【南アフリカ】チーターと触れ合える施設、チーターアウトリーチ（Cheetah Outreach）

敷地に入ってすぐの小屋が、受付です。ここで体験したいプログラムを申し込みます。
プログラムのラインナップをいくつかご紹介します。

・大人のチーターとの触れ合い
・子供のチーターとの触れ合い
・餌やりの見学
・チーターの全力疾走の見学 (火・金曜限定）

この他にも事前予約制のプライベートツアーなどもあります。
『大人のチーターとの触れ合い』は年齢制限がありませんが、『子供のチーターとの触れ合い』は14歳以上の年齢制限が設定されています。子供のチーターは好奇心旺盛で、人間の子供と戯れようとしてしまう可能性が高いためだそうです。
今回、私は予約なしで行きました。受付で『大人のチーターとの触れ合い』を申し込みたい旨を伝えると、対応できるスタッフとチーターがいるか確認するとのことで10分ほど待ちました。幸いすぐ体験できましたが、できれば事前予約していった方がよさそうです。

受付と支払いを済ませたら、施設の奥にあるブリーフィングエリアへ向かうよう指示されました。
道の途中でカメやファイヤーフォックス、ミーアキャットなどのケージを通りました。

ブリーフィングエリアに到着後、ロッカーに荷物を預け、スタッフから注意事項の説明を受けます。
誰もが気になる「チーターが襲いかかってこないか」という疑問にもスタッフがここでしっかり応えてくれます。
まず朗報です。チーターは人間を食べません。シマウマやインパラなど脂質の低い動物を好むため、牛や人間など脂質が多い肉は好みではないそうです。食べようと襲ってくる可能性は低いものの、遊ぼうとして戯れてくる可能性は少なからずあるので、刺激しないよう気をつけるようにとのことでした。
さらに、縄張り争いなどで攻撃的になる他の肉食動物と違ってチーターは臆病で争いを好まない動物です。宿敵とは戦わずに基本的には逃げます。
安心したところで、いよいよケージ内に入りチーターとご対面です。

チーターとご対面したら、スタッフが3人がかりでチーターの触り方をレクチャーしてくれました。背中のみ触ってOKで、頭やお腹は絶対に触ってはいけません。ここのチーターは毎日ケアされているため野生のチーターより毛が柔らかいそうなのですが、猫よりは毛が硬かったです。
写真はかなりの枚数を撮ってくれました。家族で撮った後、「1人ずつも撮る？」とも言ってくださり、チーターとゆっくりとした時間を過ごせました。チーターはかなり人慣れしていて、終始リラックスしている様子でした。我が子は幼稚園児ですが、スタッフの方が丁寧にサポートしてくださり子供も安心して触れ合いできました。
プログラム自体はチーターと写真を撮るだけなのですが、ちょっとした待ち時間中もスタッフがチーターの色々な知識を教えてくれるので満足度が高い体験でした。

◾️Cheetah Outreach

Home

住所：De Beers Ave, Firgrove, Cape Town, 7110
団地のように、複数の住宅が集合している敷地の中にあります。セキュリティがいるゲートを通ってすぐにチーターアウトリーチ専用駐車場があります。

料金や体験可能な時間帯は、プログラムによって異なります。
今回ご紹介した大人のチーターとの触れ合い体験の詳細はこちらです。
【料金】
入場料：平日R10、休日R5
体験料：大人R180、子供R110
営業時間：毎日10時〜17時