【南アフリカ】アフリカ文化を讃えるイベントSOKEに潜入！

南アフリカを中心に、ジンバブエやナミビア、ボツワナなどの複数の都市で開催しているイベントです。今回はケープタウンで開催されたソケに行ってきました。
このイベントにはTOUCH OF AFRICA（アフリカ風）というドレスコードがあり、参加者のファッションは見どころのひとつです。人々は自慢のアフリカ衣装を着て、フェイスペイントやビーズのアクセサリーを身につけてやってきます。もちろん、なかにはTシャツにジーパンのカジュアルな人もいます。
ソケ公式のインスタグラムでは参加者のおしゃれなファッションの数々を見ることができるので、私は大好きでいつもチェックしています。

◾️ソケ公式インスタグラム
https://www.instagram.com/soke_africa/

そしてもうひとつの見どころはやはりアフリカ人のダンスです。
DJのすぐ前のエリアが最も盛り上がっていて、時々ダンスバトルのような状態になっていました。足を高く上げるズールー特有のダンスをしている方もいました。

DJが流していたのは南アフリカの音楽を中心とした、コンゴやナイジェリア、ジンバブエ、タンザニアなどなどアフリカ各国の音楽です。モダンな曲が多いなか、伝統的なズールーの曲が流れた時には多くの人々が大熱狂していました。
アフリカ人は曲を聴くとすぐどのアフリカの国の曲かがわかるそうです。それぞれの国で特有のビートがあり、時には2カ国以上のビートが合わさった曲もあるそうです。
会場でどんな音楽がかかっていたか気になる方は、Spotifyに「SOKE RADIO」というソケが作成したプレイリストがあるので聴いてみてください。ソケの公式インスタグラムからもアクセス可能です。

今回のようにDJがいたり、ライブミュージックのある南アフリカのイベントで必ず見かけるダンスがあります。エレクトリックスライドです。
エレクトリックスライド用の曲はなく、曲自体ははなんでも良いそうです。誰からともなく踊りだし、どんどん増えて気がつくと会場全員が踊っていてフラッシュモブのような状態になります。
ダンスは簡単で、ステップだけです。一歩足を出して、引っ込めて、回って、違う方向を向いて同じ動きをして、といった感じです。
後ろに一歩進む動きもあるので何度も足を踏まれそうになりますが、ゆっくりしたダンスなのでなんとか真似しながらできます。
アフリカ特有の文化というわけではなさそうなのですが、とにかくあらゆるイベントで遭遇するので私はその度に参加しています。

物販では動物のファーがあしらわれたヘッドホンやワニの革の腕時計を発見しました。

フードコーナーで発見したのはプランテイン（Plantain）の揚げものです。見た目も味もバナナですが、バナナではありません。西アフリカや中央アフリカを中心として食べられています。甘くなくさっぱりしていておつまみにぴったり。ものすごく辛いチリソースを絡めて食べます。
南アフリカでは滅多に見かけないので、貴重な機会でした。

ソケでは過去にモパネワームを提供していたこともあったようです。モパネワームとは巨大な蛾の幼虫で、大人の指ほどの太さです。南部のアフリカを中心として親しまれています。ソケではニンニクと玉ねぎとチリで炒めた料理が提供されていたようなのですが、今回はなかったので残念でした。

◾️SOKE公式インスタグラム
https://www.instagram.com/soke_africa/

チケットは上記のインスタグラムのページからオンラインで購入できますが、当日会場でも購入可能です。
今回のチケットはR100（約800円）でした。会場によっては高価なVIPチケットなどもあります。

◾️現時点での今後の開催予定
・8月10日　ヨハネスブルグ（南アフリカ）
・8月31日　ブラワヨ（ジンバブエ）
・9月9日　ハラレ（ジンバブエ）
・11月1日　ウィントフック（ナミビア）

イベント開催時間は全て統一で13時〜22時です。

年間を通してどこかしらの都市で開催されています。12月以降の予定も決まり次第インスタグラムに投稿されることが予想されます。
参加される際は是非アフリカンなファッションで楽しんでください！
ロッカーなど荷物を預けるところはないので身軽な格好で行くことをおすすめします。