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【米国・サンフランシスコ】バークレーほろ酔い記”ルーフトップラウンジvs老舗ブルワリー”

美丸(Mimaru)

美丸(Mimaru)

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2025年9月21日
公開日
2025年9月21日

おしゃれなルーフトップか、それとも懐かしのビアパブか──。学生時代を過ごしたバークレーで、かつてのクラスメートと巡ったのは、その両方でした。新しい街と変わらない街をハシゴしながら、思い出話に花が咲きます。

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流行りのルーフトップラウンジ”スタディーホール”

マリオットホテル系レジデンス。リッチな学生の生活拠点

最初に向かったのは、いまバークレーで注目を集めるルーフトップラウンジ「スタディーホール」。BART駅から徒歩圏内バークレー中心のレジデンス内という絶好の立地条件も人気の一つ。マリオットホテル系学生寮のような感じで、世界各国から集まった富裕層の学生たちが、屋上でおしゃれにグラスを傾けながらリッチなキャンパスライフを送っているとか。ビール片手になだらかな丘に沿って遠くサンフランシスコ湾が見渡せ、バークレーヒルに目をやればUCのシンボル”セイザータワー”も。360度のビューに私たちの学生時代にはなかったセレブの社交場のような雰囲気に、こんな街だったっけ?少なからず戸惑いも(苦笑)。バークレーの丘陵地に沈む夕日を眺めながら、新しい街の表情を堪能したひとときです。

  • お金持ちのアジア系学生が多いという
  • UCのリッチな学生たちのダイニングルームにもなっている?

メニューは、地元産の食材を使ったアペタイザーとシグネチャーカクテルを中心にクラフト感満載で軽めの前菜やドリンクに比重を置いた構成。フードはサステナブルな素材や季節の野菜を使っていて、体に負担の少ない“軽いひと皿”が並ぶあたりが、いかにもカリフォルニアらしい。バークレーといえばかなり食のこだわりも強く”ビーガン”、”グルテンフリー”が当たり前なのに、あえてそれが前面に出ていない「スタディーホール」は逆にユニーク。

  • 12階にあるルーフトップラウンジ。高層ビルがないだけに嬉しいパノラマビュー
  • フード。地元食材の良さが十分堪能できる

レジデンス以外の人でも気軽に利用できるので、ぜひバークレーの景色と共に楽しんでくださいね。

■スタディホール・ルーフトップラウンジ

住所: Residence Inn by Marriott Berkeley
   2121 Center St, Berkeley, CA 94704

電話番号:510-982-0114

オープン時間:毎日16:30〜22:00 金土〜0:00

URLhttps://www.studyhallrooftoplounge.com

旧知ブルワリー”トリプルロック”

変わらない看板

話が盛り上がるうちに、やはり足が向いたのは懐かしの老舗ブルワリー「トリプルロック」。久しぶりという事もあってお試しフライトを頼んで、ワカモレとトルティーヤチップスをつまみに選びました。スタディーホールの洗練された料理とは真逆。

1986年創業で、オリジナルのブルワリー設備を維持しながら、今も“アメリカで5番めに古い”という誇りを感じさせ至る所にあるビール染みが歴史を感じさせます。メニューにはジューシーなバーガーやクラシックなコンフォートフード、仕事終わりの力仕事系のお客さんたちがほっと一息つくのにぴったりの雰囲気。先ほどの健康志向とは裏腹だけど、これこそ「本来の飲み助」が喜ぶ場所なのだと思い知らされました。

  • シミだらけのバーカウンター。常連はほぼ席が決まっている
  • 久しぶりなので、いろいろ試してみたくなります

伝統校Calの学生たちと交わって乾杯もまた楽しい

■トリプルロックブルワリー&タップハウス

住所: 1920 Shattuck Ave., Berkeley, CA 94704

電話番号:510-843-2739

オープン時間:水〜土11:45〜23:00日〜21:00、月16:00〜22:00、火〜22:00

URLhttps://www.triplerock.com

感想

いかがでしたか?今回は学生時代の思い出にひたってしまいましたが、相変わらずの先ずは生一丁で乾杯。学生街はリッチに激変したのに、私たちのはしご酒好きはそのままでした。ん10年前と同じ気持ちで大声で笑いながら変わったのは景色だけだったかも。バークレーはいつきてもまた違う歩き方なのだ!

*トップの写真はUCBのセイザータワーから見たSF湾。

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