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皆様、サワディーカー。タイにおいて、「タイの桜」と呼ばれるお花はいくつかありますが、バンコクでよく目にするタイの桜の和名は「キダチベニウゼン」(別称:「モモイロノウゼン」や「風鈴木」)、英語名は「Tabebuia rosea」、「Pink Trumpet tree」、「Pink Tecoma」 等の名称で紹介されるお花で、タイ語名は「チョンプー・パンティップ(タイ語表記:ชมพูพันธุ์ทิพย์、Chompoo Pantip)」。
毎年、タイで気温が上がり始める寒季の終わり頃の2月~4月頃に咲くと言われており、今年(2025年)も2月上旬に一度咲き、話題になった2日後に行くと、ほぼ散ってしまっていましたが、2回目に話題となった3月半ばの開花はわりと長らく続きました。今も、少し咲いていますが、今年は3月半ばが一番の見頃だったかなという印象を受けました。
今年一番の見頃は過ぎてしまった感がありますが、例年、2月~3月下旬がタイの桜(チョンプー・パンティップ)の見頃だと念頭に置いていただくとよいかなと思います。また、2月~3月末頃、タイ・バンコクの桜スポットとカフェ巡りをするのに適したバンコク観光ルートを以下に紹介します。
今年も、大変話題にのぼったのがBTSモーチット駅、またはMRTチャトチャック駅下車徒歩すぐチャトチャック公園のタイの桜です。満開の時に行くことができれば、公園内はもちろん、モーチット駅のプラットホームや下車して陸橋から見る眺めが見応えがありますが、公園内でも様々な工夫をこらして写真を撮っているタイ人女性が多いので、興味のある方は、SNSも参考にしていただけたらなと思います。検索の際は、「ชมพูพันธุ์ทิพย์(チョンプーパンティップ)」や「สวนจตุจักร(スワン・チャトチャック=チャトチャック公園」、「 จตุจักร(チャトチャック)」、「ซากุระเมืองไทย(タイの桜) 」等で検索してみるとよいと思います。なお、筆者は今年は3回程付近に行く機会があり、見ましたが、お花とのタイミングは合わなかったので、筆者が過去に紹介した以下記事も参考にしていただけると嬉しいです。
【2024年3月上旬】タイの桜が各地で再び満開!~パヤータイパレス等、バンコクにあるタイの桜の名所4ヵ所の様子を紹介 | 地球の歩き方
桜観賞の後は、チャトチャック公園前からタクシーで100バーツ程でアクセスできる、エレファントタワー※の見えるカフェ「Roof 24 Coffee & Bar」へ移動して、タイらしい風景と食事を楽しむのはいかがでしょうか。
料理メニューは少ないのですが、今回は軽食を楽しんでみたところ、パンもワッフルの触感も、チーズの味等もとてもおいしく、わりとボリュームもあり、タイ旅行中の友達もとても喜んでくれるところでした。また、この日はたまたかもしれませんが、お店の女性の店員さんに写真撮影をスマートフォンでお願いしたのですが、とても綺麗に数枚撮ってくれて、感謝感激でした。
お店の情報は、以下記事で紹介済みですので、よかったら、合わせて参考にしてください。
記事「日中から営業!エレファントタワーと一緒に写真が撮れる低層ルーフトップカフェ「Roof 24 Coffee & Bar」 | 地球の歩き方」
※エレファントタワー(ElephantTower/ตึกช้าง)は、1997年に完成し、世界的にも取り上げられた建物。The Elephant BuildingやChang Buildingという名称で紹介されることもあり、中はオフィスや居住スペースの他、ショッピングプラザも入っているようですが、部外者は入場不可のようです。
ちなみに、チャトチャック公園前(駅近く)に停車しているタクシーはメーターであまり走ってくれず、また、カフェの場所の説明もややこしいと思いますので、BoltやGrab等、配車アプリを事前にインストールしておいて、利用できるようにしておくことをおすすめします。もちろん、また、BTSの駅から徒歩10分程なので、BTSに再乗車してアクセスすることもできます。
カフェ「Roof 24 Coffee & Bar」から徒歩約12分の、BTS最寄り駅であるパポンヨーティン24駅(Phahonyothin 24 station)からもエレファントタワーは見え、そのパポンヨーティン24駅(Phahonyothin 24 station)とラチャヨーティン駅(Ratchayothin station)から見えるエレファントタワーの眺めは、以前、記事「タイの電車BTS(バンコクスカイトレイン)から見える⁉象さん2選」内で紹介しましたが、最近、BTS(バンコクスカイトレイン)のハーイェーク・ラートプラオ駅(Ha Yaek Lat Phrao station)からも見えることに気が付きました。
カフェからは徒歩で18分程かかりますが、ハーイェーク・ラートプラオ駅(Ha Yaek Lat Phrao station)でエレファントタワーを見て帰るのはいかがでしょうか。駅での長居はおすすめしませんが、駅のプラットフォームが広く、個人的には、一番好きな眺めでした。
このエリアは、在住日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、ハーイェーク・ラートプラオ駅は2019年にオープンし、すぐ近くにはセントラル・ラップラオ等もあり、近所で暮らす人には便利だろうなと感じるエリアの印象を受けました。
パヤタイパレス内のお庭空間には、大きなタイの桜の木が一本あるぐらいですが、居心地のよい空間で、ポートレートを撮りに来ている人もちらほら散見するスポットの1つです。また、パヤタイパレス内にあるタイ最古と言われるカフェ「カフェドノラシン(Café de Norasingha)」の雰囲気も素敵だと話題です。
毎週火曜日と木曜日の午前中(7時頃~12時頃)、在住日本人の間では、カタラやモクタラと呼ばれる市場(タイ語:タラート)が大学敷地内のスターバックスコーヒー前で開催されています。短期間のタイ・バンコク観光客の方に特におすすめはしませんが、近隣住民にとっては便利な場所。
今年は、桜が満開になった3月12日と13日の14~21時、食べ物を中心とした小規模な市場が大学内時計台の近くで開催されていました。食べ物以外では、射的があり、賑わっていました。
また、最近は、金曜日の夕方からも、スターバックスコーヒー前で食べ物を中心とした市場が開催されたり、近隣住民曰く、3月はイベントの開催が多いそうで、近くに用事のある方はこの機会に見てみるのもよいかもしれないなと思う場所の1つです。
以上、タイ・バンコクで気軽に見られるタイの桜情報と観光プランを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。名所と言われるところのタイの桜が意外と少なくがっくりされることもあったり、名所でなくても、一本だけ咲いている木でも花びらがたくさんついていたりすると、綺麗だなと思うことがあります。日本の名所等に比べるとどうなのか分かりませんが、興味のある方は、またの機会に、観光プランを参考にタイの桜も楽しんでもらえたらなと思います。それでは、皆様、サワディーカー。