【2025年版】ビザなしで行ける国・地域、ビザが必要な国・地域
2025.5.22
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壮大な自然が魅力のアンドラ。ピレネー山脈に広がる豊かな森林と山々は、四季を通じて異なる表情を見せ、夏はハイキングやサイクリング、冬にはスキーやスノーボードが楽しめる。現地のガイドを頼めば、未開の自然を探検することもできる。2020年にオープンしたチベット橋は、全長603m、高さ1875mのヨーロッパ最長の歩行用つり橋で、スリルとともに360度の絶景を味わえると人気スポットになっている。標高が高く、澄みきった空気が心地よいアンドラを存分に体感し、絶景を目に焼きつけよう。
アンドラには中世から続く石造りの教会やたたずまいが美しい歴史的建造物が点在している。サンタ・コロマ教会はその代表格で、ロマネスク様式の美しい建築と壁画が訪れる者を魅了する。ほかにも、16世紀後半にブスケツ家の邸宅として建てられたカーサ・デ・ラ・バル(カサ・デ・ラ・バル)は、アンドラの歴史を物語る建築のひとつだ。1702~2011年まではアンドラ議会の本部として使われていたが、現在は博物館となっており見学が可能。これらの場所を巡ることで、時間を超えアンドラの深い歴史と文化に触れることができるだろう。歴史好きな人にとっては、見逃せない観光ポイントだ。
南ヨーロッパ最大級のスパ施設カルデアは、旅の疲れを癒やすのにぴったりのスポット。現代的な外観が特徴で、巨大ラグーンプールやジャグジー、サウナ、ハマムと呼ばれるトルコ式スチームバス、マッサージも充実している。温泉に浸かりながら眺める山々の景色は、日常のストレスを忘れ、心洗われるひとときになるだろう。日帰りでも楽しめるが、近くのホテルに泊まってゆったりとした時間を過ごすのもいいだろう。
アンドラ公国
約468平方キロメートル
約8.08万人
アンドラ・ラ・ベリャ
国民の大多数がカトリック
公用語はカタルーニャ語。その他、スペイン語、ポルトガル語、フランス語。
空港がないため、隣国フランスまたはスペインから陸路で入国。バルセロナからバスで約4時間弱。
年間の平均気温が8度と、1年を通して気温が低く、夏は避暑地としても人気。夏場は最高気温の平均が約22度、冬場の最低気温の平均が約氷点下4度。
以下は一般的な営業時間の目安であり、店舗により異なる場合がある。
アンドラと日本の時差は8時間で、日本のほうが8時間進んでいる。サマータイム実施中は7時間の時差となる。サマータイムの実施期間は3月最終日曜日~10月最終日曜日。
以下は主な全国共通の祝日。(※)は移動祝祭日で、年によって異なる(2025年の祝祭日を反映)。
チップを渡す習慣がある。
水道水は基本的に飲用可能だが、敏感な人はミネラルウオーターを購入するのがおすすめ。
アンドラ国内では無税で各種物品の購入が可能。出国の際はフランスまたはスペイン入国となるため、各国の免税範囲を超える場合は申告が必要。
比較的安全な国だが、観光シーズン中はスリや置き引きの被害が報告されている。特に観光客が多く集まる場所では貴重品に注意しよう。
レンタカーの運転者は18歳以上。パスポートやクレジットカードの提示も必要になる。年齢確認のため、身分証明書を携帯しておくとよい。
日本と同様、メートル法が採用されている。