御朱印さんぽで開運! 日本最強レベルの力がもらえる茨城の神社3選
茨城県には強力な御利益を頂けるとうわさの神社が点在しているってご存じでしたか?数ある中でも特に参拝しておきたいおすすめ神社をピックアップ! 「この頃なんだかついていない」「新しい一歩を踏み出したい」そんなあなたは迷わず参拝の旅へ出かけましょう。参拝の証として神社で頂ける御朱印についてもご紹介します。
茨城の神社へ行くならここから! 一度は参拝したい「鹿島神宮」
鹿島神宮は、常陸国(現在の茨城県)で最も社格の高い一之宮で、日本神話最強ともいわれる武神を祀っています。かつて旅に出る前に道中の無事を鹿島神宮で祈願したことから、新たなチャレンジを始めるときにお参りすると御利益があるといわれています。
鮮やかな朱色が目を引く楼門をくぐると、右手に本宮があるため、まずはごあいさつを。さらに先へ進むと600種類以上の植物が生い茂る奥参道が続きます。森林浴を楽しみながら約300mの参道を歩けば、心身がすぅ~っと浄化されていくように感じられます。
地中で地震を起こすナマズを抑えていると伝わる霊石「要石(かなめいし)」や、底が見えるほど澄んだ水が満ちる「御手洗池」など、境内の見どころは盛りだくさん! 時間をとってゆっくり境内を歩くのがおすすめです。疲れたら、御手洗池の近くにある茶店でひと休みしましょう。
御朱印は祈祷殿で頂けます。本宮をお参りしてから境内を散策する前に御朱印帳を預け、帰る際に受け取るようにすると待ち時間がなくスムーズです。預ける際に整理券が渡されるので、なくさないように!
■鹿島神宮
・住所: 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
・アクセス: JR鹿島線・鹿島臨海鉄道「鹿島神宮駅」から徒歩10分
・参拝時間: 自由
・御朱印授与時間: 8:30~16:30
・URL: http://kashimajingu.jp
鹿島神宮と一緒に参拝したいのが、神栖市にある息栖神社です。御神体は「忍潮井」と呼ばれるふたつの井戸で、井戸の底に沈められた瓶が見えれば幸運が訪れるといわれています。
鹿島神宮と息栖神社、そして千葉県香取市にある香取神社の総本社・香取神宮の3社を参拝する旅は「東国三社参り」と呼ばれ、3社すべてをめぐると大きなパワーを頂けるのだとか。3社を参拝して完成させる「東国三社守り」をゲットすれば、さらに達成感がアップしそうです。
神秘的な光景は撮影不可避! 絵になる「大洗磯前神社」
「大洗磯前」という神社名のとおり、大洗海岸を望む小高い場所に鎮座する神社です。海上の岩礁に立つ「神磯の鳥居」が有名で、多くの人が写真を撮りに訪れます。鳥居があるのは、二之鳥居から道路を挟んだ先に広がる神磯と呼ばれる太平洋に臨む磯辺。地震や噴火、流行り病などに苦しむ人々を救うために神様が降臨したと伝わる聖地です。写真を撮るだけではなく、心静かにお参りすることも忘れずに。
神社までバスで行く場合は「大洗磯前神社下」バス停が最寄りです。近くにある二之鳥居をくぐり、約90段の階段を上れば随神門や拝殿へ行くことができます。車の場合は、境内にある大洗海洋博物館近くの駐車場まで行くことができるため、階段を上ることなくお参りが可能。二之鳥居や神磯の鳥居へ行くには階段を下りる必要があります。
御朱印は拝殿に向かって右手にある社務所で頂けます。お守りなどの授与品を頂く場所とは異なるためご注意を。神磯の鳥居が描かれたオリジナル御朱印帳もあります。
■大洗磯前神社
・住所: 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
・アクセス: 大洗町コミュニティバス「大洗磯前神社下」からすぐ
・参拝時間/御朱印授与時間: 9:00~16:30
・URL: http://oarai-isosakijinja.or.jp
大洗磯前神社を参拝したあとは、神社から車で約25分の「国営ひたち海浜公園」へ。1年をとおして色とりどりの草花が楽しめる人気の公園で、4月中旬~5月上旬は広大な「みはらしの丘」に約530万本のネモフィラが咲き誇ります。丘が見渡す限りブルーに染まる景色は息をのむ美しさです。
■国営ひたち海浜公園
・住所: 茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4
・アクセス: 茨城交通バス「海浜公園西口」からすぐ
・営業時間: 9:30~17:00 ※季節により変動あり
・休み: 火曜(祝日の場合、直後の平日)
・料金: 高校生以上450円、65歳以上210円 ※季節により異なる
・URL: https://hitachikaihin.jp
百八十八柱もの神様がすむとっておきの聖地「御岩神社」
県の北東部に位置する御岩山にあるのが霊験あらたかな御岩神社です。緑濃い巨木がそびえる境内には、百八十八柱もの神道の神様のほか、仏教の阿弥陀如来や大日如来も祀られています。ものすごいパワーが渦巻くといわれるパワースポットです。
社務所から拝殿までは歩いて8分ほどですが、標高530mの御岩山山頂までは山道を歩きます。拝殿から20分ほど歩くと、奥宮の「かびれ神宮」が見えてきます。さらに20分ほど参道を登ると山頂に到着! 視界が一気に開け、那須連山まで一望できます。軽装備でもいいので、登山の装備を用意し、登拝ルートを外れないように山頂を目指しましょう。雨天や積雪時、15:00以降の入山は禁止です。山中にトイレはありません。
御朱印は参拝後に社務所で頂きましょう。中央に押される社紋(三つ葉葵紋)は、御岩神社が徳川御三家の水戸藩の祈願所だったことを示しています。奥宮の「かびれ神宮」の御朱印も頂けます。かびれ神宮の御朱印に押印されるのは十六菊花紋の印です。
■御岩神社
・住所: 茨城県日立市入四間町752
・アクセス: 茨城交通バス「御岩神社前」から徒歩2分
・参拝時間: 6:00~17:00
・御朱印授与時間: 9:00~17:00
・URL: http://www.oiwajinja.jp
県北で注目したいのは御岩神社だけではありません。若い世代の神職たちが中心となって企画した「神玉巡拝」がひそかな話題です。「神玉」とは神様のパワーが宿った玉のことで、日立市、北茨城市、高萩市にある神社を巡拝し、すべての神玉を集めると願いがかなうといわれています。
2021年3月現在、神玉は以下に記述する神社で頒布される全10種ですが、企画開始当初は7種だったため「県北のドラゴンボール」といわれていたとか。神玉をコンプリートしても龍は現れないですが、願いは成就するかもしれません。各神社を象徴するモチーフが描かれた神玉は、専用のヒモに付けてお守りにすることができます。
【神玉が頂ける神社】
泉神社(日立市)、大久保鹿嶋神社(日立市)、大甕神社(日立市)、神峰神社(日立市)、助川鹿嶋神社(日立市)、艫神社(日立市)、花園神社(北茨城市)、佐波波地祇神社(北茨城市)、神岡稲荷神社(北茨城市)、八幡宮(高萩市)
茨城の神社めぐりの頼れる相棒はこの一冊!
茨城の神社をお参りするなら、ぜひ参考にしてほしいのが『御朱印でめぐる茨城の神社 ~週末開運さんぽ~』。
御朱印本の草分け的存在として人気を博している「地球の歩き方御朱印シリーズ」の新刊です。神社の基本情報はもちろん、見どころや頂ける御朱印がわかりやすくまとめられているほか、旅の計画の参考になるモデルプランも充実。御朱印の見方や参拝の作法など、今さら聞けない初心者向けの情報も満載です。御朱印ビギナーも熟練者も大満足の内容になっています。この本を片手に御利益をたっぷり頂く御朱印トリップに出かけませんか。
※当記事は、2021年3月24日現在のものです
筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。