【岡山】「吉備路ロマン無料循環バス」を使ってイベントに参加しよう
2024.8.27
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こんにちは。岡山特派員のmamiです。前回、備前片上ひなめぐりの予告をご紹介しましたが、県内には、すでに雛めぐりの始まっている地域がいくつかあります。そのひとつ、陣屋町の足守町並み保存地区の「陣屋町足守町並み雛めぐり」に行ってきました。開催期間は3月22日(日)までです。
足守は、旧足守藩主木下家の庭園「近水園」をはじめ、白壁の長屋門と土塀に囲まれた武家屋敷、醤油製造業の商家「藤田千年治邸」など、今なお江戸時代の面影を残すエリアです。
車は市営足守観光駐車場に停めると主な観光地に近く便利です。
各民家や商家の軒下や縁側には、お雛様が飾られています。つい、夢中になって見てしまいますが、道路は車がなんとかすれ違える道幅ですが、車の通行量が多いので注意して歩いてくださいね。
2年ぶりの足守ですが、街並みを歩いて感じたのが古民家を改修して新しいレストランやお菓子屋さんが増えていたことです。
2年前もカレー専門店レシオが新たにオープンして話題になっていましたが、足守で食事を楽しむ選択肢が広がってきたことは嬉しい限りです。
江戸時代末期に建築され、明治以降に本瓦葺き入母屋二階造り漆喰塗りという豪壮な造りとなった藤田千年治邸は、この雛めぐりのメイン会場といえるかもしれません。一歩建物の中に入ると醤油樽の上に飾られたお雛様が出迎えてくれます。
ここで街並みに飾られたお雛様の地図をいただきました。
お座敷に上がって見せていただけますが、ここには明治時代から昭和までの多くのひな人形が飾られています。時代によってお顔が違うので見比べてみて下さい。
雛人形はまだ、奥へ奥へと続いています。
突き当りの床の間には、タペストリー状のお雛様がありました。これも明治時代の古いものでした。
時間の無い方は、藤田千年治邸一か所を見るだけでも十分な価値があります。
藤田千年治邸は、江戸時代の足守の商家の姿を伝える貴重な建築物です。
藤田千年治という人はこの地で醤油製造業を始めた創始者で、代々の当主がその名を引き継ぎました。当時の醤油製造の様子が再現され、かつての商家の面影を伝える様々な展示もあります。
ボランティアガイドさんがいらしたので、中庭の蔵の中まで見せてもらえました。
ここは麹(こうじ)を作っていた室(むろ)になります。麹室で作られた麹は、仕込桶の中で塩と混ぜられ、1~3年程度発酵させると、諸味(もろみ)になるそうです。天井の梁には、麹菌が今も残っていました。
室(むろ)の入口には、煮沸消毒のための釜の設備がありました。普段は立ち入り禁止になっていますが、釜の中も見せて下さいました。中はそのまんま、五右衛門風呂のようでした。
室の隣りは米蔵でした。壁が黒いのは鉄板を貼っているからです。ネズミの米蔵への侵入を防ぐため、かじられても歯の立たない鉄板を貼っているそうです。
ここでは、昔の道具や先人たちの知恵をいろいろと教えていただき、楽しく過ごしました。
ガイドさんがいらっしゃるときはぜひ、案内してもらってください。旅の土産話のひとつになると思います。
藤田千年治邸があまりにも面白かったので、長々としたレポになりました。足守保存地区は、雛人形だけでなく、建築的にも興味深い建物が色々とあったので次回に続きますね。
電話番号 086-295-0005
営業時間 9:00~16:30
定 休 日 月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始
駐 車 場 有り(藤田千年治邸駐車場 乗用車25台)
アクセス ・岡山自動車道「岡山総社IC」より車で約12分
・JR桃太郎線「足守駅」下車、タクシーで約5分