「地球の歩き方」がマクドナルドのハッピーセット®に初登場!7月11日より期間限定で販売
2025.7.11
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皆様、サワディーカー。世界各地で目にするマクドナルド。タイでも、ショッピングモール内や主要駅の近く、サービスエリアなどにあり、24時間営業の店舗も多く、旅行者や在住者で賑わっています。本記事では、そんなタイのマクドナルドについて紹介します。
タイのマクドナルド:McDonald’sのウェブサイト(https://www.mcdonalds.co.th/)には、日本同様のメニューからタイならではのメニューまであります。逆に、マックシェイクなど、日本にあってタイにはないメニューもあります。今回は、タイのマクドナルドのバーガー、サイドメニュー、ドリンクのバリエーション、人気メニュー、味、価格帯について、以下で紹介します。
タイのマクドナルドで提供されるバーガーは、時期等によって多少異なりますが、22種類。デリバリー用のマクドナルドのウェブサイト「マックデリバリー(McDonald’s – McDelivery)」で紹介されるバーガーメニューはそれより少なくなり、18種類程。
店内にあるモニターの上段には、新作メニューが並び、ベストセラー商品は、フィレオフィッシュバーガー、サムライバーガー、チーズバーガーの3種類になっています。期間限定商品も3種類あります。また、スパイシーのマークがついているバーガーが1種類あります。
タイのマクドナルドで人気のバーガー(いずれも単品)、チーズバーガー:90バーツ(約410円)、サムライバーガー:109バーツ(約497円)、フィレオフィッシュバーガー:109バーツ(約497円)、のうち、チーズバーガーを例に説明していきます。日本と同じような味わいで、サイズ的にも、価格的にも、万人受けするのがよくわかります。
ドリンクとポテトを付けたチーズバーガーセットは、ポテトMサイズ付で145バーツ(約661円)、ポテトLサイズ付で160バーツ(約729円)、ポテトXLサイズ付で175バーツ(約798円)です。
店頭では、追加料金なしで、コーラ、ゼロコーラ、ストロベリーファンタ、スプライト、または、紅茶をセットにできるほか、有料でそのほかのドリンクへの変更も可能です。マックカフェメニューからの選択も可能で、+5バーツ(約22円)でホットのアメリカーノ8オンスサイズ、+25バーツ(約114円)で12オンスサイズ、+35バーツ(約159円)でアイスアメリカーノ16オンスサイズに変更できます(2025年7月14日時点)。タイの昔ながらのカフェや大衆食堂でコーヒーを注文すると、甘くしないでといってもほんのり甘いことがほとんどですが、マクドナルドのアメリカーノは甘くなくて(別途、砂糖とクリームはついてきます)、世界共通の大変飲みやすい味わいだと感じます。
朝、マクドナルドへ行くと、ポテトの代わりに、ハッシュドポテトを注文できます。こちらも日本同様においしいです。店舗や時間帯によっては、両方注文できる場合もあります。
チキンナゲットは、6つ入り105バーツ(約478円)。ソースはプラムソース、バーベキューソース、ソースなしから選ぶことができます。タイならではのソースが無料で選べます。チキンバイツは7つ入59バーツ(約269円)。ソースはついていませんが、有料でチーズ風味のソース(Cheesy Dip)やマヨソース(Classic Mayo Dip)を付けることができます(2025年7月26日時点)。
さらに店内にはチキンやポテト用にソーススタンドがあります。筆者が今回訪れたBTSアソーク駅直結ロビンソン1階にあるマクドナルドでは「トマトソース」「チキンソース」「チリ」「アメリカンケチャップ」の4種類がありましたが、別店舗と同様、チキンソースとチリソースの中身は同じで3種類のようでした。いろんな味を挑戦してみるのも楽しいです!
タイのマクドナルドあるあるで、テイクアウトの際に毎回ケチャップソースが大量についてきます。このケチャップは少し薄く、ゼラチンで少し固められたような感じで、日本のケチャップとは違う感じがしますが、料理に活用しているという主婦の方もSNS上で散見します。
そのほか、数種類のチキンやパイのメニュー、パートンコー(タイ風揚げパン)もあります。コーンパイはほんのり甘めで想像より食べやすく、グラタンやカスタードクリームを使ったパイを食べたような満足感が得られます。
個人的に最も気に入っているのがマクドナルドのパートンコーです。パートンコーは、早朝、タイの屋台で販売されていることが多いようですが、朝、買いにいかなくてはならないところ、マクドナルドではどの時間帯でも出来立てが食べられ、サイズが小さめで、さっぱりとしていて、いくらでも食べられるおいしさだと感じます。パートンコー自体はほぼ甘みがありませんので、練乳(Condensed Milk Dip)付のセット(緑色のパンダンディップのセットも有)を注文するのがおすすめです。
タイのマクドナルドには、日本のようにシェイクはありませんが、デザートメニューはあります。小さなアイスコーン(ソフトクリーム)は15バーツ(約68円)で食べられるので暑いタイで人気があります。
タイのマクドナルドには、ご飯を使ったタイ料理メニューが2種類あります。両方共、単品で79バーツ(約360円)。一般的な日本人には結構辛い(スパイシーな)味わいですが、辛い料理が好きな人やがっつりお米を食べたい人にはもってこいです。期間限定で、午前中、おかゆとパトンコーがセットになったメニューが登場することもあります。
KAPRAO RICE(タイ語表記:マック・カオ・ガパオ)は、タイ料理でよくある豚ひき肉とバジルを炒めたガパオライスだと思ったのですが、スパイシーで酸味がほんのり感じられる甘辛いソースに和えられた鶏ひき肉団子料理でした。
日本のハッピーセットⓇのような子供向けメニューは、タイでは「ハッピーミール」として販売されています。値段は一律119バーツ(約542円)で、ポークバーガーセット、ビーフハンバーガーセット、ペッパーチキンバーガーセット、マックナゲットセット、7個入りのチキンバイツ、マックフライドチキン、チキンチーズバーガーハッピーミールがあります。おもちゃは2種類から選べるようになっています。
さらに、タイのマクドナルドでは日本の一部店舗で行っているサービスと同じく、バースデーパーティーを開くこともできます。事前予約必須ですが、子供にとっては素敵な思い出作りができます。
ドリンクは炭酸飲料が中心ですが、紅茶やコーヒー、オレンジジュースや抹茶も取り揃えており、マックカフェのメニューから選ぶことができます。デリバリーでは種類が限定されますが、店頭ではセットのコーラーも変更可能です。個人的に、タイのマクドナルドのアメリカーノ(ホット、アイス)とオレンジジュースの味はお気に入りです。
マクドナルドのアプリをインストールするとお得な価格で食べられることもあります。時間帯等若干の条件があったりしますが、初期登録者は30日間Mサイズのポテトが無料でもらえます(2025年7月時点)。
店頭でプロモーションが掲示されていたり、携帯電話の契約会社AISなどで提供しているポイントを利用することで割引になる場合もあります。デリバリーにあたってはデリバリー会社のプロモーションも利用できたりしますので、お得に食べたい方は、比較検討してみるとよいでしょう。
タイのビッグマックバーガーは、単品で145バーツ(約661円)。日本の480円と比較して少し高めです。今回筆者が訪れた際は、さらにボリューム満点のダブルビッグマックバーガーなるものが限定販売されていて、こちらは単品で195バーツ(約889円)でした。もしタイを訪れた際に見かけた場合は挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、ドリンクとポテトが付いたビッグマックのセット価格は、ポテトMサイズの場合で205バーツ(約934円)、ポテトLサイズの場合で220バーツ(約1003円)、ポテトXLサイズの場合で235バーツ(約1071円)です。追加料金を払えば、コーラなどの炭酸飲料ではないほかのドリンクにも変更可能です。例えば、+15バーツ(約68円)でホットアメリカーノに変更できます。
以上、タイのマクドナルドについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
10年以上前、タイの物価は日本の10分の1とか3分の1といわれた時代がありました。一部の商品を除いて、当時からマクドナルドの価格は日本と比べて“とってもお得”というわけではありませんが、ここ最近の円安でさらにその傾向が強くなっています。ただ、安心の世界共通の味というイメージもあり、店内はいつも多くの人で賑わっています。
最近は、店員さんのいる窓口に行く前に、大きなモニターで注文するスタイルをとっている店舗が多くなりました。モニター前でもたついていると、スタッフの人が手伝いにきてくれることも多いです。なかには、日本語で挨拶してくれる店員さんもいたりして、ほっこりする場所だったりもします。
お味は、タイでも日本同様、世界共通のバーガーが食べられる、ただ、ソースの味やサイドメニューがタイならではの個性的なものになる場合があると思っていただければと思います。また、タイのストリートフードでもあるタイ料理メニューやパートンコーまで食べられるようになっており、世界の人、そして、地元の人にも愛されるマクドナルドの戦略や試行錯誤を感じますね。
それでは、皆様、サワディーカー。