オーストラリアの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

オーストラリアはその広大な国土に多様な気候を持ち、地域によって異なる魅力を楽しむことができます。本記事では、オーストラリアの気候の特徴や地域ごとの違い、旅行に適した服装について解説します。

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オーストラリアの気候の特徴

オーストラリアは広大な国であり、地域によって気候が大きく異なります。一般的に、北部沿岸は熱帯気候で雨季と乾季があり、中・南部沿岸は温帯から冷温帯で四季があります。一方、大陸中央部は乾燥した砂漠気候です。年間を通じて日差しが強いため、サングラスや日焼け止めクリームは必需品です。

季節は日本と逆

オーストラリアは南半球に位置しているため、季節は日本とは逆になります。しかし、国土が南北に広いため、冬でも日中30℃を超える地域がある一方で、夏に20℃以下になる場所もあります。旅行の目的によって訪れる場所や季節を選ぶことが重要です。

オーストラリアの年間気温と降水量

シドニーと東京の年間気温を比較

シドニーと東京の年間降水量を比較

ケアンズと東京の年間気温を比較

ケアンズと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

オーストラリアの地域ごとの気候と服装

南部の気候

オーストラリア南部では四季がはっきりしており、シドニーやメルボルンでは夏に海水浴を楽しんだり、冬にスキーをすることができます。都市部の冬はそれほど厳しくなく、シドニーでは日中15℃を下回る日はほとんどありません。

服装のポイント
四季に応じた服装が必要で、特に冬は軽いコートやセーターが役立ちます。

北部の気候

北部は主に雨季と乾季に分かれており、乾季は4月後半から11月中旬、雨季は11月後半から4月中旬です。特に雨季の1〜2月は降水量が多くなるため、旅行の計画には注意が必要です。グレートバリアリーフでのダイビングは、乾季の方が海の透明度が高くおすすめです。

服装のポイント
乾季は軽装で過ごせますが、雨季は雨具を持参しましょう。

内陸部(アウトバック)の気候

内陸部は、真夏を避けることが望ましいです。日中40℃を超えることもあり、乾燥した環境は非常に厳しいです。4月と9〜10月は気温が30℃を下回ることが多く、過ごしやすい時期です。ただし、夜間は10℃を下回ることもあるため、セーターやトレーナーを用意することが重要です。

服装のポイント
昼夜の温度差に備えて重ね着できる服装を選ぶと良いでしょう。

まとめ

オーストラリアの気候は地域ごとに異なり、旅行の目的に応じて訪れる時期や服装を選ぶことが大切です。計画的な準備を行い、素晴らしいオーストラリアの旅を楽しんでくださいね。

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