【米国・サンフランシスコ】高速鉄道BARTに新たな決済システムが導入！！

8月20日から、空港を含むベイエリアとサンフランシスコを結ぶ高速鉄道BARTの改札で、新しい決済システム「Tap and Ride」が導入されました。クレジットカード（Visa、Mastercard、AmEx、Discover）やデビットカードに加え、Apple PayやGoogle Payなどのモバイル決済をタッチするだけで乗車・降車が可能となり、大人運賃であればクリッパーカード（MUNIカード）は不要になります。

これまでのようにWalletアプリや専用アプリを経由したり、プラスチックのClipperカードを購入・チャージしたりする必要はなく、スマホやカードをかざすだけで乗車できるようになりました。特に観光客や一時利用の方にとって、大変便利な仕組みです。

ただし、MUNIやCaltrainなど他の交通機関との乗り換え、また学生・高齢者・低所得者向けの割引運賃については、引き続きClipperカードが必要となります。

また、これまで「改札に入ったものの乗車せず出場した場合」に自動的に課金されていた 6.40ドルのエクスカーション運賃 は廃止され、代わりに 30分間の猶予時間 が導入されました。入場後30分以内であれば料金が発生しないため、誤って改札を通過しても安心です。

8月26日から、ダウンタウンの中心街マーケットストリート（10丁目〜エンバーカデロ）の区間で、限定的に車両通行が再開されます。利用できるのは Waymo（自動運転タクシー）、Uber Black、Lyft Black の3サービスで、これによりダウンタウンでの移動が一層スムーズになります。

今週末にベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。

・8/8 – 8/24：SF Fringe Festival
出演アーティストは審査ではなく抽選で選ばれ、チケット収益の100%が出演者に還元される、アーティストファーストなフェスティバル。コメディ、ドラマ、一人芝居、人形劇など、幅広いジャンルを小規模な劇場でアットホームに楽しめます。

・8/22 : Fridays on Front Street : 4-9PM
市内最新のダウンタウン・ブロックパーティー。ライブ音楽、フードポップアップ、Giants戦の観戦も楽しめます。

・8/23：Pier Party @ Fisherman’s Wharf：3-7PM
毎夏恒例のフィッシャーマンズ・ワーフの無料ライブシリーズ。毎月第2・第4土曜日の午後3時～7時に開催され、Crab Wheel Plazaが地元アーティストの音楽と賑わいで包まれます。8月23日のヘッドライナーはフォークソングでお馴染みのAnthony Arya Band

このコラムを書いている2025年8月22日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は7.5%。今週も増加傾向です。全米の平均陽性率は9.9%。こちらも同じく上昇傾向。多くの人が移動するレイバーデーの祝日もいよいよ来週末に迫っています。