
【ワシントン】カナダで発生した山火事の影響によるアメリカ北東部の大気汚染に関する注意喚起
ここ数週間、ワシントンDCや隣接する各州の天気は良かったのですが、カナダのケベックで発生した100件以上の山火事の影響で、アメリカ北東部の各地の大気に影響が出てしまったようです。
今朝のワシントンポスト紙のウェブサイトによると、6月7日午前9時45分、 エネルギー環境省が大気汚染勧告を発令したということです。この記事よると、エネルギー省は、大気質レベルのコードがレッド(赤)だと指摘し、人々に屋外で過ごす時間を減らしたり、屋外での計画を変更したり、それほど激しくない運動を選択したりするよう呼び掛けるツイートをしたそうです。
私の携帯電話のiPhoneの大気質モニターのアプリによれば、我が家の周辺の今朝の11時過ぎごろの大気質指数は194でした。現在150まで下がりましたが、ニューヨークは6月7日午後7時20分現在315とのことなので、世界中の大気汚染がひどい国々と比べても、今日のニューヨークの大気汚染の状況は深刻なようです。
ワシントンポスト紙は、ここのところ十分な雨が降っていないことや、北から流れ込む山火事の煙により霞がかかった乾燥した煙のようなパターンが続くため、今後数日間、大気質はあまり改善されず明日も大気質が低下することを示唆しています。
また、アメリカ国内の他の各メディアも、呼吸器系や循環器系の疾患のある方は外出を控えること、お出かけの際にはマスクを着用することなどを奨励していますので、旅行者の皆様、アメリカ北東部の旅行中の外出の際には、十分にご留意くださいね。

筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
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