モンマルトル
montmartre
多くの画家たちが愛した風景が今もあちこちに残る
モンマルトルの丘にそびえる白亜の聖堂、サクレ・クールから南は、坂道の多い下町エリア。テルトル広場を中心に、19 世紀半ばには芸術家たちがアトリエを構えた。昔ながらのカフェやサクレ・クール聖堂に続く階段など、ノスタルジックな風情を感じながら散策できる場所だ。
交通メモ
メトロ⑫Abbessesまたは、メトロ②Anversで下車し、徒歩またはケーブルカーで丘に上る。階段や坂道が多いので、観光用ミニバス「プチトラン」を利用するのも一案。
グルメ
映画『アメリ』の舞台となった「カフェ・デ・ドゥー・ムーラン」では、映画に登場したクレーム・ブリュレが食べられる。サクレ・クール聖堂周辺には、昔ながらの歴史あるレストランも残る。
ショッピング
モンマルトルの丘の麓からオペラ地区に向かう坂道マルティール通りは、食材やスイーツの店が集まるグルメストリート。ランチにも利用できる。
エンターテインメント
赤い風車で有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」では、華麗なフレンチ・カンカンを観ることができる。歴史あるシャンソニエ「オ・ラパン・アジル」もあり、シャンソンの名曲をたっぷり聴かせてくれる。
夜と治安
メトロ②⑫Pigalleの北側一帯は歓楽街で、夜に女性ひとりで歩くのはすすめられない。「ムーラン・ルージュ」のナイトショーは、観光バスツアーに参加すれば、ホテルまで送ってくれるので安心だ。
トイレ
路上の無料トイレ以外あまり見つからない。美術館やカフェなどを利用したい。
写真
FAQ
観光スポットをまわる所要時間は?
ジュ・テームの壁→サクレ・クール聖堂のドームに上る→テルトル広場散策→モンマルトル美術館見学→「カフェ・デ・ドゥー・ムーラン」でクレーム・ブリュレ→ムーラン・ルージュ前で記念写真で約5時間。
モンマルトルの治安は?
ピガールなどの歓楽街に近く、ひったくり、強盗など凶悪な盗難事件が頻発。夜のひとり歩きはもちろん避けるべきだが、昼間でも注意が必要。サクレ・クール聖堂に上がる階段では、手首に強引にミサンガ(組ひものブレスレット)を巻き始め、高額な代金を要求するミサンガ売りも多い。
モンマルトルにゆかりのある画家は?
ユトリロ、ピカソ、ゴッホほか。マティスやドガ、モディリアニ、アポリネールらが暮らしていた共同アトリエ・洗濯船(ル・バトー・ラヴォワール)も、ここモンマルトルにありました。ルノワールの絵画『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』の風車は現存し、現在はレストランになっています。
基本情報
- 最寄りのメトロ(地下鉄)駅
- ⑫Abbesses、②Anvers
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