キーワードで検索
皆さん、こんにちは! 数日前に、サンフランシスコ総領事館から、在米邦人に対して、とても注意喚起のお知らせが届きました。一見、当たり前のことですが、「知らなかった」では済まされないアメリカ滞在の「生命線」に関わるとても重要な内容です。
うっかりミスで素敵な旅を台無しにしないよう、しっかり、意識の再確認をしていただければ、とご紹介します。
米国政府より、すべての外国公館に対して、自国国民に法令遵守を徹底するよう、再度の注意喚起があったそう。特に気をつけたい危険行為と、その罰則がこちらです。
| <危険行為(一例)> | <待ち受けるであろう罰則(一例)> | |
| 不法入国、不法滞在(ビザの期限切れなど) | 逮捕・罰金・懲役 | |
| 飲酒運転など、その他の法令違反 | 逮捕・罰金・懲役 | |
| ビザ・滞在資格外の活動(観光ビザでのアルバイトなど) | 査証(ビザ)・滞在資格の取り消し | |
| 上記全ての結果 | 国外退去処分(強制送還)及び米国への再入国の禁止の可能性 |
また、領事館からは、SNSの言動への注意も言及しています。
米国入国後も、SNS上の言動が保安審査の対象になり続ける可能性があり、滞在許可の条件を違反していると判断された場合、滞在資格の取り消しになることもあり得るそうなので、投稿内容等にも注意をしてください。
以下に、領事館の通達(原文ママ)を貼付しておきます。
●本年5月末に米国政府から米国に所在するすべての外国公館に対して法令の遵守についての注意喚起がありました。その際も領事メールで周知いたしましたが、本件の高い重要性を踏まえ、改めて注意喚起いたしますので、ご留意いただきますようお願いいたします。
●米国への不法入国、不法滞在やその他の法令違反(飲酒運転等)は、逮捕・罰金・懲役、さらには査証・滞在資格が取消され、国外退去となり、その後再入国禁止となる可能性がありますので、注意してください。
●米国の出入国、滞在等に関してご質問、お困りごとがあれば、当館又は最寄りの総領事館にご相談ください。法的なアドバイスをお求めの場合には、移民法分野の弁護士をHPで紹介しておりますので参考にしてください。
1. 5月29日(木)、米国政府から日本を含む各国大使館・総領事館に対して、米国内における法令の遵守についての注意喚起がありました。
米国政府からの連絡では、米国への不法入国、米国内において滞在期限を超過し不法滞在となる、あるいはその他の法令違反をすると、逮捕・罰金・懲役のリスクがあるほか、国外退去処分とされる可能性もあること、また、国外退去となった場合、米国への再入国が永久に禁止される可能性もある旨、自国民に周知するよう各国公館に求めています。
その後も、米国政府から法令の遵守等に関する発信がなされています。在留邦人及び渡航者の皆様におかれては、米国において、不法入国、不法滞在、法令違反行為(査証・滞在資格外活動や飲酒運転等)を行った場合、逮捕・拘留されたり、多額の罰金が課されるリスクがあることを改めて十分に認識願います。また、米国査証発給後や米国入国後も、SNS上での言動も含め、米国による保安審査の対象となり続ける可能性があります。その結果として、米国滞在許可条件を遵守していないと判断された場合、査証・滞在資格が取消され、国外退去等となり、その後再入国が禁止される可能性もありますので、十分御注意ください。
2. 米国の出入国、滞在に関係する法律制度や手続等について支援・助言が必要な方は当館又は最寄りの総領事館でこの分野の弁護士をHPで紹介しておりますので参考にしてください。なお、万一逮捕・拘禁された場合には、現地警察等に対し、当館又は最寄りの総領事館に連絡するよう要請してください。
3. 米国査証・滞在資格に関しては、日本政府が緊密に米側と意思疎通してきており、引き続き、領事メール等を通じて情報提供してまいります。
【参考】
●在米大ホームページ「米国出入国について」
https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen.html#7
●当館ホームページ「弁護士・通訳リスト」
https://www.sf.us.emb-japan.go.jp/files/100573708.pdf
■ご来館時の待ち時間を短縮するとともに、領事待合室の混雑を避けるため、当館領事窓口で行うパスポート、各種証明等の業務を予約制としております。詳しくは当館HPをご覧下さい。(https://www.sf.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/appointment.html)
■海外渡航の際には、万一に備え、家族、友人、職場等に、日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html)
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
(詳細は https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html# 参照)
在サンフランシスコ日本国総領事館
Consulate-General of Japan at San Francisco
領事・警備班
TEL:415-780-6000
HP:https://www.sf.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html