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エチオピアにはユニークな食習慣が根付いています。なかでも酸味のあるクレープのような主食の「インジェラ」は有名です。それ以外にも肉や魚を生で食べる文化があったり、コーヒー発祥の地ならではのおいしいコーヒーもたくさん。今回はそんなエチオピアの食文化をご紹介します。
まずはエチオピアの定番、インジェラです。
インジェラとは、エチオピアで広く食べられている主食です。もちもちした少し厚めのクレープのような食感で、発酵しているので酸味があります。
インジェラの上にはおかずが乗っていて、インジェラをちぎっておかずを巻いて食べます。基本的には全て素手でいただきます。
以前、日本でインジェラを食べた時にその独特の酸味から「ちょっと苦手かも・・」と思っていたのですが、現地で食べるインジェラは酸味が弱く、食べやすかったように思います。
エチオピアのレストランでは、何を注文しても大体インジェラが無条件でついてくることが多かったので滞在中はほぼ毎食インジェラを食べることになりました。
エチオピアには生肉を食べる文化があります。その昔、紛争中に食事の準備で火を使うと煙で相手に居場所がバレてしまうことから、生のまま肉を食べたことから現代でも生で食べる文化が根付いていると言われています。
生肉の食文化は特にエチオピア南部のエリアで盛んだそうです。
牛のヒレ生肉を食べてみましたが、味はマグロの刺身に近く、弾力のある食感でした。
辛いソースをつけて、インジェラと一緒に素手でいただきます。
生肉を提供しているレストランには、このように店頭の見えやすい場所にに生肉が吊るされていることが多いです。新鮮さにはかなりこだわりがあり、締めたての牛を提供しているそうです。
生肉だけでなく、もちろん火を通したビーフも食べることができます。いくつかのレストランで注文しましたが、どれも塩胡椒と唐辛子で炒めたシンプルな肉炒めで最高においしかったです!
こちらもインジェラで包んで素手でいただきます。
生魚も新鮮さにこだわっています。
エチオピア南部で訪れたレストランには生簀があり、注文が入り次第そこから魚を網ですくって捌いて提供するシステムになっていました。
コーヒー発祥の地・エチオピアの町中では、いたるところでおいしいコーヒーを楽しむことができます。価格は1杯100〜200円程度ととてもリーズナブルです。
その味わいは、フルーティーで爽やかな酸味が特徴。エスプレッソのような小さなカップでいただきます。コーヒーを淹れる際、お香を焚くのが伝統的なスタイルです。
ちなみに、日本でおなじみの「カルディコーヒーファーム」の店名は、かつてエチオピアでコーヒーを発見したと言われる山羊飼い「カルディ」の名前に由来しています。
コーヒーが熱すぎて飲めない場合、お皿に少しこぼしてお皿から直接飲んでも良いと地元のガイドさんに教えてもらいました。
コーヒーに、「ティナアダム」と呼ばれるハーブがついてくることもあります。このハーブでコーヒーを少し混ぜると、爽やかなハーブの香りが広がります。まずハーブなしで飲んで、その後ハーブで味変して楽しむそうです。
こちらもエチオピアのコーヒー店の定番メニュー、マキアートです。
エチオピアのマキアートとは、コーヒーにミルクを加えたシンプルなもの。砂糖は入っていないので、お好みで。こちらも小さいカップで提供されます。
エチオピアはコーヒーが安くておいしいので、せっかく来たからと1日に5杯飲んだところお腹を壊しました。コーヒーの飲み過ぎにはご注意を。
地元のガイドさんも、お腹を壊さないように1日3杯までに制限しているとのことでした。1杯が小さいのでついつい何杯も飲んでしまいます。
首都アディスアベバにはモダンでおしゃれなカフェがたくさんあります。
興味深い食文化がたくさんあるエチオピア。首都のアディスアベバでは、ガイドさんが市内のおすすめレストランを巡りながらエチオピアの名物を食べて周るツアーがあり、エチオピアの文化に興味がある方におすすめです。ガイドさんの説明を聞きながら、ガイドさんと一緒に食べるので、特に一人旅で話し相手がいない方は地元の方と伝統的な食事ができてより一層旅が楽しくなります。
フードツアーはGet your guideなどのオンラインのツアー予約サイトなどで申し込みできます。
エチオピアの食事は基本的に素手でいただくことが多いので、ウェットティッシュや消毒液があると役立ちます。