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【京都】下鴨神社の「みたらし祭」で健康祈願!気を付けるポイントやTipsをご紹介

さゆみ

さゆみ

大阪特派員

更新日
2025年7月21日
公開日
2025年7月21日

2025年7月18日(金)から7月27日(日)の10日間、京都の下鴨神社では夏神事のひとつ、「みたらし祭」が開催されています。別名「足つけ神事」とも呼ばれる、京都の夏の風物詩です。土用丑の日の前後に開催されるこちらの神事では、通常は入ることが出来ない境内の池に入って御手洗社にろうそくをお供えし、一年の無病息災を願います。開催日に行ってまいりましたので、様子をお届けします。

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みたらし団子の語源

みたらし祭の提灯

みたらし、と言えば多くの人が真っ先に思い出すのは「みたらし団子」ではないでしょうか。甘辛い醤油味でお馴染み、日本のソウルフードともいえる和菓子の語源になったのが、本神事の中心となる「御手洗池(みたらしいけ)」です。下鴨神社の境内には、井戸の上に祀られる井上社があり、その前に御手洗池が広がっています。古くは平安貴族たちの季節の変わり目の禊場として機能し、現在でも賀茂祭(葵祭)での斎王代の御禊の儀の会場となっています。そんな御手洗池の底から湧き出る水泡をかたどったものが、みたらし団子だと言われています。

御手洗池

みたらし祭の流れと注意点

神事の流れ①

まずは楼門内東側(正面からは言って右側)の受付で献灯料をおさめましょう。大人は500円、中学生以下はお志です。案内に従って靴脱ぎ場で靴袋を受け取り、靴と靴下を脱ぎましょう。脱ぎ終わったら、その場でろうそくが手渡されるので、落とさないようにいざ池へ!

池は大人のふくらはぎ~膝下までの深さ

神事の流れ②

御手洗社までたどりついたら、受け取ったろうそくに火をつけ献灯します。お供えが終われば、池から上がって靴履き場で靴を履きましょう。最後に御神水をいただいて、神事は終了です。

Tips

  • 神事に行く際は、裾をまくりやすいボトムスで行きましょう
    意外と深い場所もあり、まくり方が甘いと裾が濡れてしまいます。出来る限りまくりやすく、かつその形を保ってくれるようなボトムスで行くと楽でしょう。スカートの場合は裾を縛ることが出来るゴムなどがあれば便利です。
  • 浴衣の裾をまくる方法は事前予習を!
    夏の風物詩イベントに必須の浴衣ですが、着付けを崩さずきれいに裾をまくる方法は意外とわからないもの。池に入る直前で慌てないように、事前に調べるとスムーズです。
  • タオル、ティッシュは持参しましょう
    池から上がった時に足を拭くためのタオルを持っていきましょう。貸し出しはありません。また、下鴨神社には備え付けのトイレットペーパーがありません。お手洗いに行く際に困らないように、ティッシュの持参をお勧めします。
  • 小さいお子様は深さに注意
    一番深い所では大人の膝程度の水深になりますので、小さいお子様が池に入る場合は十分に気を付けましょう。

 

限定品の授与も!

  • 特別御祈祷用御守り
  • 限定御朱印

本神事に合わせて、限定の授与品も多数準備されています。特に御朱印は涼しげなカラーで御手洗池の水泡が表現されていて、目からも涼を感じられる素敵なデザインです。数に限りがありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

みたらし祭でこの夏も元気に!

楼門脇の提灯

暑い日が続きますが、みたらし祭で涼しく無病息災を祈り、今年も元気に過ごしましょう。期間中、京都でお過ごしの方はぜひ訪れてみてください。

◆下鴨神社
住所:〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:075-781-0010
定休日:なし
URL:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
開閉門時間:楼門内 午前6時半開門/午後5時閉門
河合社 午前6時半開門/午後4時半閉門

◆みたらし祭
開催日程:2025年7月18日(金)~ 7月27日(日)
※露店の出店は7月19日・20日・21日・24日・25日・26日・27日を予定
料金:大人500円、中学生以下は志納
時間:9:00~20:00
駐車料金:最初の1時間は1,000円、以降30分毎に500円
※1 期間中、下鴨本通りから西駐車場への右折入庫不可
※2 常設の西駐車場の他に、馬場臨時駐車場が開設予定
※3 7月19日(土)、20日(日)、21日(月祝)26日(土)、27日(日)は境内南側の御蔭通からも入庫可能

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