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朝8時前。場所はモントレーフィッシャーマンズワーフ近く。イタリア系漁師の女神様”Santa Rosalia(サンタ・ロザリア)”に祈る「サンノゼまでの一人旅をお守りください‥。」これからモントレーからサンノゼ(サンフランシスコ)まで公共交通機関で帰る。
宿泊先のおっちゃんでさえ知らなかった『San Jose Express』「そんなの初めて聞いたが、ダウンタウンのトランジットプラザに行けばいいなじゃいか〜?」と大雑把に教えてもらった。正直完全に車の生活なので地元の人がバスや公共交通機関を知らないのは理解できます。
『Montoerey Salinas Transit』 通称”MST” とよんでいる路線バスでモントレー周辺の主要な町を結んでいる。 トランジットプラザは、バスターミナルの事。 しかし、Tyler、Munras、Peal という道路が交わっている三角地帯にいくつかのベンチと時刻表があるだけで雨風をしのぐ為の駅舎はない。 いかにお天気がイイのか感じる開放的なバスターミナルだ。 日がな一日を過ごしている人、独り言をずーっとしゃべっている人がいたけど、明るいうちは女子一人旅でも普通に気をつけていれば問題なさそう。
プラザのMunrasの通りの反対側にTrader Joe’s(トレジョ)があるので、そこでバス時間まで買い物したり、ピーツコーヒー “期間限定アニバーサリーブレンド” をフレンチプレスで!$2.95(Sサイズ)とお茶を飲んで待っていてもいいかもしれない。
『MST Rider’s Guide』 バスのスケジュールや運賃が掲載されている小冊子が1ドル。 これによれば、サンノゼ行き急行バスは、毎日3便、平日9:50発、15:15発は、アムトラックのキャピトルコリドーと接続できるようになっている。 サンノゼなたカルトレインとの接続もあります。モントレー周辺を公共交通機関で回ってみたい方、この小冊子は1ドル以上の情報量。 バスの運転手さんが持っています。
9:50発、サンノゼ・エクスプレスの料金は12ドル。12:03サンノゼ到着予定の2時間ちょっとの路線バス旅行。
ちょっとだけ観光バス風を予想したけど、明らかに路線バスのシート。
海を見たり‥。
水まきをしている農場見たり‥。
レタスの産地サリナスで、自転車を持った人が乗車。どこから自転車でここまできたのかしらん。
“ガーリック・キャピトル” のギルロイを過ぎたら車内にクーラーが入り寒くてストールを羽織った。 そして、”シリコンバレーのベットタウン” モーガンヒルでは、道ばたのカリフォルニアポピーと原っぱの向こう住宅建設ラッシュの風景が広がった。
San Jose State Universityのバス停で何人か降りた。
お昼少し前、目的地『San Jose Diridon Station』到着。
古き良き鉄道時代の駅舎でアムトラックのキップ買うもよし、
プラットホーム脇でカルトレインでサンフランシスコに向かうもよし。そして、アムトラック(エマリービル)かカルトレイン(4th St)どちらが早く着くか?
それぞれ普通に接続したという前提で、アムトラックは、エマリービルから接続バス、カルトレインは終点から#30のミュニバスを使う前提で、ユニオンSQにどちらが早く着くか調べてみると、結局接続バス、ミュニバスの時間も含めてほぼ同じ。上手くできてるまさにお好きな列車に乗ってOK。
肝心の料金は、アムトラックが、$24.50。 カルトレインが、9ドル(クリッパーは$8.75)料金ではカルトレインに軍配。
結果、安くサンフランシスコまで行くならカルトレインとなったんだけど、我がiPhoneのバッテリー、朝満タンにチャージしてもサンノゼ到着時には、残量が40%をきってしまった。 カルトレイン車内では充電できないけど、アムトラックにはコンセントがついているのでチャージができる!食事もワインも車内販売あり。
☆ アムトラックの名誉の為にお値段が高いのはちゃんと理由があり、それは一言付け加えておきたい‥。