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【京都】霊鑑寺は椿が見ごろ!ここだけのお花見を楽しんで

さゆみ

さゆみ

大阪特派員

更新日
2025年4月3日
公開日
2025年4月3日
©さゆみ

京都市左京区にある霊鑑寺が、春の特別公開中です。霊鑑寺は通常非公開の寺院ですが、椿の開花時期に合わせて毎年特別に公開されます。今年は2025年3月20日(木)から4月13日(日)の25日間です。美しい庭園に咲く100種類を超えるさまざまな種類の椿を楽しめます。椿と言えば、緑の生け垣にビビットピンクの大きな花がそれぞれ力強く咲いているイメージがありますが、霊鑑寺には可憐な薄ピンクの小花や薔薇の様な赤さのもの等多種多様な椿が育てられていて、この時期だけの映えスポットになっています。また、特別拝観の期間に合わせて限定御朱印も頒布されています。霊鑑寺で桜ではない、一味違ったお花見を満喫しませんか?

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霊鑑寺:春の特別公開

色とりどりの椿がお出迎え
  • 正門と寺標
  • 2つで存在感ばっちりのお花

霊鑑寺は京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町にある尼寺です。住職は歴代の皇女が担ってきたことから皇室とも大変縁が深く、門跡寺院として現在も続いています。御本尊は如意輪観音で、別名「谷の御所」とも呼ばれています。ここ霊鑑寺に多くの椿が植えられるようになったのは、1600年代の寺院改修を決定した後水尾天皇が椿の花を好んだことがきっかけです。庭園内では京都市指定天然記念物の日光椿(じっこうつばき)をはじめ、散椿、月光、白牡丹椿、など100種以上の椿を楽しむことができ、「椿の寺」の愛称でも知られています。

かわいすぎる!おすすめフォトスポット

ローゼフローラの落ち椿
  • 柔らかいピンクが愛らしい椿
  • 椿をバックに御朱印撮影が出来る
  • 手水鉢の中にも

「椿の寺」の名にたがわず、目につく場所全てで椿を楽しむことが出来ます。中でも人気なのは、御朱印帳の表装にもなっているローゼフローラの落ち椿です。新緑の苔とのコントラストが美しく、多くの方が思わずスマホ・カメラを取り出していました。また、入り口近くに設置されている巨大なアクリル水槽のお花は、毎朝ご住職が新鮮なお花に入れ替えていらっしゃるとか。何度足を運んでも違った表情を見ることが出来るため、リピーターも後を絶たないそうです。

椿以外にも見どころ満載

  • ©︎霊鑑寺 正門
  • ©︎霊鑑寺 書院

霊鑑寺には、後西天皇が上皇時代に生活した院の御所が移築されています。その中には狩野派の作と伝わる障壁画「四季花鳥図」をはじめ、日頃見ることが出来ない貴重な品々が飾られています。特別拝観期間はそれらを見学することが出来る唯一のチャンスです。如意輪観音像を祀る本堂、御所人形や絵カルタ、漆器など皇室ゆかりの雅な寺宝を味わえます。

今年の春は霊鑑寺へ!

霊鑑寺では、通常御朱印に加えて「椿」仕様の特別御朱印も頒布されています。この時期だけの特別なお花見に、霊鑑寺へ是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

霊鑑寺 基本情報

住所  :京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段12
アクセス:地下鉄 M蹴上駅から徒歩25分
京都市バス真如堂前、錦林車庫前徒歩7分&駐車場なし。近隣のP利用ください
特別拝観:2025年3月20日(木)から4月13日(日)
10:00〜16:30(最終入場16:00)
大人800円/小学生400円/幼児無料

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