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皆様、こんにちは。10月末から11月上旬までタイ旅行をしてきたインド在住のtaecoです。タイのバンコク在住時代は、少し遠くて、年1回ラマ9世公園に行く程度だったエリアで、2泊しました。昔は最寄り駅のないエリアでしたが、2022年、イエローラインの開通により、外国人もアクセスしやすくなったエリアです。ホテルも食事もリーズナブルで、ホテル周辺には洗濯機もたくさんあり、なおかつ、外国人にも馴染みのある飲食店もたくさん入っているショッピングモール「シーコンスクエア」が便利で、期間限定の風景もあり、とても楽しめたので、紹介したいと思います。
2025年11月3日と4日、タイのショッピングモール「シーコンスクエア・シーナカリン店」に立ち寄ったところ、タイの国母、シリキット王太后の崩御を受け、シリキット王太后を追悼するメッセージが各モニターで映し出されていました。さらに、館内では、タージ・マハルらしきドームが建設中でした。年末に完成したタージ・マハルを撮りに行こうと思っていましたが、帰国後調べたところ、2025年11月5日~16日、シーコンスクエア・シーナカリンのホールに、タージ・マハルにインスパイアされたドーム「The Dome – Taste of the Sky」が誕生し、そこで、今年最大級のハラルフードを販売する屋台が集まっていたようです。詳細はこちら→https://www.thailandexhibition.com/thai-trade-show-details/the-dome-taste-of-the-sky?c=MjIwMDI=&fbclid=IwY2xjawOUKsxleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEePEtDf8h3T2jf-26NGdO9xbZ_YqxCJ1IKJWrTs9V0V59FfDsklblcCIQFmYY_aem_z2i6CqcETbST8l4jNL-Wgg
※タージ・マハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟で、インド・イスラム文化の代表的建築で、1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、2007年に新・世界七不思議(New Seven Wonders of the World)にも選出されたインドのアグラにある建物です。
インドで、本物のタージ・マハルを見たばかりの筆者も、完成前日の姿を見て、「タージ・マハル」がタイにやって来た!と感じる仕上がり度合で、この演出に驚きました。
インド在住者にとって、タイは日系の食材等を購入するのに便利な国の1つになっており、元タイ在住者は、フジスーパーに行くことが多いようですが、シーコンスクエア・シーナカリンには、タイならではのお店(Mr.DIY)から、ドンキやユニクロ、スターバックスコーヒー、クリスピードーナッツ、100円ショップ(実際には1品60バーツ~で100円より高いので、日本在住者にとっては割高です)等、日本人に馴染みのあるお店までたくさん入っているので、滞在場所にもよりますが、こちらも便利なスポットだなと感じました。
名称:シーコンスクエア・シーナカリン(英語表記:Seacon Square Srinagarindra タイ語表記:ซีคอนสแควร์ ศรีนครินทร์)
公式ウェブサイト https://seaconsquare.com/
Facebook https://www.facebook.com/SeaconSquareFanPage
タイのショッピングモール「シーコンスクエア・シーナカリン店」の近くには、ラマ9世公園とノンボン湖公園(Nong Bon Lake Park、สวนสาธารณะบึงหนองบอน)があります。筆者は、ホテルからシーコンスクエア、パラダイスパーク周辺を散策しながら、公園まで歩いて行きましたが、普段、あまり歩かない人は、BoltタクシーやGrabタクシーを利用してアクセスするのが距離的にも治安的にもよいかなと思います。
ラマ9世公園については、2019年10月16日付の記事(「花が美しいタイ・バンコクの「ラマ9世公園」へ行こう! | 地球の歩き方」)で紹介していますので、割愛しますが、ノンボン湖公園は、大変広く、日本人にはあまりなじみのない公園だと思いますが、お散歩しているタイ人や走りに来ているタイ人がたくさんいる公園でした。17時前であれば、登録者は、この公園の見所になっているカヌーやヨット乗りも体験できるようですが、筆者が気づいた時は既に17時を過ぎていたので、登録方法についての詳細は確認できませんでしたが、広い公園内でこの風景を見られて、長いタイ・バンコク生活の中で見られなかった風景を今回あらたに見られてよかったです。
タイのバンコクで暮らしていていて、「自然」を求めると、バンコク郊外を思い浮かべがちですが、タイのバンコク都内にもこのような自然が残されていて、その中で楽しめる公園が点在しているのは、バンコクの魅力で、今回、ノンボン都公園もその一つだなと感じました。
タイのショッピングモール「シーコンスクエア・シーナカリン店」近くには、木曜日から日曜日の週4日16時~0時までオープンしているシーナカリン鉄道市場(Train Night Market/ตลาดนัดรถไฟ)もあります。今回、滞在日時が開催曜日ではなかったので、今回も行けませんでしたが、筆者が通っていた写真教室でもよく行く市場の1つで、思わず写真を撮りたくなるフォトスポットもあり、グルメも楽しめるとのことなので、タイミングの合う方は行ってみてはいかがでしょうか。筆者もいつかまた挑戦したいところです。
シーナカリン鉄道市場(Train Night Market/ตลาดนัดรถไฟ)のFacebook
https://www.facebook.com/taradrodfi/?_rdc=1&_rdr
今回、バンコクでは5泊しましたが、内2泊は、シーコンスクエア・シーナカリンには、BTSウドムスックからイエローラインに乗り換えてアクセスできる「スワンルアンラマ9(=ラマ9世公園)駅/Suan Luang Rama 9/สวนหลวง ร. 9」から徒歩約12分のホテル「De Botan Srinakarin/เดอโบตั๋น ศรีนครินทร์」で泊まりました。(ウドムスック駅周辺等からシーコンスクエアの近くまで、ソンテウでアクセスできる方法もあるようです)。
近くには、他にもいくつもホテルがありますが、屋上にプールがあり、そこからの眺めも気になり、ここにしました。時期によると思いますが、アゴダ経由で、1000バーツ代前半で宿泊できました。各部屋にトイレ、シャワー、ポットもあり、ホテルのすぐ近くに、何軒も、脱水機もあるコインランドリーがあり、想定外の雨に何度もあったこともあり、とても便利でした。一点不満だったのは、wifiはありましたが、現在はパスワード不要のwifiだったので、筆者はなんとなくセキュリティーが心配でつなげることができず、その点がとても残念でした。
ホテルの屋上にはプールがあり、タイ人と西洋人のお客さんの多いホテルで、1階には、カフェレストランがあり、ガパオ、カニチャーハン、エビチャーハンを食べましたが、いずれも、100バーツ以下でした。しかも、エビチャーハンがとてもおいしかったです。
シーコンスクエア・シーナカリン店や市場は、ホテルから見ると、スワンルアンラマ9(=ラマ9世公園)駅(Suan Luang Rama 9/สวนหลวง ร. 9)の反対側にあり、ちょっとした食事や買い物には駅向こうまで行く必要があるかなと思っていましたが、ホテルのあるエリアには、セブンイレブン、コインランドリー、屋台もありました。
初めてのタイ旅行の方や潔癖症の方には少しハードルが高いかもしれませんが、タイミングがあえば、パトンコーやカオニャオ等、好きな人にとってはたまらないタイならではの食べ物も楽しむこともできます。
以上、タイのバンコク都内の西部に位置するエリアについての紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。タイのローカル感と現代の便利さの両方を楽しめ、レートの関係もあり、タイ旅行が高く感じられる今日この頃ですが、比較的コスパよく、素朴なタイを楽しめるエリアではないかと思います。また、スワンナプーム空港からも比較的近いエリアです(タクシーで約20分)。タイ旅行やタイ生活の際の参考になれば嬉しいです。