日本フランス間の直行便およびパリの状況について
Bonjour こんにちは!
在仏日本大使館より、公共交通機関の運行に関する最新情報が配信されましたので最近のパリの状況とともにお届けいたします。
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昨日の7月14日の革命記念日の花火にあたっては、シャンドマルス公園での音楽祭は開催されたものの、11時より園内への入場は規制、トロカデロ広場付近も14時から規制が始まり、エッフェル塔近辺は全て封鎖され、テレビなどでの鑑賞が推奨されました。
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革命記念日が過ぎると通常ではバカンスの始まりですが、今年はソルドの始まりでもあります。
注)今年のソルドは7月15日開始です。
パリ市内ではレストランも再開し、街は賑わいを取り戻しています。飲食店も各テーブル間に距離を開ける必要があるため、パリ市はこの夏9月まで特別にテラス席の拡大を認めました。
サン=ジェルマンデプレは車の侵入が禁止され、道路いっぱいにテラス席が増席されています。
なお飲食店ではテラス席を除き、入店から着席するまではマスクの着用が求められます。またお手洗いを利用する際も必要となります。
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以下、交通についての連絡です。
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1 日本とフランス(パリ)を結ぶ直行旅客便について
8月以降、JAL便は週2便から週3便に増便、ANA便は運航を再開、AF便は成田便・関空便とも週3便を運航する予定です。
(1)JAL:8月~9月は羽田便を週3往復運航
(2)ANA:8月は羽田便を週2往復運航
(3)AF:8月は成田便及び関空便を週3往復運航
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2 SNCF,RATPの運行状況は、ほぼ通常運行と発表されています。
新型コロナウイルスによる閉鎖はほぼありませんが、工事等の影響により一時的な閉鎖を行っている駅もありますので、利用の際は以下のHPで最新情報をご確認ください。
(1)SNCF(フランス国鉄)
(2)RATP(パリ交通公団)
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また、6月よりデモも再開しています。激化し鎮静のために催涙ガスが使用されることもありました。
▲黒煙のあがるアンバリッド周辺。
7月毎週木曜日にアンバリッド付近がデモにより封鎖されています。また警察に届出のなされていないデモもあるため、予告なしに始まる可能性もあります。
コンコルド広場付近にて渋滞で2時間足止めされることもありましたので、移動の予定のある方はご注意ください。
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3 フランス全土において、11歳以上の乗客に対し、公共交通機関利用時のマスク着用義務が継続しています。同義務違反は135ユーロの罰金対象となりますので十分注意してください。
大きな駅の場合、メトロの出入り口付近にマスク着用を見回るコントローラーがいます。
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なお現在、郵便局から発送できるエコノミー便、通常SAL便は全世界に宛てて休止中です。再開の目処は立っていません。郵送が必要な場合はDHLなどをご利用ください。
☆エコノミー便とは、日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するので、船便より速く、航空便より安いサービスです。
小包は同時にまとめて利用すれば料金割引(10個以上10%、50個以上20%)を受けられます。
・送れないものもありますので、詳細は郵便局のサイトよりご確認ください。
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今回の件で、隣人や周囲の人と協力し合うことの大切さを身をもって実感しました。
外出制限中もお互い励まし合い、窓越しに挨拶を交わし、足りないものを分け合って乗り越えることができました。
日本とフランス間の行き来がもっと自由にできるようになる日が一日も早く訪れることを祈ります。
それではまたà bientôt!
筆者
フランス特派員
HIROMI
2018年より在仏。フランスにて妊娠、出産を経て現在子育て中。
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