
円安のパリをお得に楽しむコツも!約2年ぶりの改訂版『パリ&近郊の町』から最旬情報をお届け
コロナ禍を経て約2年ぶりの改訂となる地球の歩き方『パリ&近郊の町』。2024年の五輪開催を控え、新しい美術館など、続々と誕生しているパリの新たなスポットをたっぷり紹介しています。また円安や物価高騰でも楽しめるよう賢い節約テクニックを指南。新しいパリを満喫しながら、お得に旅する情報が満載です。
特集は「パリの新名所」

16年の年月を経て2021年に再開、優雅なアールヌーヴォー、アールデコ建築と、斬新な現代建築が融合した「サマリテーヌ」や、安藤忠雄氏が設計を担当したことで注目を集め、2021年に開館した現代美術のギャラリー「ブルス・ド・コメルス ピノー・コレクション」。また、2022年5月にリニューアルオープンしたばかり、中世美術の至宝を新たな空間で鑑賞できるようになったクリュニー美術館など、パリにさらなる魅力を加えているスポットの数々を、豊富な写真とともに解説しています。
サマリテーヌ
- 住所
- 9, rue de la Monnaie 1er
- 営業時間
- 10:00〜20:00
- 休
- 5/1
- アクセス
- メトロ7号線Pont Neufから約1分

Bourse de Commerce — Pinault Collection © Tadao Ando Architect & Associates, Niney et Marca Architectes, Agence Pierre-Antoine Gatier
Photo Marc Domage
ブルス・ド・コメルス ピノー・コレクション
- 住所
- 2, rue de Viarmes 1er
- 開館時間
- 11:00〜19:00(金、第1土曜〜21:00)
- 休
- 火、5/1
- アクセス
- メトロ4号線Les Hallesから約5分

Musée de Cluny - musée national du Moyen Âge © Alexis Paoli, OPPIC
クリュニー美術館
- 住所
- 28, rue du Sommerard 5e
- 開館時間
- 9:30〜18:15(第1と第3木曜〜21:00)
- 休
- 火、1/1、5/1、12/25
- アクセス
- メトロ10号線Cluny La Sorbonneから徒歩約1分
スーパーマーケット活用術

久しぶりの改訂作業で実感したのは、ウクライナ情勢などの影響による「物価高」。しばらく「円安」が続いていることもあり、円換算すると、特に外食費が日本と比べると高く感じられます。とはいえ、美食の都パリを訪れるなら、やはりおいしく旅したいもの。こんなときに活用したいのが、「モノプリ」などのスーパーマーケット。量り売りやパック詰めされた総菜やパテ、チーズ、ワインなどを買ってホテルの部屋で食べれば、レストラン代金の3分の1ほどで済みます。デパートのグルメ館を利用すれば、よりリッチなお部屋ごはんに。本書では、そんな安くておいしい「倹約グルメのヒント」を紹介しています。レストランでの食事とテイクアウトを組み合わせて、メリハリのあるプランを立てるのが、おいしいパリを満喫するためのコツです。グルメなおみやげもスーパーマーケットで調達して、帰国後もパリの余韻を楽しみましょう。
モノプリ・シャンゼリゼ店
- 住所
- 109, rue de la Boétie 8e
- 営業時間
- 9:00〜22:00(日曜10:00〜)
- アクセス
- メトロ1、9号線Franklin D. Rooseveltから徒歩約3分
With&Afterコロナのフランス観光は?

フランスでは、新型コロナウィルス感染拡大予防に関するさまざまな制限が撤廃され、コロナ禍以前の日常を取り戻しています。ただ、コロナ禍での経験を経て、観光の仕方やシステムが変化してきました。たとえば、美術館の入場制限が長く行われていたことから、事前予約システムを備えた施設が増えました。予約は「必須」ではないが「強く推奨される」所もあり、長時間列に並ぶのを避けるため、事前予約のメリットは大きくなっています。また、日本帰国に際しては、必要とされる条件があり、出発前に準備するものやフランス滞在中の注意についてもまとめました。新型コロナウィルス感染症に関する情報は、状況に応じて変更されます。在フランス日本国大使館
や、厚生労働省のウェブサイトなどで、最新情報を確認しましょう。
エッフェル塔などの観光名所は、既に欧米からの観光客で賑わうなど、観光都市としての顔を取り戻しているパリ。『パリ&近郊の町 2023~24』掲載の「お得ワザ」を使って、進化し続ける町を堪能してください。
パリ旅のおともに!旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック
歴史遺産を守りつつ常に未来を見据えて進化を続けるパリ。新名所の紹介はもちろん、初めてでもおひさしぶりでもパリを安心して旅するためのとっておき情報が満載!取り外せて便利な別冊MAP付き
※当記事は、2022年12月6日現在のものです
TEXT: 『地球の歩き方 A07 パリ&近郊の町』編集担当 坂井彰代
PHOTO: オフィス・ギア
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2022年12月6日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。
≫≫≫(関連記事)https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/article/travel-support/

筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
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