【アメリカ・オーランド】アメリカ旅行中に病院を利用するには？

アメリカの病院は、日本のようにどこでも気軽に受診できるシステムではありません。診察料や検査費用が非常に高額なため、旅行前に必ず海外旅行保険に加入することが大切です。保険がないと、ちょっとした診察でも数百ドル〜数千ドルになることもあります。

私は今、地元の Orlando Health（オーランド・ヘルス） という大きな医療グループで妊婦検診を受けています。居住者なので「マーケットプレイス」という政府の仕組みを通じて選べる保険に加入していますが、旅行者の場合は短期の旅行保険が頼りになります。
また日本と同じように、会社勤めの人は、ほとんどの場合会社を通しての加入となります。

旅行者が行ける病院の種類

旅行者が急に体調を崩した場合、行ける医療機関はいくつかあります：

• Urgent Care（アージェントケア）：軽い体調不良やケガに対応するクリニック。予約なしで利用できることが多く、観光客にもおすすめ。

• Emergency Room（ER／救急外来）：命に関わるような緊急時はこちら。ただし待ち時間も費用も大きいので、本当に緊急の場合のみ。

• Pharmacy Clinic（薬局併設のクリニック）：CVSやWalgreensに併設されている小さな診療所。風邪や予防接種程度ならここで対応可能です。

オーランドは観光客が多いため、病院によっては通訳サービスが用意されているところもあります。日本語対応はほとんどありませんが、スペイン語対応は広く普及しています。英語が不安な方は、旅行前に「保険会社のサポートデスク」に通訳サービスがあるか確認しておくと安心です。

旅行中は体調を崩さないのが一番ですが、万が一の時に知っておきたいのがアメリカの医療事情。保険と行き先の医療機関の種類を理解しておけば、慌てずに行動できます。

Orlando Health：https://www.orlandohealth.com/
AdventHealth Orlando：https://www.adventhealth.com/hospital/adventhealth-orlando
U.S. Urgent Care Association：https://www.ucaoa.org/