8月末のヨセミテ・20レイク盆地
2022.9.3
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9月の第一月曜日のレイバーデイ(勤労感謝の日)が終わり、アメリカは本格的な新学年(新学期)モードに入っています。
観光客でごった返していたヨセミテ国立公園も、夏の喧騒が嘘のようにひっそりと落ち着いた佇まいをみせていました。
Labor Day明けの静けさの戻ったヨセミテのTioga Pass道路沿いのハイシエラと呼ばれる高原地帯の様子です。
標高3000mのTioga Passを越えた東部シエラ山脈地区の20 Lakes地区にあるGreenstone Lakeを訪問してきたので合わせてご紹介します。
Yosemite Villageを9時に出発して、サンフランシスコには21時には戻ることができました。
今年は8月の末から何度か雷雨があり、例年なら水の無いヨセミテ滝にも水が戻ってきていました。
Yosemite ValleyからBOFロードを経由し、Crane FlatでTioga Passロードに入り45分ほど走ったところにOlmsted Pointがあります。氷河の削った花崗岩の石の上の展望台で、正面にHalf DomeとClouds Restを望むことができます。氷河の残した迷子石(Glacier Erratics)がそこかしこに残っています。
Olmsted Pointを過ぎると、目の前にTenaya Lake(2484m)が見えてきます。
湖面にはカヌーが浮かび、浜辺では多くの人が日光浴をたのしんでいます。
湖畔でしばし景色を堪能してください。
テナヤ湖の水は、テナヤ渓谷を経てMirror Lake,そしてヨセミテ渓谷へと流れています。
湖の南端には、Sunrise Camp, Clouds Restを経由し、Half Domeをへてヨセミテ渓谷に通じるハイキングトレールがあります。途中2泊の人気のトレールです。
Tenaya Lakeから更に15分ほど進むと、標高」2600m越えの高地に草原が広がっています。
こちらからは、Cathedral Lakeトレール、Glan Aulinトレールなど人気の日帰りトレールがあり、さらにMt, Whittnyに続くJohn Muir Trail(JMT)が通じています。
草原の向かいには、グリルが営業しています。隣にはコンビニもあります。また、JMTを歩く人の為に荷物の受け渡しが出来る郵便局も開設されています。
Grillのテントの右隣にはMountaineering schol事務所があります。
夏季の間は、ヨセミテ渓谷とを結ぶHikers Shutteleも運行されています。
また、マンモスレイクとヨセミテ渓谷を結ぶYARTSバスの運行もあります。
今回は、さらに先の20 Lakesを目指すのでこちらでハンバーガーとソーダを購入しました。
ヨセミテ国立公園の東の入口、Tioga Pass(3,000m)を越えた先にあるEastern SierraのSaddlebag Lake起点に、その先のGreenstone Lakeまでハイキングしてきました。
Saddlebag Lakeは、標高3000mにある湖です。丁度鞍(Saddle)に掛ける振り分けカバンのような形をしているので、そう名付けられています。1Kmのダートを走る必要があるのですが、その分訪問する人も少なく大好きなハイキング先です。
今回は、湖を反時計回りに一周する形で楽しんできました。
夏も終わりに近く、あまり野草を楽しむことができませんでしたが、それでもIndian Paint Brushの花が迎えてくれました。
ほぼ平坦なハイキングで標高3000mの景色を楽しめる。お勧めのハイキングです。