのです。

柱には今までの生贄となった水牛の角が(Kete Kesu)

トラジャでは世界的にも珍しい慣習に触れることができる他、トンコナン(伝統的な舟形家屋)や洞窟に眠るお墓などを実際に見学することができます。また、Pa’piong(竹で豚肉を蒸した伝統料理)や水牛料理などの郷土料理が有名です。

トラジャへはマカッサルから夜行バス(片道10時間)の他、飛行機が週2便出ています。観光地が点在しているためカーチャーターがおすすめ。1泊2日程度で回ることができます。

  • 洞窟墓や故人の身代り人形のタウタウが見られる(Londa)
  • ひとつの棺桶には一家が眠る(Kete Kesu)

プランB:世界最古の洞窟壁画を探す旅

世界最古の洞窟壁画がねむるといわれているマロスで冒険旅行はいかがでしょうか?
世界で2番目に大きいカルスト地域(総面積は約5000平方キロメートル)で、インドネシアで8番目となるユネスコ世界ジオパークには、先史時代の人間が住んでいた何百もの洞窟、また世界的にも珍しい固有動植物の生息地が広がっています。また、近年世界最古の洞窟壁画が発見された、今南スラウェシで要注目スポットです!

ラマンラマン(Rammang-Rammang)

約4~5万年前の洞窟住人の壁画が数多く残るスンパンビタ(Sumpang Bita)
約1000段の階段をひたすら上り続けた先には、壁画が残る洞窟が。洞窟内にはイノシシや豚などの狩猟動物や漁で使用していた小船などが描かれており、当時の住民がどのような生活をしていたかが覗えます。また、5本指の手形は表札のような役割を果たしており、住人がいることを示しているそう。

マロスは空港から車で1時間とアクセスも良く、日帰りで気軽に遊びに行くことができます。本日ご紹介した他にも、小舟に乗ってマングローブ林を進むラマンラマン(Rammang-Rammang)や年中カメと泳げる楽園カポポサン島(Kapoposang)など30を超えるジオスポットが集まっています。

  • 右:手形、左:イノシシ
  • 左:豚、右:小舟

プランC:熱気と喧騒の中ローカルグルメを食す旅

インドネシアでも有名な美食の町マカッサルでグルメ旅はいかがでしょうか?
港町のためエビやイカなどの海鮮料理やスラウェシでしか食べることのできないご当地グルメがたくさんあります。

チェーン店も美味しいですが、おすすめは個人経営のローカル店
アジア特有の熱気と喧騒の中で味わうローカル飯はまた絶品です!(もちろんエアコンの効いたローカル店もあります)

©︎マカッサル観光局 Coto Makassar

まずは、マカッサルに来たら食べずには帰れないチョト・マカッサル(Coto Makassar)
牛肉とスパイスの煮込み料理で、牛肉のコクが染み出たスープをブラス(白米をココナッツの葉で包んだもの)と一緒に食します。また、ライムやサンバル(辛味調味料)、ケチャップマニス(甘くとろみのあるソイソース)でお好みに味変して食べるのがマカッサルスタイル
※注文する時は、肉の部位の希望を店員に伝えます
PIPI(ほほ肉)USUS(ホルモン)LIDAH(タン)DAGING(その他の肉)などなど
ですが迷ったらとりあえずチャンプルー(MIX)がおすすめ!

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■Coto Nusantara(おすすめ)
住所: Jl. Nusantara Baru No 142
営業時間:15:00~20:00
定休日:不定休
SNS:@coto_nusantara(インスタグラム)
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  • ©︎マカッサル観光局 Pisang Ijo
  • ©︎マカッサル観光局 Jalankote

お次はスナック(デザート)
インドネシアではピサン・ゴレン(揚げバナナ)が有名ですが、マカッサルではバナナを緑色のもち皮で包み込んだピサン・ヒジョウ(Pisang Ijo)やバナナをプレス焼きしたピサン・エペ(Pisang Epe)が有名。
夕方になると、ビーチ沿いにたくさんの屋台が立ち並びピサン・エペなどのローカルフードを味わうことができます。

また、ジャランコテ(Jalankote)も忘れてはいけません!ジャガイモや人参、卵などを衣に包んだ揚物で一度食べると止まりません。

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■Muda Mudi (おすすめ)
住所:Jl. Rusa No.45 A
営業時間:8:00~20:00
定休日:不定休
SNS:@rm.mudamudi(インスタグラム)
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▶その他、マカッサルの観光情報はこちら

 

いかがでしたか? 現在、絶賛観光地開発中のスラウェシ島
こんなローカルなスラウェシが見られるもあと僅か!?
この機会にぜひ、スラウェシ島へお越しください!

それではまた、次回も楽しみに!Sampai jumpa lagi !

インドネシアのバリから1時間半のスラウェシ島
♦まだ誰も訪れたことのない秘境好き
♦未知なる獲物をハントしたいダイバー
♦ローカル感が大好物なバックパッカー
Ayo ke Sulawesi Selatan!

▶その他、スラウェシ島に関する観光情報はこちら!

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