【岐阜】岐阜県庁20階『清流ロビー』｜9月から土日祝も開放！夜景を楽しめる新スポットに

「清流ロビー」は、地上約90メートル、岐阜県庁舎最上階に位置する開放感あふれる展望スペースです。
9月以降は平日に加え、土日祝日の午前10時～午後8時まで（最終入庁は午後7時30分）開放されることになりました。これまでは17時30分までの開放でしたが、土日祝は夜の時間帯まで利用できることから、年間を通じて夜景も楽しめるようになりました。

広々とした展望ロビーは四方がガラス張りで、濃尾平野に広がるまち並みや、その周辺の山々まで360度、景色を一望できます。
試行期間中の土曜日に訪れましたが、駐車場やロビーは混雑もなく、ゆったりと過ごせました。夜まで開放されることで、訪れる時間帯ごとに街のさまざまな表情を楽しめます。夜は南側の窓から、遠くに名古屋の高層ビル群の明かりも見えました。

ロビー内の机・椅子・ソファーなどの家具は、岐阜県内の素材が使われていたり、県内で製作されたものが並びます。床や壁にも県産タイルや木材が用いられています。床材に使われている素焼きの美濃焼きタイルが印象的でした。
外は猛暑続きでも、館内は冷房が効いて快適。自販機も設置されているので、ソファーでアイスコーヒーを飲みながら夕景や夜景を眺めることができます。デートスポットにもおすすめです。（私は一人で行きましたが…）

夕暮れ時に訪れるなら、県庁前の公園「ぎふ結の森」を散歩するのもおすすめです。
芝生広場には、岐阜県特産の木曽石や美濃石をあしらった「レインガーデン」、さらに国天然記念物である「淡墨桜」や「中将姫誓願桜」の苗木が植えられています。

昼間は暑さで歩くのも大変ですが、夕方は気温も和らぎ、心地よいひとときを過ごせます。

展望ロビーとあわせて、1階の展示スペース「GALLERY GIFU」も開放されます。
ここでは岐阜の観光・文化・産業をテーマに展示が行われており、7月からは県内市町村との連携企画もスタートしました。

第1弾は8月末まで笠松町とアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』のコラボ展示。私はアニメには詳しくありませんが、熱心に見学するファンの方が何人も訪れていました。
9月以降は約2週間ごとにテーマが変わり、9月3日（水）～16日（火）は関ヶ原町、9月19日（金）～10月5日（日）は美濃市と、それぞれの企画が予定されています。

平日は仕事のため、これまでなかなか訪れることができませんでしたが、試行期間中の週末に足を運び、その眺めに感動しました。
「せっかくなら9月以降の週末も続けて開放してほしい」と思っていたので、本格実施が決まりとても嬉しいです。

岐阜の素材や家具に彩られた庁舎空間を楽しみながら、新たな絶景・夜景スポット（デートスポット？）として、ぜひ訪れてみてください。

■岐阜県庁舎
所在地：岐阜市薮田南2丁目1番1号

開放日時：
平日　午前7時30分から午後5時45分まで
土日祝日　午前10時から午後8時まで（最終入庁は午後7時30分）

閉庁日：
【令和7年度】
9月27日(土曜日)、11月15日(土曜日)、11月29日(土曜日)、12月13日(土曜日)
年末年始（12月29日(月曜日)から1月3日(土曜日)）、令和8年2月14日(土曜日)、2月15日(日曜日)、3月14日(土曜日)
【令和8年度以降】
原則毎月第3土曜日
年末年始（12月29日から1月3日）