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南アフリカは南半球に位置する国なので、季節が日本とは逆です。7月現在は真冬で、毎日ダウンを着込む寒さです。一部の地域では既に積雪も観測されています。そんな南アフリカではChristmas in Julyという文化があり、7月になるとあちこちでクリスマスマーケットが開催されます。
7月のヨハネスブルグの平均気温は最高17℃〜最低3℃で、1年で最も寒い月といわれています。風はとても冷たいものの、日差しがかなり強いのが特徴です。日中は暖かく、まちなかでは半袖の方もよく見かけます。ただし朝と晩はスキー場のような寒さです。雨は全く降らず、乾燥していることもあり日本の冬よりは快適で過ごしやすいと思います。
南アフリカ人はマーケットが大好きです。週末になると大小さまざまなマーケットがあちこちで開催され、地元の方々が手作りの品を売っています。そして7月はクリスマスをテーマにしたマーケットが開催されます。南半球の国の一部では、12月のクリスマス本番の時期は真夏で暑いので、寒い7月にもクリスマスを祝おうという風習があるようです。「Christmas in July ヨハネスブルグ」と検索するといつどこでクリスマスマーケットが開催されているか広告が出てきます。7月中旬〜下旬にかけて公園や、普段スポーツイベントが行われるような広場で開催されることが多いです。
売っているものはいつものマーケットとほとんど変わらないですが、クリスマスの飾り付けがされてクリスマスの手作りオーナメントが販売されます。
今回、Silverstar Casino というカジノ施設の広場で大々的にクリスマスマーケットが開催されていたので行ってきました。
マーケットでは手作りのお菓子やアクセサリー、南アフリカのお土産なども売られています。よく見かけるのは南アフリカの伝統柄シュエシュエの布を使ったバッグやレジャーシートなど。
Silverstar Casino
クリスマスマーケットは2025年6月20日〜7月27日まで開催中。
この時期は、広場やマーケットなど様々な場所でアイススケート場も設置されます。アイススケートといっても氷ではなくプラスチックなのですが、雪に見立てた泡が大量に噴射されていて冬らしさが演出されていました。ヨハネスブルグは滅多に雪が降りません。
7〜8月の南アフリカは観光のオフシーズン。南アフリカの1番の観光地であるケープタウンは、ビーチやプール、マリンスポーツが売りのひとつであるため、その客層が一気に減りいつもより混雑が緩和されます。
さらに、サファリは冬の今の時期がベストシーズンといわれています。冬で草木が枯れているため動物が隠れにくく、発見しやすいんだそうです。
冬の南アフリカはいいこと盛りだくさん。お盆休みの旅行先の候補にぜひ入れてみてください。