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こんにちは。岡山特派員のmamiです。 今頃、雛めぐり?と、思われるかもしれませんが、岡山では「ひな祭り」を月遅れの3月4日に祝う地域が多くあります。したがって3月下旬から4月上旬まで、雛めぐりを開催する町もありますが、その中から私の行くことのできた「雛めぐり」をご紹介します。
倉敷市児島の旧野﨑家住宅のお雛様展です。岡山藩主から拝領した享保雛をはじめ国内に2点しかない明治天皇の雛人形など貴重なお人形が人気を集めていて4月9日(日)まで見ることができます。
ひな人形は蔵の中で一堂がそろい見られますが、旧宅の和室や床の間などにも飾られています。旧野崎家自体が国の重要文化財なので、建物も見ごたえがあります。
同時開催で「おひな同窓会」として近くの旧野﨑家住宅別邸 迨暇堂(たいかどう)でも100畳の大広間に、地元民家から寄せられた雛人形が飾られています。
日によってはコンサートも行われているので公式サイトをチェックして見てください。
入館は旧野﨑家住宅と共通(入口でチケット提示)です。
ただ、迨暇堂は残念ながら今年は3月12日(日)で終わっています。
「津山城下町雛めぐり」は、旧家で代々受け継がれてきた雛人形を玄関先や商店街のショーウインドウに展示し、城下町の歴史や文化を体感してもらおうと始まりました。
写真は、期間中の会場のひとつで、コンサート会場の「つるし雛」です。商店街のおかみさん手作りの小物販売や、マルシェ、ワークショップ、など、様々なイベントが催されます。
私がいちばん魅せられた幕末のお雛さまです。落ち着いた色合いで上品な十二単をお召しになった、今もなお品のあるお顔だちのお雛様でした。津山は戦災に遭っていないので、古いお雛さまが多く残っているようでした。
4月3日まで開催しています。
歴史と魅力あふれる陣屋町足守の町並みで、大正期からの様々な種類のお雛様に出会える雛めぐりです。
陣屋の町並み散策とともに、お雛めぐりも楽しめます。今年は3月25日(土)までなのでお早めに行ってみてください。