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ニューヨークの冬の風物詩といえば、各地で開かれるホリデーマーケット。クリスマスシーズンには、公園全体が華やかに彩られ、ショッピングや食べ歩き、スケートまで楽しめます。本記事では、タイムズスクエアからも近く、観光の合間に立ち寄りやすいブライアントパークのホリデーマーケットについてご紹介します。
毎年クリスマスシーズンが近づくと設営されるのが、ブライアントパークの「ウィンタービレッジ」。普段は広々として人々の憩いの場となっているこの公園ですが、この時期になるとホリデーマーケットが立ち並び、まるで映画の世界みたいな雰囲気に。
公園内はクリスマスツリーやイルミネーションなど、クリスマスらしいデコレーションがされるだけでなく、スケートリンクやイグルー(透明なドーム上のプライベート個室)、バーやカフェが併設された「ロッジ」などの施設も期間限定で登場します。
ホリデーマーケットを楽しむのはもちろん、ランチやディナー、タイムズスクエアやブロードウェイなどの観光地に寄ったあとの休憩にもぴったりです。今回は、筆者いち押しの3つのポイントをご紹介します。
ホリデーマーケットでは、フードとドリンクどちらも充実しています。特に寒い季節に嬉しいのがホットドリンク。定番のホットチョコレートや、ホットアップルサイダー(リンゴを搾った無濾過・無加糖の無炭酸ジュース)、ホットワインもあって、飲みながら公園内をまわれば気分が盛り上がります。
フードは、クリスマスマーケットにはかかせないカリーヴルスト、さくっとお腹を満たせるハンバーガーやホットドッグ、ワッフルやチュロスなど、食べ歩きにぴったりなラインナップが揃っています。パーク内にはたくさんのテーブルと椅子が設置されているので、買ってきたものを座ってゆっくり食べることも可能です。
公園内には、特設のスケートリンクがあります。クリスマスシーズンのスケートリンクといえばロックフェラーセンターが有名ですが、ブライアントパークのスケートリンクも大人気で、平日も老若男女問わずスケートを楽しんでいる姿がみられます。
滑るには事前予約が必要ですが、予定が合えばぜひ体験したいところ。滑らなくても、リンク周りを歩くだけで十分雰囲気を楽しめます。
マーケットでは、クリスマスオーナメントやハンドメイド雑貨がたくさん売られています。ニューヨークらしいデザインのものも多く、旅の記念や大切な人へのお土産にもぴったり。大きな店とは違って、ここでしか出合えない一点物が見つかるのも魅力です。
例年、開催は10月末〜1月初旬ごろまでで、今年は2025年10月24日~2026年1月4日まで。クリスマス直前や土日、夜はかなり混むので、ゆっくり見たいなら平日の昼間がおすすめです。
また、ブライアントパークはタイムズスクエアから徒歩圏内。観光の合間にふらっと立ち寄れるのも大きな魅力です。
公園のすぐ隣には、ニューヨーク公共図書館(New York Public Library)があります。この時期、図書館の入り口前にいるライオン像の首にはクリスマスリースがかけられており、写真映えするので合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
また、公園内にもトイレがありますが、常に混雑しているので図書館内のトイレ利用もおすすめです。おむつ交換台もあるため、赤ちゃん連れで訪れる場合はこちらを利用するとよさそうです。
ブライアントパークのホリデーマーケットは、冬のニューヨークを楽しむのにおすすめのスポットです。公園内は歩きやすく休憩場所も多いため、小さな子供連れで訪れたり、観光の合間にちょっと立ち寄ってひと休みするのにもぴったり。また、スケートやクリスマスのお土産探しなど、ホリデーシーズンならではの楽しみ方ができるのも魅力です。冬のニューヨーク旅行ではぜひ予定に組み込んでみてはいかがでしょうか?