【2025年版】ミュンヘン空港から市内のアクセス方法3選！料金や所要時間を解説

ミュンヘン空港（MUC）は、ミュンヘンの中心から北東へ約28.5kmのところにあり、フランクフルト空港に次ぐ、国内第2の乗降客数がある大空港。日本からは、全日空（ANA）とルフトハンザ航空の2社が直行便を運航しています。

ターミナルは1と2に分かれ、ターミナル2はルフトハンザとANAを含むそのパートナーエアライン専用となっています。両ターミナルの間には、ミュンヘン・エアポートセンター（MAC）と呼ばれるテント屋根の広場があり、レストランやショップ、銀行などが集結しています。冬には、広場でクリスマスマーケットなどのイベントが開かれ、本場のクリスマスムードを感じることができます。

ドイツ鉄道（DB）が運営している近郊電車・Sバーンで、ミュンヘン中央駅に向かいます。ミュンヘン空港駅の自動発券機で乗車券を買い、ミュンヘン中央駅方面行きのSバーン1（S1、市の西側を経由するルート）もしくはSバーン8（S8、市の東側を経由するルート）に乗車。所要時間はS1、S8いずれを利用してもさほど変わらず、ミュンヘン中央駅まで約40～45分です。

Sバーンの乗車券は、ミュンヘン空港駅からミュンヘン中央駅の区間で14.30ユーロ。購入時から翌朝6:00まで空港を含むミュンヘンM-5ゾーン内で乗り放題なエアポート・シティ・デイ・チケットは、16.30ユーロ。旅のスタイルに合った乗車券を購入しましょう。

空港とミュンヘン中央駅を結ぶ、ルフトハンザ・エクスプレスバス。ターミナル1、ターミナル2、ミュンヘン・エアポートセンターのいずれかから乗車ができます。乗車券は運転手から直接購入することもできますが、事前にオンラインで購入すると割引価格で入手が可能です。

Sバーンやエアポートバスが運行していない時間帯に到着した場合の移動手段として重要。空港からミュンヘン市内中心部まで、渋滞に巻き込まれなければ約40～45分が所要時間の目安です。チップは、料金の10％が一般的ですが、1ユーロ未満の端数を切り上げて、1～2ユーロを加算した額で支払うのがよいでしょう。

ドイツのミュンヘン空港からミュンヘン市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。