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ニューヨークにはたくさんの有名ジャズクラブがありますが、旅行客に人気があるジャズクラブを3つご紹介します。観光地やショッピングエリアからも近く、アクセスがいい場所です。
客層のほとんどは、ジャズクラブ初心者の旅行客です。緊張することなく、ジャズクラブでの夜を存分に楽しんでください。
1981年にグリニッジビレッジにオープンした「ブルーノート」は、大物アーティストが出演することで知られる有名なジャズクラブ。ニューヨークおよび世界で一番有名なジャズクラブといえるでしょう。ハワイ、ナパ、東京、名古屋、リオ、サンパウロ、ミラノ、北京、上海など、世界中にブルーノートがあります。
サラ・ヴォーン、ライオネル・ハンプトン、ディジー・ガレスピー、スタンリー・タレンタイン、オスカー・ピーターソン、レイ・ブラウン、ティト・プエンテなど、伝説的アーティストがステージを彩りました。
また、過去には観客席にいたスティービー・ワンダー、トニー・ベネット、ライザ・ミネリ、クインシー・ジョーンズなどがステージに呼ばれるという、嬉しいハプニングも起こったことも。
タイムワーナー・センターの5階と6階にある「ジャズ・アット・リンカーン・センター」は、世界最大の総合芸術施設「リンカーン・センター」のジャズ部門で3つの劇場があり、いずれも座席指定が必要です。
「ローズ・シアター」は1233席と広く、コンサート形式で演奏が行われます。「アペル・ルーム」は、 ステージ後方がガラス張りで、セントラルパークと摩天楼が広がるすばらしい眺めとともに演奏が楽しめます。飲食ができるのは、「ディジーズ・クラブ・コカ・コーラ」のみです。
こちらはいずれもほかのジャズクラブに比べて高価ですが、忘れられないゴージャスな夜が過ごせそう。堅苦しい感じはありませんが、気合をいれておしゃれして出かけたいものです。
1949年12月当時52丁目にオープンした「バードランド」は世界最大級のジャズクラブで、店名は不世出のサックス奏者チャーリー・パーカーのあだ名「バード」から名付けられています。
過去の出演者記録には、チャーリー・パーカーをはじめ、ディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、バド・パウエル、スタン・ゲッツ、レスター・ヤング、エロール・ガーナー、そのほかビッグネームのジャズミュージシャンが登場しています。
常連客には、ゲイリー・クーパー、マリリン・モンロー、フランク・シナトラ、ジョー・ルイス、マレーネ・ディートリッヒ、エヴァ・ガードナー、サミー・デイビス・ジュニア、シュガー・レイ・ロビンソンなどの有名人が訪れたそうです。同店は1986年にアップタウンの105丁目に移り、その後タイムズスクエアに近い現在のロケーションに移りました。
ジャズの歴史や攻略法、ニューヨークで旅行客がよく行くジャズクラブ3つをご紹介しました。ほかにも、ニューヨークでは以下のジャズクラブも有名です。
「ニューヨークで本場のジャズを楽しむ」夢を叶えに、ぜひニューヨークにいらしてくださいね。ニューヨークで、お待ちしています!
TEXT:ニューヨーク特派員 青山 沙羅
PHOTO:istock & Hideyuki Tatebayashi
*Do not use images without permission.
監修:地球の歩き方
掲載情報は2024年2月時点の情報です。価格や商品構成などは変更になる場合がありますので、事前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
2024年2月現在、1ドル:約147円です。