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【お出かけスポット@シリコンバレー】街の誇り「ブックショップ・サンタクルーズ(Bookshop Santa Cruz)」の深堀りガイド

かん

かん

特派員

更新日
2026年2月28日
公開日
2026年2月28日
かん
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サンタクルーズのダウンタウンを語る上で欠かせないのが、街の魂とも言える「ブックショップ・サンタクルーズ(Bookshop Santa Cruz)」です。

ここは単なる本屋ではなく、コミュニティの「リビングルーム」のような存在であり、街の激動の歴史を見守ってきた象徴的なスポットなのです。

街の誇りであり憩いの場である「ブックショップ・サンタクルーズ」

1966年の創業以来、この書店はサンタクルーズの知性と自由な文化を支え続けてきました。その魅力を深掘りしてみましょう。

©︎かん ブックショップ・サンタクルーズ(Bookshop Santa Cruz)のPacific Avenue側の入口

1.ブックショップ・サンタクルーズが語る「真の団結」
(参考:https://www.nbcbayarea.com/news/local/bookshop-santa-cruz-saved-by-community-after-1989-quake/1900742/)

1989年10月17日、サンタクルーズをマグニチュード6.9の大地震が襲い、ブックショップ・サンタクルーズの建物は倒壊を免れたものの、解体が決定。「ブックショップ・サンタクルーズ」のオーナーは、一瞬にしてビジネスと長年築き上げたコミュニティの拠点を失う危機に直面します。

市当局から与えられた撤去作業の猶予は、わずか2日間でした。オーナーがラジオで助けを求めると、翌日、そこには、400人もの市民が集まっていました。

そのすべての人々が「たとえ余震で瓦礫に閉じ込められても、救助は期待しない」という免責同意書にサインをし、ヘルメットを被り、一冊一冊の本の誇りを払い、箱に詰め、運び出し続けました。彼らはそこにある「コミュニティの記憶」や「知的な交流の場」という、街にとってかけがえのない価値を守ろうとしたと言えます。市民たちの献身によって、ブックショップ・サンタクルーズは「救い出され」ました。

2.「スタッフの推薦文」に注目

店内を歩くと、棚のあちこちにスタッフ手書きの推薦カード(Staff Recommendations)が目に入ります。
ブックショップ・サンタクルーズのスタッフ一人ひとりの個性が光る選書は魅力敵で、あらゆるジャンルで、素敵な、または、意外な一冊に出会える確率が非常に高いと言えるでしょう。


3.オリジナル・グッズと数々のおしゃれなギフト製品

丈夫なキャンバス地に「Bookshop Santa Cruz」のロゴが入ったトートバッグ、サンタクルーズらしい、少しヒッピーでアートなデザインの小物やステッカー・しおり、子供向けのおもちゃやステイショナリーが充実しています。また、店内で購入したギフト用のセルフサービスの包装カウンター(無料)も備え付けられています。UCSCのロゴ入りグッズも、充実しています。

4.地元の作家やUCSCとの繋がり

UCSC(カリフォルニア大学サンタクルーズ校)の教授陣や地元の著名な作家によるサイン会、トークイベントが頻繁に開催されています。入り口付近の掲示板やカウンターにあるイベントカレンダーをチェックしてみてください。運が良ければ、世界的な作家の朗読会に居合わせることができるかもしれません。

©︎かん ブックショップ・サンタクルーズ(Bookshop Santa Cruz)のFirst Street側の入口
©︎かん 店内のトイレ横の掲示板は、UCSCキャンパスや町中でのイベント情報案内で埋め尽くされている

街の書店で手に入る「UCSCグッズ」の魅力

ブックショップ・サンタクルーズは、UCSC(カリフォルニア大学サンタクルーズ校)の公式ブックストアではありません。しかし、地元コミュニティと大学の強い結びつきを象徴するように、「街の視点から選ばれたUCSCグッズ」が非常に充実しています。

大学キャンパス内のストアまで出かけずとも購入できる、ダウンタウンの書店ならではのラインナップを紹介します。


1.マスコット「バナナスラッグ」のユニークなアイテム

UCSCの有名な(そして少し奇妙な)マスコット、黄色いナメクジのバナナスラッグ(Banana Slug)。
ブックショップ・サンタクルーズでは、このキャラクターをあしらった知的なアイテムが並びます。

限定Tシャツ・パーカー:大学ロゴが入った定番のものから、書店オリジナルの少しレトロなデザインのものまであります。値段は高めで、Tシャツは35ドル、パーカーは60ドルほどの価格がついています。

知的なスラッグ・ステッカー:本を読んでいるスラッグや、眼鏡をかけたスラッグなど、書店らしいアレンジが加わったステッカーは、PCやノートに貼るお土産として学生にも大人気です。

2.「地元愛 × 大学愛」のコラボグッズ地元の独立系書店である「Bookshop Santa Cruz」と「UCSC」の両方のロゴが入った、ここでしか手に入らないコラボアイテムが見つかることがあります。

キャンバストートバッグ:書店のロゴとバナナスラッグがデザインされたトートバッグは、サンタクルーズに住む「文化的な日常」をそのまま持ち帰るような特別感があります。

3.学生や教授陣の著書・関連書籍グッズとは少し異なりますが、UCSCの教授や卒業生による著書コーナーが非常に充実しています。大学の歴史を綴った本など、「UCSCの精神」を最も深く反映した「お土産」と言えるかもしれません。

4.アカデミックな文房具

UCSCのスクールカラーである「ブルー&ゴールド」を基調としたデザインの文房具も置かれています。
大学ロゴ入りのモレスキン風ノートや、バナナスラッグが描かれた金属製のしおりなどは、日本に帰ってからも仕事や勉強で使いやすい実用的なアイテムです。

©︎かん 店内の「UCSCグッズ」コーナー。Pacific Avenue側の入口から入ってすぐ。
©︎かん

想像力の宝庫・キッズ・ウィーク(子供向け書籍コーナー)の魅力

ブックショップ・サンタクルーズには、子供向けの書籍コーナーも設置されています。
コーナーの入り口には、まるで絵本の世界に迷い込んだような木の幹を模したアーチやデコレーションがあり、そこをくぐると、床から天井まで本に囲まれた子供たちのための聖域が広がります。

サンタクルーズらしい「多様性」が本のラインナップにも表れており、人種、性別、環境問題、そして「自分らしくあること」の大切さを説く絵本や、UCSCのマスコットや地元の自然、アメリカ杉の森、海洋生物に関する図鑑や物語も非常に充実しています。

子供たちが本との体験を通じて本と友達になれるように、棚の合間には小さなベンチやクッション、おもちゃが置かれています。子供たちが自由に本を手に取り、座って読める工夫が施されているのです。

本と一緒に、サンタクルーズのアーティストが手がけたようなユニークなパズルや、科学的好奇心をくすぐる実験キット、創造性を養う工作セットなども置かれています。

 

書籍のセール品や状態の良い古本売り場も!

ブックショップ・サンタクルーズでは、書籍のバーゲンや、状態の良い古本の販売も実施されています。

そして、店内のトイレは、無料で自由に利用ができます。
本を読みながら、一日中、ブックショップ・サンタクルーズで知識欲を満たすことができますよ☺

Bookshop Santa Cruz(ブックショップ・サンタクルーズ)

住所:1520 Pacific Ave, Santa Cruz, CA 95060 (ダウンタウンの入口から歩いてすぐ)

電話番号: (831) 423-0900

営業時間:年中無休 朝9時〜夜9時

ウェブサイト:bookshopsantacruz.com

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