キーワードで検索
「アンダマン海の真珠」と称されるプーケットは、エメラルドグリーンの海、白い砂浜、そして独自の文化が息づく島。この美しい島には、リラックスできるビーチリゾートから、歴史的建造物、壮大な自然まで、訪れるべきスポットが点在している。本記事では、そんなプーケットでも、特におすすめの観光スポットを10ヵ所紹介する。
プーケット島の中心であるプーケット・タウンは、ノスタルジックな雰囲気が漂うエリアだ。ピンクやイエローのパステルカラーの建物がかわいらしく、絶好の撮影スポットでもある。プーケットは、かつてポルトガル人が交易の拠点とし、後に中国人労働者が流入した。その名残で、このエリアにはシノポルトガル様式の一軒家が点在している。
プーケット・タウン
詳細をみる
プーケット・シティ・ビューポイントは、ラン・ヒルという小高い丘の上にある展望台で、ビーチやプーケットの町並み、山々のコントラストなど、パノラマビューを楽しむことができる。特に夕方から夜にかけての景色は美しい。周囲にはカフェもあるのでコーヒーを片手に美しい景色を楽しむのもおすすめ。
プーケット・シティ・ビューポイント/ラン・ヒル(カオ・ラン)
詳細をみる
プーケットのランドマークともいえるビッグ・ブッダ(プラヤイ)。ナークゥート山の上にある大仏で、高さ45m、幅25.45m、重さ135tもあり、1万個以上の大理石を使って造られている。この大仏がある公園からはプーケットの全景を一望でき、特に早朝や夕方の時間帯は絶景。
プーケットの最南端に位置するプロムテープ岬は、絶景スポットとして知られる。美しい夕日も見どころのひとつ。広場にはヒンドゥー教の創造神プラ・プロムが祀られている。
プロムテープ岬
詳細をみる
パートーン・ビーチは、プーケットを代表するビーチで、波が穏やかで泳ぎやすいのが特徴。ビーチ周辺にはホテル、レストラン、ショッピングセンターなどがあり、人々でにぎわう。バングラー通り周辺にはバーがあるので、にぎやかなナイトライフも楽しめる。
パートーン・ビーチ
詳細をみる
パトン・ビーチのにぎやかさとは対照的に、カロン・ビーチはゆったりと過ごしたい旅行者におすすめ。ビーチ沿いにはホテルが点在しており、町にはレストランやショップもある。サンセットの時間には、静かに波打つ海を眺めながらのんびりと過ごすことができる。
カロン・ビーチ
詳細をみる
カタ・ビーチは、波が穏やかで美しい風景が広がるビーチで、家族連れやカップルに人気のスポットだ。小さな岬を挟んで、カタ・ヤイ・ビーチとカタ・ノイ・ビーチに分かれている。静かに海を楽しみたい人は、カタ・ノイ・ビーチがおすすめ。
カタ・ビーチ
詳細をみる
家族連れにおすすめなのが、プーケット水族館。プーケット海洋生物学センターの一部として設立された施設で、館内には熱帯魚やマングローブに生息する魚など、多種多様な海洋生物を見ることができる。館内には、110tの水の中を色とりどりの魚が泳ぐ様子が見られるトンネル型水槽もあり、まるで海の中を歩いているかのような感覚を楽しめる。
プーケット水族館
詳細をみる
パンガーは、石灰岩の奇岩群が作り出す独特の景観が広がっている。ピンカン島には、映画『007 黄金銃を持つ男』で登場した岩があり、「ジェームズ・ボンド岩」と呼ばれ人気。
パンガー湾に浮かぶパンイー島には、巨大な水上集落がある。18世紀末にマレー系の人々が住み着いたのが始まりで、現在では約1600人が暮らしている。住民はイスラム教徒で、教えに基づき伝統的な暮らしを今も続けている。
プーケットは、美しいビーチや自然だけでなく、歴史や文化に触れられるのが魅力。また、アクティビティ好きには、年間を通してマリンスポーツが楽しめるのもうれしい。ぜひプーケットを訪ね、日頃の喧騒から離れ、心穏やかな時間を過ごしてほしい。