
アメリカの首都ワシントンからメリークリスマス!
アメリカの国会議事堂から、メリークリスマス!アメリカ東部は厳しい冷え込みが続いていますが、皆様、いかがお過ごしですか。
ワシントンをはじめ、アメリカ国内の観光地では元日までホリデーシーズンのライトアップが続くところが多いのですが、アメリカ合衆国議会議事堂の西側の芝地に飾られたキャピトル・クリスマスツリーもそのひとつです。
今日は、寒さが厳しいワシントンからクリスマスツリーにまつわる話題をお届けしますね。
ノースカロライナから運ばれたクリスマスツリー
今年のツリーは、ノースカロライナ州のピスガ国有林から収穫され、約 500 マイル移動してワシントンに運ばれ、11 月 19 日に西芝生に到着しました。この高さ78 フィートのトウヒ(赤モミ)は、国会議事堂の地上チームの建築家によって設置、装飾され、11 月 29 日火曜日、クリスマス ツリーの点灯式が行われました。今年の公式ツリーはノースカロライナの9 歳の男の子と下院議長ナンシー・ペロシによって点灯されました。
北アメリカで最も古い山脈として知られるウワリ‐山脈(Uwharrie Mountains) にちなんで名付けられたウワリー国有林(Uwharrie National Forest)にはどんな歴史があるのでしょう。
キャピトル・ツリーのウェブサイトによれば、ウワリー(Uwharrie)、クロアタ(Croatan)、ナンタハラ(Nantahala)、ピスガ(Pisgah) の4か所の森林で構成されるクロアタン国有林は東海岸で唯一の沿岸林だそうです。ナンタハラとピスガは、南アパラチア山脈にあり、ピスガの林業学校は、現在アメリカ林業発祥の地の史跡に認定されているそうです。ノースカロライナ州の国有林が米国議会議事堂のクリスマス ツリーを提供するのは、これで3回目。1998年と1974 年には、ピスガ国有林のフレーザー・モミが国会議事堂の芝生を飾ったのだとか。2022年のクリスマスツリーにはノースカロライナにちなんだ7500個の様々なオーナメントが飾られています。

このクリスマス・ツリーは、2023年元日まで、毎晩、日暮れから午後11時までライトアップされます。国会議事堂のすぐそばには植物庭園もあります。この庭園のガーデンのライトアップもとても素敵ですので、機会がありましたらぜひお立ち寄りくださいね。

アメリカ合衆国議会議事堂 クリスマスツリー2022(U.S. Chapitol Christmas Tree 2022) ビジターセンター(U.S. Capitol Visitor Center)
- 住所
- Washington, DC 20510
- 電話番号
- 202-226-8000
- URL
- https://www.visitthecapitol.gov/
- 入場
- 無料
アメリカ植物庭園(U.S.Botanic Garden)
- 住所
- 100 Maryland Ave SW, Washington, DC 20001
- 電話番号
- 202-225-8333
- URL
- https://www.usbg.gov/
- 植物庭園の営業時間
-
10:00 a.m. - 5:00 p.m.
12/25休業
12月27日 8:00 pmまで - アウトドアガーデンの営業時間
-
7:30 a.m. ‐ 5:00 p.m.
12/25休業
12月27日 8:00 pmまで

筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
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