ドイツと日本の時差とフライト時間、時差ボケ対策

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年5月22日
公開日
2025年5月22日
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ドイツは多彩な顔をもつ国。首都ベルリンでは近代と歴史が融合し、ミュンヘンでは伝統的なビール文化が花開く。また、美しい自然に囲まれた黒い森やライン川沿いのワイン畑など、自然好きにも魅力的なスポットが豊富だ。日本から直行便もあり、アクセスも簡単。異国情緒あふれるこの国で、新たな発見を楽しもう。

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ドイツと日本との時差は8時間

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ドイツと日本の標準的な時差は8時間。ドイツは日本より8時間遅れている。例えば、日本が午前6時のとき、ドイツでは前日の午後10時となる。

ドイツ国内での時差

ドイツ国内での時差はない。首都ベルリンフランクフルトミュンヘンなど、すべての都市が同じ標準時を使用しているので、地域ごとの時差を気にする必要はない。

ドイツではサマータイムがあるか

ドイツではサマータイムが実施されている。サマータイム中は時計を1時間進めるため、日本との時差が7時間になる。期間は毎年3月の最終日曜日の午前2時から、10月の最終日曜日の午前3時まで。旅行のスケジュールがサマータイム開始、または終了日と重なってしまう場合は、フライトや電車の時刻、宿泊施設のチェックイン・チェックアウト時間を事前に確認しておこう。

日本時間とドイツ時間の時差対照表

日本時間 ドイツ時間(-8時間) サマータイム(-7時間)
09:00 01:00 02:00
12:00 04:00 05:00
15:00 07:00 08:00
18:00 10:00 11:00
21:00 13:00 14:00
00:00 16:00(前日) 17:00(前日)
03:00 19:00(前日) 20:00(前日)
06:00 22:00(前日) 23:00(前日)

ドイツ-日本のフライト時間

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日本からドイツへのフライト時間は、直行便を利用すると行きが約14時間、帰りが約13時間。乗り継ぎ便を利用する場合、ヨーロッパ経由ではトランジットを含めておおよそ15~20時間、アジア経由の場合もほぼ同じで15~18時間程度、中近東経由では18時間以上になることもある。

乗り継ぎ便は、直行便に比べて航空券が安くなることが多く、また、経由地での観光を楽しめる場合もある。ただし、乗り継ぎの待ち時間や手続きには注意が必要。あらかじめ十分な準備と計画を立てておこう。

正確なフライト時間はアルキカタ・ドット・コムで航空券を検索すると確認できるので参考にしてほしい、

直行便のあるドイツの空港とフライト時間

フランクフルト・マイン国際空港

ヨーロッパ最大級のハブ空港であるフランクフルト・マイン国際空港には、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、ルフトハンザ ドイツ航空が直行便を運航している。成田からの便は行きが約14時間30分、帰りが約13時間。羽田からの便は行きが約15時間、帰りが約13時間。

このフランクフルト・マイン国際空港は、高速鉄道(ICE)と直結しており、ドイツ国内外への移動も非常に便利だ。また、ショッピングエリアや多彩な飲食店だけでなく、充実したラウンジ施設や無料Wi-Fiサービスなどの設備が整っている。

ミュンヘン空港

ミュンヘン空港には、全日本空輸(ANA)とルフトハンザ ドイツ航空が直行便を運航している。羽田からの便は行きが約15時間、関西からの便は行きが約14時間30分。帰りはそれぞれ約13時間かかる。

このミュンヘン空港は、美しいデザインが特徴。ガラスを多用した建築は自然光を取り入れ、明るく開放的な空間を作り出している。広々としたターミナルには多彩なショッピングエリアや飲食店があり、快適に過ごすことができる。また、市内中心部へはSバーンで簡単にアクセス可能で、非常に便利な立地も魅力となっている。

ドイツでの時差ボケと対策

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日本とドイツ間のフライトでは、長時間の移動と8時間の時差により、時差ボケが発生しやすい。初日の観光やビジネス活動に支障をきたすことがあるため、できるだけ対策をしておくと安心だ。

フライト前の対策

旅行の数日前から、少しずつ現地時間に近づけた生活リズムを作って、体を慣らしておこう。また、出発前日は十分な睡眠を取ることも重要だ。旅行計画を立てる際は、到着日のスケジュールをゆったりとしたものにするとよいだろう。

フライト中の対策

機内では、無糖のお茶やミネラルウォーターでの水分補給を心がけること。これらの飲み物は体内の水分バランスを保つのに役立つ。アルコールやカフェインは利尿作用があり、脱水症状を引き起こしやすいため控えるようにしよう。

また、飛行中は血流が滞りやすく、エコノミークラス症候群のリスクがあるため、定期的に体を動かすとよい。足首を回したり膝を持ち上げたりするような、座席でできる簡単なストレッチなどで、血行が促進される。仮眠を取る際はアイマスクや耳栓を利用し、時間も到着地に合わせて調整しよう。

地球の歩き方オンラインショップでも、機内快適・リラックス用品を取り扱っているので参考にしてほしい。

フライト後の対策

到着後はできるだけ現地時間に合わせつつも、初日は無理をしないことが重要。昼間はベルリンならブランデンブルク門、ミュンヘンならマリエン広場など、有名な観光スポットを太陽を浴びながら散歩すれば、体内時計がリセットされやすくなる。食事は体に優しい地元の野菜や果物を使ったものをとり、夜は早めに就寝して、フライト疲れを回復させよう。

現地オプショナルツアーを地球の歩き方 Powered by VELTRA(ベルトラ)で紹介しているので参考にしてほしい。

ドイツの魅力を存分に楽しもう

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ドイツは直行便を利用すればアクセスも簡単。時差ボケについても、しっかり対策すれば、心配することはない。歴史的な建築物や風景、美食など、最大限に楽しむための情報をガイドブックで押さえ、ドイツ旅行を満喫しよう。

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