【ANA搭乗レポート】アメリカの人気都市、シカゴへの旅

2025年8月現在、東京とシカゴを結ぶANAのフライトは毎日2便運航されています。今回は行きは成田発、帰りは羽田着を利用しました。

搭乗前にしておきたいのがオンラインチェックイン。出発の75分前までに、パスポート情報や座席指定、入国情報などを入力しておきましょう。事前にANA公式アプリをダウンロードしておくと操作も簡単でおすすめです。

公式アプリでの操作の流れ
「チェックインを開始する」を押す
↓
座席や連絡先情報を確認する
↓
機内持ち込みや預け入れ荷物の内容を確認して同意する
↓
チェックイン完了

アプリ上でオンラインチェックインが完了したら、モバイル搭乗券が自動的に表示されます。日本およびアメリカの空港からはモバイル搭乗券を使って搭乗できるので手間なく便利。モバイル搭乗券を利用できない方は、プリンターで印刷するか空港で受け取り搭乗券を入手しましょう。

成田空港に到着したら、第1ターミナル南ウィングのANAカウンターを（C/Dゾーン）目指しましょう。今回は顔認証技術を利用して搭乗手続きをスムーズに行うことができるFace Expressを利用してみました！

Face Expressの利用は非常に簡単で、機械の指示に従いパスポートを読み取り、顔情報を登録、そして個人情報の取り扱いに同意したら終了。パスポートとの顔照合もすぐ完了しました。

手荷物預入用のタグもこちらの機械で出力しスーツケースに通したら、そのまま自動手荷物預け機に進みます。

自動手荷物預け機も画面の操作に従って、顔写真を撮影し、荷物の重量を確認。右側にあるレーンにスーツケースをセットしたら手続きは完了です。

ANAの国際線手荷物のルールはこちら

身軽になったら保安検査場へ向かいましょう！Face Expressマークが表示されているレーンがあるので、そのレーンを通過します。パスポートや搭乗券の提示が不要なのがうれしいポイント。

さあ、いよいよ機内に搭乗！シカゴ行きのフライトでは利用できなかったのですが、成田発午前出発便全便とメキシコ行きのフライトは搭乗ゲートでもFace Express専用レーンから搭乗可能です。

成田‐シカゴ便はボーイング777-300ERの機体を利用。全212席あり、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの4カテゴリで構成されています。どのカテゴリも余裕のあるシートが特徴。トリトンブルーがさわやかなエコノミークラスのシートも34インチ（約86センチ）の広々したシートピッチ。高さはもちろん、6方向に調整可能なヘッドレストが頭をしっかり支えてくれてネックピローがなくても疲れにくかったです。

タッチパネル式パーソナルモニターが13.3インチと大きく、クラス世界最大サイズ！ USBポートやPC電源も完備しています。

長時間フライトの楽しみのひとつが機内食ですよね。東京‐シカゴ間は2種類から選べる夕食と朝食に加えて、パンの軽食もあり大満足のボリューム。食事と一緒に楽しめるANAオリジナルドリンクも多数あり、なかでもおすすめしたいのは「茅乃舎 野菜スープ」。やさしい味わいでホッとひと息つけます。

もうひとつ、機内で絶対したいことといったら映画や音楽などの機内エンターテイメントを満喫すること。東京からシカゴまでは約12時間のフライト時間なので、映画2本くらいは余裕で観られます。今回のフライトは映画三昧にしようと事前にANAサイトをチェックしていたところ……見つけたのが、ANA公式アプリ「MY SKY CHANNEL」。

搭乗前にはアプリからプログラムを確認したり、お気に入りリストの作成ができたりします。そして機内では、自分のスマートフォンと座席モニターとを同期させプログラムの再生ができるんです。スマートフォンはリモコンとしても利用でき、再生や早送りなんかも楽楽！

機内時間を楽しんでいたらあっという間にシカゴ・オヘア国際空港に到着！ ANA便はターミナル5に到着します。一般旅行者のアメリカへの入国はESTA利用が基本ですが、ESTAを使って2回目以降の入国の場合はMPC（Mobile Passport Control）レーンを使って入国が可能。以下も参考にしてみてください。

シカゴ・オヘア国際空港からは電車、タクシー、配車アプリ（Uber、Lyft）を利用して中心地まで向かいましょう。さぁ、シカゴ旅がスタート。アートにグルメに建築探訪……シカゴでの滞在を思う存分楽しんでください。

※当記事は、2025年8月現在のものです

TEXT&PHOTO：地球の歩き方編集室 日隈理絵
取材協力：ANA