
【ワシントンDC】クリスマスイブにはナショナル・クリスマスツリー2022を見に行こう!
ワシントンの12月の観光スポットは、ホワイトハウスの南のプレジデントパーク!
寒さが続くワシントンですが、冬の見どころといえばホワイトハウス南側のプレジデントパーク(ザ・エリプス)のナショナル・クリスマスツリーでしょうか。100年目の点灯式を迎えた今年のモミの木のデザインは、金色と白のストリング・ライトと、白いオーナメントがメインで、金色のホログラフィック・ダイヤモンド・シェイプで上品なアクセントがつけられています。8mもある白いモミの木のツリーのトップにはシンプルでエレガントな星が輝いています。
伝統的なナショナル・クリスマスツリーの点灯式

プレジデントパークにクリスマスツリーを飾る習慣が始まったのは、1923年にカルビン・クーリッジ大統領が、クリスマスイブに故郷のバーモント州産の高さ約11.5ⅿのバルサム・ファーというモミの木の点灯式を行ったことに由来します。以来毎年12月初旬に、大統領とファースト・レディーによって点灯されています。1954 年からは、ページェント・オブ・ピースとして知られる 1 か月にわたるお祭りが始まりました。ナショナル・クリスマスツリーのまわりを、アメリカの各州と5つの準州、コロンビア特別区を表す58本の小さなツリーがぐるりと囲んでいますが、この小径は「平和への道」と呼ばれています。
エネルギー節約のために使われているツリーの照明はLEDライト
地球温暖化が懸念される昨今ですが、照明には14 年連続で最新の軽量のLEDライトが使われているということです。今年のツリーもとても豪華に飾られてイルミネーションがきらめいています。使用されているエネルギースター(ENERGY STAR®) 認定GE・LEDライトは、エネルギー使用量が約 80% 少なく、生木を守るのにも効果的だそうです。中央のナショナル・クリスマス ツリーとツリーを囲む58本の小さなツリーのライトは、毎晩日没頃に点灯します。

私は点灯式直後の週末に出かけたのですが、今年は、ホワイトハウスの南側のコンスティテューション・アベニューにもウェスト・エグゼキュティブ・アベニューにも駐車できなかったので、ホワイトハウスから少し離れた裏通りに駐車しました。かなり歩きましたが、20分以上歩いた甲斐あり!雪の結晶を思い出させるような星型のイルミネーションが点いたり消えたりしています。大きなツリーのベースを囲んでいるプレゼントの飾りも今まで見たことのないような斬新なデザインで、寒さも忘れて酔いしれてしまいました。毎年来ているのでしょうか。隣りでツリーを見ていた家族連れのお父さんが、「今年はチューチュー・トレインがないね。」と言っていました。目深に帽子をかぶった小さな子どもたちは、大きなツリーを見上げながら嬉しそうにはしゃいでいました。
このホワイトハウスの南のプレジデントパークのツリーは1月1日まで一般公開しています。ウェザーチャンネル、ウェザー・ドット・コムの向こう10日間の天気予報によれば、12月24日のクリスマスイブのお天気はだいたい晴れ、25日も晴れの見込みです。ただしイブの最高気温は-3℃、最低気温は-9℃、クリスマスの最高気温は-2℃、最低気温も-7℃とかなり冷え込むようですが、この時期にワシントンを訪れる機会がありましたら、ぜひ立ち寄っていただきたいと思います。厚めのコート、帽子、手袋、マフラーなどをご用意のうえ、暖かくしてお出かけくださいね。
プレジデントパーク(ザ・エリプス) ナショナル・クリスマスツリー・ライトアップ
- 住所
- 1450 Pennsylvania Avenue NW, Washington, DC 20230
- URL
- https://thenationaltree.org/
- 営業日
- 2022年12月2日 2023年1月1日
- 営業時間
-
日曜日~木曜日 10:00 - 22:00
金・土曜日 10:00 - 23:00 - 入場
- 無料

筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
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