【タイ】ナーガの洞窟がSNSで話題に!バンコク郊外の知られざる観光地ワット・ウェールワナーラーム
2026.2.10
キーワードで検索
2月末からの暑季入りを目前に、バンコクの気温は日に日に上昇しています。例年よりも暑くなるのが早い気がする…と筆者が感じたのもそのはず、予報では今年の暑季は昨年よりも気温が高くなるといわれています。
そんな暑さを吹き飛ばしてくれるのが冷たいビール!
今回はタイ最古のビールブランド、シンハビール直営のマイクロブルワリー併設レストランをご紹介します。
シンハービールを製造するブンロート・ブルワリー社が創業したのが1933年。
タイでもっとも長い歴史を誇るこのビール、ドイツの伝統的な製法を取り入れ、高品質な大麦モルトとホップを使用し、一番搾りから醸造されています。しっかりと苦味を感じるプレミアムラガービールなので、味のメリハリがあるタイ料理との相性は抜群。ブンロート・ブルワリーグループの他ブランド(レオビール)と合わせると約6割の市場シェアを占めており、シンハーはそのなかでもスタンダードからプレミアム層を担う存在として広く親しまれています。
「シンハー(Singha)」はサンスクリット語で「獅子」を意味し、タイの古典文学や伝承に登場する4種の獅子のひとつ、「獅子王(ラーチャシー)」に由来します。獅子王は、王の威厳を備えた特別な存在として、勇気や権威、高貴さの象徴とされ、古くから守護や王権と結びつく神聖な生き物として語り継がれてきました。シンハービールは、その力強く気高いイメージをブランドの精神に重ねています。
シンハービールがほかのビールブランドと一線を画すのは、「ガルーダ紋章」がパッケージに印刷されている点でしょう。ガルーダ紋章はタイの国章であり、憲法や官報など政府が発行する文書の表紙には必ずこの紋章が印刷されています。製造元のブンロート・ブルワリー社は、1939年にラーマ8世より、王室お墨付きの証である紋章の使用を許可されました。これは、誠実な事業運営と高い品質が王室に認められた企業にのみ与えられる最高の栄誉なのです。
さて、そのシンハービールが手がけるマイクロブルワリー併設レストランが「EST.33(エス・サーム・サーム)」。「The Nine Center Rama 9(ザ・ナイン・センター・ラマ・ナイン)」というモールの一階にあります。店名は製造元が創業した1933年に由来します。ブンロート・ブルワリー社の醸造所を思わせる“Brewtique Factory”をインテリアのコンセプトに掲げ、店内ではここでしか味わえないオリジナルのクラフトビールが造られています。
クラフトビールは3種類あり、ジャスミンライスのモルトを使用した「Lager(ラガー)」、オレンジピールを使用したホワイトビールの「Snowy(スノーウィ)」、赤銅色が印象的な「KOPPER(コッパー)」。そのなかでも筆者のお薦めは「KOPPER」。ジャスミンライスの発芽玄米を焙煎して生み出した美しい色合いと、ドイツ・ハラタウ産のパールホップによるやわらかな香りが特徴です。約3週間かけて熟成させた味わいは香ばしさもありながらなめらかで飲みやすく、アルコール度数は約4.5%。食事と合わせながら気軽に楽しめる、店を代表する一杯です。
(アルコール類はほかに、クラフトビールを使ったカクテル、一般的なカクテル、ワインがあります。なお、シンハービールはここでは提供されていません。)
この日は友人とふたりで来店し、タイらしさが感じられる料理をメインに選んでみました。
・塩漬け卵のフレークがかかったカラマリ(イカのフリット)(Salted Egg Calamari 260THB)
アジア地域で広く親しまれているアヒルの塩漬け卵、鹹蛋(シエンタン)のフレークがかかったカラマリは、卵の黄身のコクが感じられる一品。
・とうもろこしのフライ(Fried Sweet Corn with Creamy White Sauce 160THB)
甘いとうもろこしに、塩気が強めのシーズニングパウダーがよく合います。
・アミエビのフリットとナムドークマイ種マンゴーのサラダ(Shrimp Fritter & Mango Salad with Sesame Dressing 260THB)
あらかじめ胡麻ドレッシングで和えてあり、フリットの塩気とマンゴーの甘酸っぱさがアクセントになっています。量が多いのでシェアすることを前提で注文したほうがよさそうです。
・キーマオ・シーフードスパゲティ(Hot & Spicy Seafood Spaghetti 360THB)
食材とホーリーバジル、生胡椒に加え、唐辛子とニンニクを利かせて炒める料理、「パット・キーマオ」のパスタバージョン。辛味はかなり強いですが、辛い物好きな方へのビールのアテとしては最高だと思います!
取材当日は平日でしたが、19時を過ぎた頃から徐々に混み始めました。20時からは生バンドの演奏が始まり、音楽を聴きながらお酒が楽しめる、タイではよく見られるレストランのスタイルだと思います。
ここでしか味わえない限定ビールを楽しめるのは、直営レストランならではの魅力です。
汗をかいた一日の締めくくりに気軽に立ち寄って、自分好みの一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。
■EST.33(エス・サーム・サーム)The Nine Rama 9
所在地:999, 999/1-4 Rama 9 Road, Suan-Luang, Bangkok
電話番号:089-205-1933
アクセス:最寄り駅のエアポート・レール・リンク(ART)のフアマーク駅(Hua Mak)から約3km先に位置しているため、移動には配車アプリの利用を推奨します。
営業時間:17:00~0:00 20時頃から生バンドの演奏が始まります。
URL:https://www.est-33.com/main/