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南アフリカは、多様な文化と壮大な自然が魅力の国。アフリカ大陸最南端に位置するこの国には、歴史的な遺産や野生動物との出合い、そして美しい風景が待っている。この記事では、そんな南アフリカのなかでも特に訪れるべき10の観光スポットを紹介する。南アフリカに現存する建物で最古といわれる「キャッスル・オブ・グッド・ホープ」や、世界遺産にも登録されているカナイマ国立公園にある「テーブル・マウンテン」など、冒険と発見に満ちたスポットが満載。
ケープタウンの観光名所のひとつであるキャッスル・オブ・グッド・ホープ。この要塞は、17世紀後半にオランダ東インド会社の総督の居城として建てられたもの。城内には、ミリタリー博物館のほか、当時の家具や調度品の展示があり、展示物やガイドツアーを通じて当時の生活やケープタウンの歴史を学ぶことができる。
ケープタウンを代表する絶景スポットのひとつであるテーブル・マウンテン。ロープウェイで山頂に登れば、ケープタウンの町並みや美しい自然を一望できる。体力に自信があるならハイキングルートで行くのもおすすめ。道中で見られる珍しい植物や野生動物も、自然の豊かさを実感させてくれる。
航海者たちにとって重要な地である喜望峰は、ポルトガルの航海者バーソロミュー・ディアスにより発見された。アフリカ大陸の南西端に位置し、荒々しい海とそびえ立つ岩山、そして断崖絶壁からの眺めが地球の壮大さを実感させてくれる。保護区内ではユニークな植物群や小動物たちと出合えることもあり、周囲を散策してみるのもおすすめ。
ステレンボッシュは、南アフリカで2番目に古い町。美しい町並みもさることならがら、多くのワイナリーが点在し、おいしいワインを味わうことができる場所でもある。ワイナリーではツアーやテイスティングを開催しており、ワイナリー巡りをしながら地元産のワインを堪能することができる。
ナマクア国立公園は、春の訪れとともにカラフルな花々が一斉に咲き誇り、まるで絨毯のように大地を彩る。ここでしか見られない固有種も多く、珍しい植物を楽しもう。
西ケープ州に広がるウエスト・コースト国立公園は、広大なラグーンに海洋生物や鳥類が集い、内陸では春になると花々が咲き誇る。野鳥観察にも最適で、バードウォッチャーたちにも人気が高い。
マンデラハウスは、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラがかつて住んでいた場所で、今では博物館として公開されている。マンデラが使っていた物品や写真、貴重な資料が展示されており、マンデラの足跡をたどるとともに、自由と人権の尊さを再認識させられるだろう。
ヨハネスブルグ近郊に位置するライオンパークスは、野生動物と身近に触れ合える場所。ライオンだけでなく、チーター、キリン、ハイエナなど多様な動物たちが暮らしている。また、ライオンやチーターなどの子供とのふれあい体験や、飼育員と一緒に餌やりを体験できるアクティビティも人気。
クルーガー国立公園は、ライオン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、サイをはじめ多くの野生動物が生息するアフリカ屈指の国立公園。ウォーキング・サファリやゲーム・ドライブに参加すれば、動物たちの生態を垣間見ることができる。園内のキャンプサイトやコテージに宿泊し、南アフリカの夜を満喫するのもおすすめ。
プレトリアの中心に位置するチャーチ・スクエアは、南アフリカの政治と歴史を象徴する場所だ。広場の中央には、南アフリカの英雄ポール・クルーガーの像がある。ここは市民の憩いの場でもあり、日中は多くの人々が行き交い、にぎわいを見せる。
南アフリカは、その豊かな自然と多彩な文化、そして歴史的な遺産が点在し、訪れる者に多くの驚きと感動をもたらす。マンデラハウスやキャッスル・オブ・グッド・ホープなどのスポットは、南アフリカの歴史を知る貴重な場所であり、これらのスポットを巡ることで南アフリカの魅力を存分に堪能できるだろう。