【岡山・美咲町】家族で楽しめる「まきばの館」

ご覧ください。広々とした敷地でしょう。園内はラベンダー園や約200万本のコスモス畑、約70種類のハーブ園に動物広場。アスレチック広場やディキャンプ場などを備え、奥の方には牧草地が広がっています。
気候のいい時は芝生広場でピクニックもいいですね。

ここのハーブ園の見どころといえば、シーズン外で紹介するのは心苦しいのですがラベンダーです。60アールの面積に８種類のラベンダーが約5,000株も植わっています。７月上旬までが見ごろという事ですが、今年は７月に訪れると終わりかけでした。
HPで確認していくのがおススメです。（写真は数年前のものです。）

ラベンダー情報

ハーブ類は約７０種類もあります。ちょっと、珍しいブロンズ・フェンネルもありました。グリーン・サントリナは、防虫作用があるのでポプリにするそうです。ハーブ類の効能の説明板もあり、興味深く拝見しました。

ドッグランもありますが、公園内は犬を連れて歩けないので、第4駐車場から入っていくようでした。
ドッグランの使用について

奥に見える白い物体は、牧草をロールにして包んだものです。芝生広場などにちょこちょこ置いてあって、白い包みに落書きができて子供たちに人気です。
また、1週、約３㌔のウォーキングコースもあるそうです。牧草地で牛を見ながら上ったり、下りたり森林浴もできる1時間ほどの散歩コースのようです。（暑いから行ってないけど、真夏以外はおススメです。）

人懐っこい山羊がいたり、動物とふれあえる広場は、以前はポニーや他のふれあい動物もいましたが、うさぎだけでした。

園内に小川が流れ、子供たちの歓声があがっています。
今の季節、子供たちの一番人気は、ここでの水遊びです。ただ、水路は定期的に清掃するため、小川の水が止まっていることもあります。
Instagramでチェックしてから行ってみてください。

レストランの中で、ここにしかないラベンダーのソフトクリームを発見しました。
ラベンダーとミルクのミックスです。ミルクは畜産研究所の搾りたての生乳を使い濃厚な甘さです。ラベンダー部分はちょっと、ほろ苦く、ミルクと一緒に食べるとちょうどいい甘さです。でも、暑いから直ぐにトロトロ溶け始めます。食べるのは時間との競争ですよ～。（笑）

ちなみに目の前の水路の水は、小川に流れ落ちていて、この先が”すべり台状”になっているので、多くの子供たちが集まり歓声があがっていました。

レストラン棟は、リニューアルされたばかりで、ガラス張りで開放的で素敵な空間になっていました。
ランチも今年から新しくなりました。
主にビュッフェとバーベキューでしたが、さすがにこの猛暑日に外でバーベキューをしている家族はいませんでした。
ビュッフェは地元の食材をふんだんに使い、お値段以上の価値があると大人気ですが、私が訪れた時間が遅かったせいで、食材がとても少なくなっていました。レストランのクローズは、17時ですが、ビュッフェは15時なのでお気をつけ下さい。

売店では、県産畜産物や乳製品のスイーツが人気を集めていました。私もここに来ると加工品やハーブを使った焼き菓子を買って帰ります。

いかがだったでしょうか。県北にあり、アクセスは車になってしまいますが、穴場的な存在の施設です。
岡山県の農林水産総合センター畜産研究所が母体となっているだけに乳肉加工品や乳製品の美味しさはまちがいありません。
予約が必要ですが、フラワーアレンジメント、ピッツア、ソーセージ作り体験などもあり、一年を通じて楽しめる施設になっています。
子供たちにとっては夏が一番人気のようですが、涼しくなるこれからの季節は、広い園内の散策にうってつけだと思います。

住　　所       〒709-3401　岡山県久米郡美咲町北2272
電話番号       0867-27-2332（レストラン「まきばの森FOOD＆SHOP」）
営業時間       10:00～17:00
定  休  日　    まきばの館：無休　　まきばの森（レストラン）：月曜日（祝日の場合は翌日）
料　　金　　無料
付帯施設        レストラン、乳肉加工施設（体験ルーム含む）、ハーブ園、アスレチック広場、動物広場
芝生広場、ドッグラン、乳肉加工施設、体験ルーム
駐車場    　　普通車200台、大型車6台

交通アクセス(車) 　　　中国自動車道院庄ICから約30分または、落合ICから約35分
交通アクセス(公共)          JR美作追分駅・JR坪井駅からタクシー約15分