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【アメリカ・グランドキャニオン】火災の影響で一部エリアが2025年シーズン中の閉鎖決定

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2025年7月25日
公開日
2025年7月25日
©iStock

アメリカで人気の観光スポットであるグランドキャニオン国立公園で、落雷により火災が発生。今も延焼が続いており、一部エリアについて2025年シーズン中の閉鎖が決定しました。

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グランドキャニオンで発生した火災の概要

アメリカ・アリゾナ州にある人気観光スポット「グランドキャニオン」のコロラド川をはさんで北側のエリア「ノースリム」で、7月上旬に落雷が原因の火災が発生。現在も延焼しており、被害は2万8773エーカー(約116平方キロメートル)にまで広がっています。

この火事による人的被害は報告されていませんが、グランドキャニオンロッジやキャビン、ビジター施設など70棟以上の建物が焼失。現在も消火活動が続いています。

2025年シーズン中の閉鎖が決定したエリア

グランドキャニオンは東西約446kmにわたって延びる渓谷で、コロラド川をはさんで北側が「ノースリム」、南側が「サウスリム」と呼ばれるエリアに分かれています。ほとんどの観光客が、交通の便がよい「サウスリム」を訪れます。「ノースリム」も見どころがありますが、サウスリムより標高が高く冬は積雪も多いため、観光できるシーズンが例年5月中旬~10月中旬となり、冬季は閉鎖されます。

今回の火災により2025年シーズン中の閉鎖が決定したのは、「ノースリム」。すべての訪問者の立ち入りが禁止されていますので、決して立ち入らないでください。また、施設の再建まで時間を要することが予想されますので、すでに2026年シーズンの予約をしている方もご注意ください。

なお、「サウスリム」の各施設は通常どおり営業しています。

まとめ

旅行される方は、公式ページや報道などで最新情報を確認し、安全の確保に努めてください。

アメリカ合衆国国立公園局
https://www.nps.gov/grca/planyourvisit/conditions.htm
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