90年代の台北を舞台に青春模様を描いた『ひとつの机、ふたつの制服』。レトロかわいいがあふれる！

受験に失敗し、コンプレックスを抱きながらも、強引な母の勧めにより名門校の「第一女子高校」の夜間部に進学することとなった小愛（シャオアイ）。
全日制と夜間部は制服の刺繡の色で明確に異なるなか、教室や机は同じものを使うため、小愛は全日制の成績優秀な敏敏（ミンミン）と机に手紙を入れるやりとりから“机友（きゆう）”となる。ある日、小愛は敏敏に制服交換を提案され、行動をともにするようになるなか、やがて同じ男子高生を想っていることに気が付く・・・。自分を良く見せるために“昼”の制服を着て嘘をついてしまう小愛の微妙な心の様子や3人の関係性を甘酸っぱく描いた作品。

挿入歌には、台湾最強バンドと称される五月天（Mayday）の初期の名曲『擁抱』が使われ、そのほか作中ではどこか懐かしさを感じさせる町並みやヘアスタイル、ファッション、キャラ文房具などの“レトロ可愛さ”満点！　当時を知る人にとっては作品の内容はもとより、90年代の台北のリアルが息づくディテールにも注目したい！

公開日：2025年10月31日（金）新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
監督：ジュアン・ジンシェン（荘景燊）
脚本：シュー・フイファン（徐慧芳）、ワン・リーウェン（王莉雯）
出演：チェン・イェンフェイ（陳妍霏）、シャン・ジエルー（項婕如）、チウ・イータイ（邱以太）
原題：夜校女生｜英語題：The Uniform｜2024｜台湾｜5.1ch｜2:1｜カラー｜中国語｜109分
提供：マクザム　配給：ムヴィオラ、マクザム　後援：台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
公式サイト：https://www.maxam.jp/hitofuta/
公式X（Twitter）:ID @hitofuta_eiga

東京から直行便で約4時間。台湾最大の都市、台北は日本とほぼ変わらない快適さを享受できる旅先として、年間を通して多くの日本人旅行者が訪れます。
エリアによって全く違う雰囲気を醸し出すので、目的や好みに応じた楽しみ方ができるのも台北の見どころ。

市内は台北MRTが張り巡らされているので、点在する台湾屈指の観光スポットを巡るもよし、世界的名店でグルメを楽しむもよし、少し郊外に足を延ばして自然と触れ合うもよし、限られた日数でも台湾を満喫できます。

ますます進化を続ける台北と、九分など近郊の町を徹底取材。新名所から街歩きが楽しい最旬エリア、いま話題の名物グルメまで、台北観光で知りたいすべてを網羅しました。夜市＆平渓線、マッサージ、おみやげの最新情報も満載！