【2023年最新】韓国在住ライター厳選!弘大(弘大前・望遠洞・延南洞)エリアのおすすめカフェ
2023.5.12
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海外旅行の際にとりあえずその街の一番高い所に登りたい、その国の歴史的建造物や街を一望したい、という方も多いのではないでしょうか。韓国にも歴史ある建物やソウルの街並みが望めるタワーがあります。今回は韓国でぜひ訪れてほしいおすすめの建築物とその歴史を、韓国在住の筆者が紹介します。
目次
景福宮(キョンボックン・경복궁)は朝鮮時代の1395年に建てられた朝鮮王朝の正宮です。朝鮮時代の王が代々政治を行ったり、王族が生活したりする場所として使われていました。現在は観光地として広く開かれ、国宝の建造物をじっくりと観覧できます。自由に入場し観ることができますが、解説ガイドによる案内を受けるとより景福宮の歴史的背景について詳しく知ることができるのでおすすめです。日本語ガイドは1日2回ありますので、その時間に合わせて訪れてみてください。
景福宮では、色鮮やかな古宮を背景に春は桜、秋は紅葉と季節ごとに趣の異なる風景の写真が撮れるので、フォトスポットとしても人気です。韓国の伝統衣装である韓服(ハンボク・한복)を着て入場すると入場料が無料になるため、韓服を着て写真を撮る観光客もいます。景福宮の周辺には複数の韓服レンタルショップがありますので、そこで気に入った韓服を借りて入ることができます。
景福宮(Gyeongbokgung Palace)
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ソウルから1時間ちょっとで行ける京畿道水原市(キョンギド・スウォン市)にある世界遺産・水原華城(スウォンファソン・수원화성)。朝鮮王朝第22代の王、正祖(チョンジョ)が1796年に築城し、1997年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。城郭は建てられた当時のまま保存され、東洋と西洋の建築技術を利用されている点に歴史的価値があります。
水原華城には華城四大門と呼ばれる八達門、長安門、華西門、蒼龍門(パルダルムン、チャンアンムン、ファソムン、チャンリョンムン)と連なってできた城壁があり、そこにある遺跡を見ながら、歩いて回ることができます。歩くと5.7kmありますが、華城御車(ファソンオチャ)という観光自動車(有料)を利用すると楽に回れます。正祖の父の墓を訪れる際の宿泊場所として使われていた華城行宮(ファソンヘングン)は有料で見学が可能です。
水原市には水原カルビやフライドチキン通りがあり、グルメも一緒に楽しむのもおすすめです。特に、塩だけで味付けされた肉本来のうま味を感じられる水原カルビはぜひチェックしてみてください。
水原華城
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ソウルの中心に位置する標高約240mの小高い山、南山(ナムサン)。その上にある電波塔がNソウルタワー(N서울타워)です。1980年に開館してから、長い間ソウルのシンボルタワーとして親しまれています。Nソウルタワー自体の高さは236.7mですが、山の上にあるため、海抜約480mの高さからソウルの街を眺めることができます。
Nソウルタワーは2005年にリニューアルした際につけられた名称で、南山にあるため南山ソウルタワーとも呼ばれます。Nソウルタワーの下にはギャラリーや飲食店があり、展望だけでなくいろいろと楽しめます。
北側からは北漢山(プッカンサン)の麓のビル群、南側からは漢江(ハンガン)や江南(カンナム)エリアを望むことができます。夕方から夜にかけては夕焼けとともに夜景が見られるので、おすすめの時間帯です。展望台まで上らなくてもソウルが一望でき、ソウルの大きさを感じることができます。
カップルのデートスポットとしても人気で、愛を誓い合う南京錠をかけて行く人が多いです。Nソウルタワーへは徒歩、バス、ケーブルカーで行くことができ、観光感を味わいたい人にはケーブルカーがおすすめです。乗車時間は15分で、景色を眺めながら楽に到着できます。繁華街の明洞(ミョンドン)からゆっくり歩いて行くこともできますので、ソウル市内観光とセットで楽しんでみてはいかがでしょうか。
韓国の新しいランドマークタワーとして2017年に開業したロッテワールドタワー(롯데월드타워)。高さ555m、123階建ての超高層ビルです。地震や台風に強い設計になっています。地下1階~12階はショッピングモールやシネマ、コンサートホールなどの入った複合施設、76階~101階はホテルのシグニエルソウル(SIGNIEL SEOUL)、117階~123階は展望台のソウルスカイ(SEOUL SKY)、ほかの階はオフィスやマンションとして利用されています。
展望台のソウルスカイへは地下1階のショッピングモール内にあるチケット売場から一気にエレベーターで行けます。韓国一高い展望台なので、空の上にいるような感覚に。カフェやお土産ショップもあるので、ゆっくりくつろいでみてはいがかでしょうか。
朝鮮時代の歴史的建造物である景福宮と世界遺産の水原華城、そして、現代のソウルの街並みを見渡せるNソウルタワーとロッテワールドタワーを紹介しました。韓国の歴史的建造物の多くは専門の解説ガイドがいますので、詳しい説明を聞きたい方は利用するとよいでしょう。Nソウルタワーは明洞(ミョンドン)、ロッテワールドタワーは蚕室(チャムシル)という繁華街、ショッピング街からすぐなので、展望台からの美しい景色を見たあとに食事やショッピングを楽しむことができます。建築物をじっくり見学した後は、韓国の今を感じてみてください。
監修:地球の歩き方
※記事内の料金は、1ウォン:約0.1円を参考に計算しています。